2021年08月12日
8月14日発売の本誌、北方ジャーナル9月号がスタンバイ

今朝、事務所に届いた北方ジャーナル2021年9月号
8月14日発売予定の本誌、北方ジャーナル9月号が刷り上がり12日朝、事務所に到着。発売に先駆けて定期購読者や関係者に発送を終えた。今月も他誌では読めないコンテンツを是非、実物で確認してもらいたい。ちなみに今回の巻頭言では、最近におけるデルタ株によるCOVID-19の感染再拡大を受けて、私は次のように書いた。(く)

今月号の巻頭漫画もデルタ株が主役
攻めの姿勢を
感染抑止に取り組んできたこれまでの努力を嘲笑うかのようにCOVID-19の変異株が世界でコロナ禍の再拡大を招いている。周知のように我が国も東京五輪の最中に過去のピークをあっという間に超えた。
こうなると決まって叫ばれるのが、「さらなる人流の制限を」という掛け声だ。感染症は密になればなるほどリスクが高まるのが道理。もっともな指摘とはいえ「それしか言うことはないのか」という思いがもたげる。すでに我々が学んだように、人流の制限を突き詰めていけば、それは経済の死につながるからだ。
ここまでウイルスと闘ってきて、経済活動と感染抑止を両立させる「攻め」の姿勢を欠いていると感じるのは私だけだろうか。
今月号では接触感染対策に取り組んでいる企業を取材し、かねてから空間除菌の重要性についても触れてきた本誌だが、行政からのアナウンスには、こういった面でのアプローチがほとんど感じられない。
コロナ禍が本格的に始まって1年半。世界はワクチンをようやく手に入れたが、有効な治療薬はまだ行き渡っていない。
この病を「ただの風邪」にするためには攻めの姿勢が不可欠だ。
Posted by 北方ジャーナル at 11:17│Comments(0)
│編集長日記
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