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2023年01月10日

新年のご挨拶に代えて 2月号の編集長日記から

新年のご挨拶に代えて 2月号の編集長日記から
写真は根室の納沙布岬

 読者の皆様、遅ればせながら、あけましておめでとうございます。本年も本誌、そして公式ブログともども、どうぞよろしくお願いいたします。編集部は年明けならぬ〆切明けをようやく迎え、2月号の刷り上がりを待ちながら、早くも3月号の準備に入っているところです。皆さんも、この連休明けから本格始動しているという方が少なくないのではないでしょうか。

 その2月号の編集長日記で、私は年明けの挨拶をかねて以下のように書きました。どうぞ本年もご愛読のほど。(く)

 太陽が出ている時間が最も短くなる冬至の前日まで北海道の東端、根室に居た。この時期は午後3時にもなれば夕暮れの雰囲気が漂い出し、4時過ぎはもう夜の風情だ。太陽が低い位置で西へ移動するため、ハンドルを握っていると眩しくてしょうがないが、同行したスタッフは横で「横浜あたりに比べると根室の方がずっと低い。やっぱ地球って丸いんですね」と呑気につぶやく。

 識者によれば冬至明けは太陽にとってのお正月に当たるという。極まった陰が陽へと切り替わる厳かな時節とも言えそうだ。その冬至明けの日本列島を襲ったのが、クリスマス寒波だった。北海道をはじめ本州の日本海側、四国まで広範に豪雪模様となり、大きな被害が出た。

 中でも深刻だったのがクルマの立ち往生や停電だ。特に立ち往生は下手をすれば生命に関わる。テレビに映し出される、雪に降り込められ何十時間も動けずにいる長い車列を見ていると、「こんな時、電気自動車はきっと使い物にならんな…」とつくづく思う。

 ともあれ人間界にとっての新年が明けた。そして今年、弊誌は半世紀を超えて新たな一歩を踏み出すことになる。読者の皆さんの声が雑誌を編むうえでの何よりの励みだ。2023年もどうぞご愛顧のほど。



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Posted by 北方ジャーナル at 12:19│Comments(0)編集長日記
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