2021年06月25日
深川市が6月議会で市立病院診療放射線科の贈収賄疑惑を「まだ調査中」と答弁。中間報告すらしない姿勢に市議らは反発
深川市役所
さる3月議会で同月8日、市立病院診療放射線科の公務員倫理規定違反と贈収賄疑惑について、北名照美市議(共産・10期)から野球観戦チケット授受に関する業者と職員とのやりとりの録音データを突きつけられ、「青天の霹靂」(山下貴史市長)という言葉とともに内部調査を約束していた深川市。出入り業者と診療放射線科幹部が癒着していた事実は、あったのか、なかったのか。それは贈収賄事件に発展する可能性はないのか。そして事実を告発した後、事務部に異動を命じられた元同科の放射線技師の人事は不利益措置に当たらないのか──。これらの問題の解明が期待されたのが、6月18日から開催された第2回定例会だった。
だが、この期待は裏切られることになる。北名市議や佐々木一夫市議(無所属・2期)らの質問に答弁した企画総務部長の三浦浩二氏は、調査委員会が4月23日に立ち上がったことなどを理由に「いまだ調査中であり、詳細は答えられない」旨の説明を繰り返し、全容解明とはほど遠い結果となった。
この件については次号8月号で詳報予定だ。(く)
北名市議
佐々木市議
この件については次号8月号で詳報予定だ。(く)
北名市議
佐々木市議
Posted by 北方ジャーナル at 00:07│Comments(0)
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