2021年02月11日
「大学を私物化、ガバナンスを破壊」 旭川医大の現役教授らが吉田学長の辞職・解任を求め署名活動を開始
吉田学長(左)と古川前病院長はかつては蜜月だったと言われる。
※写真は一連の教授不祥事を受けて開かれた昨年の記者会見(2020年1月28日午前11時過ぎ、旭川医大管理棟2階)
国立大学法人旭川医科大学(旭川市)の教職員らが学内から吉田晃敏学長(68)に「ノー」の声を上げた。2月9日夕、現役教授や名誉教授22人が発起人として名を連ねる「旭川医科大学の正常化を求める会」(求める会)が吉田学長の辞職もしくは解任を要請するための署名活動を始めたことが明らかになった。同会では活動を通してただちに吉田氏の辞職を求め、すみやかに辞職しない場合は、文部科学大臣に同氏の解任を申し出るよう学長選考会議に要請するとしている。
同日リリースされた「吉田晃敏学長の辞職・解任を求める署名活動にご協力ください」と題された趣意書で求める会は「同学長はこの14年間にわたり大学を私物化することにより、本学の価値を低め、ガバナンス機能を完全に破綻させました」と厳しく批判。大学を立て直すための第一歩は吉田氏の辞職か解任しかないとして「開学以来最大の危機を救うため、今こそ皆で声を上げるべき時」」と職員に訴えた。
今回の行動に踏み切った理由について求める会では、①新型コロナウイルス医療の中で起きた不適切発言 ②古川博之病院長に対する不当な解任ならびにパワハラ ③滝川市立病院からの勤務実態を伴わない収入といった吉田氏の学長としての問題点を挙げ、「吉田学長によるガバナンス機能不全の例は、まだ表面化していないものを含めると枚挙にいとまがない」とし、多くの教職員が同氏のパワハラ被害を受けていることにも言及した。遂に身内からもレッドカードを突きつけられた吉田学長。内外から日増しに風当たりが強まる中で、この危機を本人は乗り越えることができるのだろうか。
明日は、発起人のひとりである教授の生の声をお届けしたい。(く)
今回の行動に踏み切った理由について求める会では、①新型コロナウイルス医療の中で起きた不適切発言 ②古川博之病院長に対する不当な解任ならびにパワハラ ③滝川市立病院からの勤務実態を伴わない収入といった吉田氏の学長としての問題点を挙げ、「吉田学長によるガバナンス機能不全の例は、まだ表面化していないものを含めると枚挙にいとまがない」とし、多くの教職員が同氏のパワハラ被害を受けていることにも言及した。遂に身内からもレッドカードを突きつけられた吉田学長。内外から日増しに風当たりが強まる中で、この危機を本人は乗り越えることができるのだろうか。
明日は、発起人のひとりである教授の生の声をお届けしたい。(く)
Posted by 北方ジャーナル at 00:01│Comments(0)
│ニュース
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。