【速報】心臓外科医・道井洋吏氏が小笠原クリニックへ転籍

北方ジャーナル

2010年04月07日 15:56



 心臓外科の分野で北海道随一の名医と言われる道井洋吏氏が、これまで勤務していた北海道大野病院(札幌市西区・大野猛三理事長)の院長職を辞し、この4月1日から南区で小笠原クリニック札幌病院などを展開している医療法人五月会(小笠原篤夫理事長)に籍を移しているのが分かった。五月会関係者の話では、道井氏は今年建設を予定している新病院の院長に就任する予定で、現在は新病院の準備委員長を務めているとのこと。
 なお、大野病院では理事長の大野猛三氏が院長職を兼任することとなり、社会医療法人 社団カレスサッポロ(西村昭男理事長)の北光記念病院(札幌市東区)から大川洋平氏が副院長に着任している。

 バイパス手術の分野で全国的にも名の通った道井氏が、新病院を舞台にどのような医療を展開しようとしているのか。その動向に注目が集まるところである。

2004年発売の『北海道百科』(北海道新聞社)の特集より。道井氏は手術数の統計が始まった頃から症例数ナンバーワンの地位を不動にしてきた道内を代表する心臓外科医だ。
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