2021年10月20日
赤潮被害に襲われた北海道でオホーツクから届いた秋鮭
事務所に届いた秋鮭。新鮮な魚体が美しい
田畑で、山で、海で、実りの秋を迎えるはずだった北海道を襲っているのが太平洋沿岸における赤潮被害だ。毒性のある植物性プランクトンによりウニや鮭が大量に斃死する未曾有の緊急事態。道庁の水産林務部はこの週末にも新たな被害統計を発表する予定だが、10月8日時点の約46億円を大幅に超えることは確実の見通しだ。
そんな中で事務所にオホーツクの浜から届いたのが、今年の秋鮭だった。
お世話になっている関係者の方々やスタッフたちにお歳暮がわりに配っている、ここ数年の恒例行事。幸いオホーツク海沿岸一帯は赤潮被害を免れ、その恩恵にあずかれたことは感謝しかないが、比較的豊漁と言われるオホーツク沿岸でも水揚げにはかなりのバラツキがあるようだ。
こと自然相手というのは、本当に思い通りにならないものだ。先週、オホーツク地方を4日間かけて歩いたが、取材した農業分野は旱魃高温の影響はあったものの被害は漁業に比べれば軽微と言っていい状況だった。
さっそく家人が捌いた中から、まずは、あら汁を頂戴したが、旨さの向こうに漁師さんたちの苦労が透けて見えるような気がした。(く)
こと自然相手というのは、本当に思い通りにならないものだ。先週、オホーツク地方を4日間かけて歩いたが、取材した農業分野は旱魃高温の影響はあったものの被害は漁業に比べれば軽微と言っていい状況だった。
さっそく家人が捌いた中から、まずは、あら汁を頂戴したが、旨さの向こうに漁師さんたちの苦労が透けて見えるような気がした。(く)
Posted by 北方ジャーナル at 23:47│Comments(0)
│編集長日記
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