2021年08月04日
石屋製菓と「三角山放送局」の らむれすが業務提携契約を締結

石屋製菓のシンボル的施設「白い恋人パーク」
北海道銘菓「白い恋人」でお馴染みの石屋製菓(本社札幌市西区、石水創社長)と、コミュニティFMラジオ「三角山放送局」を運営しているらむれす(本社札幌市西区、杉澤洋輝社長)は7月21日、業務提携契約を締結した。
ともに札幌市西区を活動拠点としている両社。これを発表したニュースリリースには、企業活動の根本にある思想にも共通点が多い、と示されており業務提携の経緯や今後のビジョンについては、「地域のため、北海道のために何ができるか話し合いを深め、このたびの業務提携が実現しました。今後は地域活性化のための多角的な情報発信を協働で推進し、札幌市、北海道を拠点とした地域振興を図ってまいります」としている。

「三角山放送局」スタジオ内の様子(写真提供、らむれす)
「しあわせをつくるお菓子」を企業理念に長期ビジョン「100年先も北海道に愛される会社へ」を掲げて、地域のしあわせを見据えた企業活動を展開している石屋製菓。1998年に開局し、「いっしょに、ねっ」をスローガンにラジオを通じて、地域に根差し人にやさしく、心に響く放送を発信している三角山放送局のらむれす。その両社が手を結んだことで、さまざまな形で地元である西区の盛り上げ、賑わい作りが図られていきそうだ。
具体的な取り組みとしては、地域振興コンテンツの共同開発による地域情報プラットフォーム事業の展開、白い恋人パークを活用した札幌西エリアの地域振興、SNSや動画コンテンツの制作を通じて相互のYouTubeチャンネルの有効活用を図る、などを計画している。
業務提携の意義に関し、リリースには両社の見解として次のコメントが記されている。
「パンデミック、少子高齢社会、地域福祉など、多くの課題を抱える地域社会において、企業活動の役割も大きく変化しています。コミュニケーションの在り方も変容の過渡期であり、既存メディアSNSの利活用、ICTを駆使した包摂社会の実現は喫緊の課題といえます。両社は、こうした持続可能な社会、持続可能なコミュニティの醸成には、地域社会の連携を強固にし、多様な取り組みを実践していくことが必要であると考えております」
Posted by 北方ジャーナル at 08:06│Comments(0)
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