月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ

ホクレンのオリジナルアニメ「from North Field」のビジュアル

ホクレン農業協同組合連合会（本所札幌、内田和幸代表理事会長、以下ホクレン）は、若いホクレン職員を主人公に生産者との交流や農業に向かう熱い姿勢などを描いたオリジナルアニメーション「from North Field」の動画配信を、12月19日よりYouTubeで開始した。

同アニメは2019年４月のホクレン創立100周年を機に掲げたコーポレートメッセージ「つくる人を幸せに、食べる人を笑顔に」をテーマにしたもの。配信日に行なった制作発表会で内田会長は、「北海道農業の持続的な発展や、我々が手掛ける農畜産物を食べてもらうことで広く国内外の家庭の暮らしを豊かにしたいという思い、これからの100年も北海道の農と食の未来を担っていくという決意。そういった思いを込めたのが、このコーポレートメッセージですが、それをより多くの方々に伝えていくためにこのアニメを制作しました」と今回の取り組みの経緯を話した。


この取り組みの経緯を話す内田会長

同作品は劇場映画など幅広く映像エンタテインメントを手掛けるロボットとさまざまなアニメ作品を制作しているテレコム・アニメーションフィルムとの共作。主人公の声優は2019年４月から同９月まで放送し好評を博したＮＨＫ連続テレビ小説「なつぞら」でヒロインの高校時代の先輩、“番長”の愛称で親しまれた門倉努役を好演した俳優・板橋駿谷さんが担当した。板橋さんが声優を務めるのは今作品が初めて。「子供のころ最初に抱いた将来の夢は声優でした。それが25年の月日を経て叶いました」とインタビュー動画で話している。
主題歌には、槇原敬之さんの楽曲「You are so beautiful」を採用した。
　

制作発表会に詰め掛けた報道陣ら

ストーリー概要は網走市を舞台に、てん菜農家とホクレン職員が次第に理解を深めていく経過や共に困難に向かっていく様子を描いたものだが、これは実話から着想を得たものだという。なお動画収録時間はおよそ９分だ。