在宅ホスピス・柴田岳三院長の診察室

北方ジャーナル

2012年01月25日 01:10


柴田院長の家にお邪魔したような感がある診察室(緩和クリニック・恵庭内)


 「在宅ホスピス」という言葉をご存知だろうか。末期癌患者などのペインコントロールをはじめ難病に苦しむ患者たちの在宅治療・生活を支援する医療のことだ。基本的に訪問診療という形をとり、入院患者は居ない。この取り組みを展開する「緩和クリニック・恵庭」の柴田岳三院長から1月下旬、話を聞く機会があった。

 柴田先生は、以前に室蘭の旧日鋼記念病院でホスピス医療を10年以上にわたって手がけていた経験がある。これを踏まえて近年に独立・開業したのが現在の診療所だった。クリニックには柴田先生が手がけるグループホームなどの高齢者施設「のりこハウス」が併設されており、福祉分野へのアプローチも含め興味深い取り組みがなされている。

 柴田先生の取り組みについては近いうち本誌でレポートしたい。  (く)
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