2021年05月10日
北海道経営未来塾第6期始動へ 塾頭に日成工機の森本千晶代表取締役を選出。初の女性塾頭が誕生
コロナ禍によりリモート講演も行なわれた第5期の経営未来塾の様子
北海道からニトリホールディングス・似鳥昭雄氏やアインホールディングス・大谷喜一氏のような全国に通じる経営者を育てよう──。そんな目的を掲げる産官協同による取り組み「北海道経営未来塾」(長内順一塾長)。スタートして丸5年が経過したところだが、このほど第6期(2021年度)における塾生の顔ぶれと活動内容が決まった。塾生を代表する塾頭には日成工機(上川郡当麻町)の森本千晶代表取締役が就き、同塾で初の女性塾頭になる。
若手経営者の育成に取り組む長内順一塾長(未来経営研究所社長)
塾生と塾頭の選考、活動内容は、4月23日に開かれた同塾実行委員会代表者会議(北海道商工会議所連合会、札幌商工会議所、北洋銀行、北海道銀行、札幌市、未来経営研究所の代表者で構成)で決まった。
第6期の塾生は35人でこれまでの未来塾経験者は22人、初めての塾生は13人。年代別には30歳代18人、40歳代17人で札幌市内が15人、札幌市以外は20人となっている。塾頭には、森本氏が満場一致で選ばれ、初の女性塾頭に就任する。
活動は、大谷氏や似鳥氏、TOTO(本社・北九州市小倉北区)相談役の張本邦雄氏、セコム(同・東京都渋谷区)会長の中山泰男氏など一流経営者の講演が予定されているほか、コロナ禍での活動に制約があるため、第5期に引き続いて5人程度の少人数グループでの活動にも重点を置く。
グループの活動には、北洋銀前会長の石井純二氏や道銀会長の堰八義博氏、セコマの丸谷智保会長、札商会頭の岩田圭剛氏、未来経営研究所社長で同塾塾長の長内順一氏が加わり、工場見学や経営についての意見交換などを行う。入塾式は5月20日(木)に札幌パークホテルで行う予定になっており、1年間の活動が始まる。(こ)
Posted by 北方ジャーナル at 12:04│Comments(0)
│政治経済
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