2022年11月01日
厚労大臣がイーグルグループの美山社長に感謝状を贈呈 認められた多年に亘る移植医療への貢献

西嶋室長から感謝状を受け取る美山社長(右)
(10月29日午後、札幌市中央区のウイステリアホール)
イーグルグループの愛称で道内や関東圏でパチンコ・パチスロホールを展開している正栄プロジェクト(本社札幌)の美山正広社長が多年に亘る移植医療推進への貢献を認められ10月29日午後、厚生労働大臣から感謝状を授与された。

挨拶する美山社長
この日、第23回臓器移植推進国民大会(厚労省など主催)が札幌市内で開かれ、冒頭で美山社長をはじめとする令和4年度臓器移植対策推進功労者18人(個人の部)に感謝状が贈呈されたものだ。
加藤勝信厚労相の代理で出席した同省移植医療対策推進室・西嶋康浩室長から感謝状を受け取った美山社長は、個人の部を代表して次のように挨拶した。
「私たちが、2003年から移植医療推進を応援するようになったのは、藤堂先生(藤堂省氏=元北大医学部第一外科教授)と出会ったのがきっかけ。藤堂先生から臓器移植を受けられず苦しんでいる人が大勢いらっしゃる現実を教えてもらい衝撃を受け、北海道から現状を変えていきたいとの熱い思いに賛同して協力を決めました。以来、推進団体への寄付をはじめ店舗やスポーツイベント、雪まつりの会場などで臓器提供意思提供カードの配布といった広報活動に取り組んできました。移植医療の普及には、ひとりでも多くの国民に現状を知ってもらわねばなりません。これからも微力ながら移植医療推進に協力していきたい」
日本では改正臓器移植法の施行で2010年から本人の臓器提供の意思が不明な場合でも家族の承諾があれば臓器提供が可能になったが、移植が普及しているとは言い難い。
「現在、我が国では1万5千人程度がさまざま病気で移植を希望しているが、実際に移植医療を受けられるには年間400人ほどしかいない」(日本臓器移植ネットワーク・門田守人理事長の挨拶)

贈呈者らのフォトセッション
この日の国民大会では、先の藤堂医師による基調講演や専門家を交えた「みんなで考える臓器提供・移植医療」と題したトークセッションも行なわれ、盛会の内に幕を閉じた。(く)
Posted by 北方ジャーナル at 14:36│Comments(0)
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