2022年02月12日
2月15日発売の本誌 北方ジャーナル3月号がスタンバイ
写真は12日朝、事務所に届いた3月号の表紙
2月15日発売予定の本誌、北方ジャーナル3月号が刷り上がり本日朝、事務所に到着。発売に先駆けて定期購読者や関係者に発送を終えた。今月も他誌では読めないコンテンツを是非、実物で確認してもらいたい。ちなみに今回の巻頭言では、ここのところ悩まされている雪について、私は「見方を変えれば」と題して次のように書いた。(く)
見方を変えれば
札幌市で24時間降雪量60センチという過去最多の大雪を記録した2月6日。大渋滞が発生するなど市民生活が大きく混乱した。
この日の大変さを思い出すだけでも嫌になるが、そんな中で頭に浮かんだのが星野リゾート代表・星野佳路さんの「石油よりも雪のほうが価値が出る時代が本当に来るのではないかと私は思っています」という言葉だ。
今月号に掲載したインタビューでの発言だが、記者から原稿が回ってきた時、読んで「そうか」と思わず笑ってしまった。
連日、雪かきや交通障害に悩まされている身としては「雪害」でしかないが、星野代表の発言は観光事業者、そしてコアなスキー愛好家としてのもの。そして彼の“価値ある雪”とはパウダースノーを指す。
私たちにとっては迷惑でしかない雪も見方と立場を変えれば、かけがえのない資源というわけだ。
星野代表は、北海道に住んでみたいとも発言されていた。ぜひ雪の多いどこかのまちでひと冬過ごしてもらい、そこでの雪との付き合いの感想も聞いてみたい。
価値は見方によって変わる。私たちはその見方を変えることが意外と苦手だ──。
札幌市で24時間降雪量60センチという過去最多の大雪を記録した2月6日。大渋滞が発生するなど市民生活が大きく混乱した。
この日の大変さを思い出すだけでも嫌になるが、そんな中で頭に浮かんだのが星野リゾート代表・星野佳路さんの「石油よりも雪のほうが価値が出る時代が本当に来るのではないかと私は思っています」という言葉だ。
今月号に掲載したインタビューでの発言だが、記者から原稿が回ってきた時、読んで「そうか」と思わず笑ってしまった。
連日、雪かきや交通障害に悩まされている身としては「雪害」でしかないが、星野代表の発言は観光事業者、そしてコアなスキー愛好家としてのもの。そして彼の“価値ある雪”とはパウダースノーを指す。
私たちにとっては迷惑でしかない雪も見方と立場を変えれば、かけがえのない資源というわけだ。
星野代表は、北海道に住んでみたいとも発言されていた。ぜひ雪の多いどこかのまちでひと冬過ごしてもらい、そこでの雪との付き合いの感想も聞いてみたい。
価値は見方によって変わる。私たちはその見方を変えることが意外と苦手だ──。
Posted by 北方ジャーナル at 09:20│Comments(0)
│編集長日記
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