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2022年11月20日

断崖に囲まれた積丹半島 シャコタンブルーが創る癒やしの空間のひと時

断崖に囲まれた積丹半島 シャコタンブルーが創る癒やしの空間のひと時
島武意海岸の展望台に抜けるトンネル(10月14日、本誌でのサブ写真)

 今月号の北海道フォトエッセイでは、モノトーンが世界を支配する前を惜しむかのように白井暢明氏が色鮮やかなショットを寄せてくれた。題材はシャコタンブルーだ。(く)

断崖に囲まれた積丹半島 シャコタンブルーが創る癒やしの空間のひと時
島武意海岸

 10月中旬、積丹半島に向かった。小樽を過ぎてすぐ、忍路・高島の地名が目に入る。ここでいつも頭に浮かんでくるのは江差追分の次の一節だ。

「忍路高島 及びもないが せめて歌棄 磯谷まで」

 なぜ遠方の江差の歌にこの地名が出てくるのか、昔から疑問に思っていた。諸説あるが、かつてここが日本一のニシンの漁場であったこと、そして江差からここまで来るには積丹半島の先端にある神威岬を通らなければならないが、明治初期まではここが女人禁制の地であったことが関係しているらしい。

 積丹半島はその全体が岩の塊といってもいい。海岸線はすべて断崖絶壁、だから先端まで行く間に数え切れないほどのトンネルを通った。そして半島の東の突端、積丹岬の駐車場に着くと、なんとここにも歩道のトンネルがあった。

 そのトンネルを抜けると、そこは雪国ではなく島武意海岸だ。暗がりから出たばかりの眼に海の青さが眩しい。浅瀬はエメラルドグリーンだが、深みはコバルトブルーだ。いわゆる「シャコタンブルー」とはこの色のことだろう。海面から突き出た岩礁も凜々しく美しい。

「日本の渚百選」と書かれた立て札もある。渚と聞けば波打ち際を連想する。確かに海岸まで降りる歩道があったが、下り上りが命がけとも思えるほどの急坂だ。愛する人と手をつないで渚を歩むのもいいが、こうしてひとりで渚を上から見下ろし、シャコタンブルーを眼に焼き付けるのもまた限りない癒やしのひと時だ。


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Posted by 北方ジャーナル at 23:56│Comments(0)編集長日記
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