2022年03月16日
反響続々。本誌4月号の新聞広告を道新に掲載

16日付道新朝刊に掲載された本誌4月号の広告
本日付で掲載した新聞広告の影響もあってか、早くも取次店などから追加発注のオファーが届いているのが14日に発売された本誌4月号だ。

ロシアによるウクライナ侵攻を題材にした今月の巻頭漫画
地域医療の危機を追う広域紋別病院問題のレポートや北洋銀行の親密企業「ネクステップ」に関する続報、そして江差高等看護学院のパワハラ問題で新たに発覚した大きな被害など、どれも目を通してもらいたい記事ばかりだが、現在ロシアが行なっているウクライナ侵略と重なる記事が、「ソ連侵攻を受けた元島民 77年前の辛酸」だ。
先の大戦の終戦時に起きた「日ソ中立条約」の一方的な破棄によるソ連の日本領土への侵攻。そんな当時の辛酸を味わったひとりである千島歯舞諸島居住者連盟根室支部長の宮谷内亮一さんが2月5日、急性心不全のため根室市内の病院で死去した。本誌は例年2月号の根室・北方領土特集で元島民への聞き書きを掲載。昨年12月には宮谷内さんへ通算8回目のインタビューを行ない、要約を本年2月号に掲載したばかりだった。
今回の記事では、宮谷内さんへの追悼の思いを込め、最後となったインタビューの全体をあらためて紹介した。そこには武力により故郷を蹂躙された当時の日本人の筆舌に尽くし難い辛酸が吐露されている。いま国難の真っ只中にあるウクライナの人々に心を寄せる意味でも是非読んでもらいたい一編だ。(く)
Posted by 北方ジャーナル at 17:10│Comments(0)
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