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2019年05月15日

北方ジャーナル2019年6月号

北方ジャーナル2019年6月号



5月15日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、インターネットではオンライン書店『Fujisan.co.jp』、あるいは直接当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。

【報道】函館消防・不正手当疑惑

「深夜勤務に架空手当」告発

「仮眠中」の嘘、常態化か
調査に追われる函館市消防


北方ジャーナル2019年6月号
函館市の消防本部で今春、長期間にわたる職員手当の不正受給を指摘する告発があり、組織として調査を始めたことがわかった。市内消防署などで昨年春まで、夜勤中の災害出動のうち時間外手当の対象とならないケースにも多くの手当が発生していた疑いがあるという。不正な支給額の解明などにはかなりの時間がかかることが予想され、同本部では現場職員への聴き取り調査を進めるなどして事実確認にあたっている。(小笠原 淳)

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【報道】性的少数者に法の下の平等を②

「私たちは『いない』のか」

LGBT“結婚差別”解消求め
札幌地裁で当事者が陳述


北方ジャーナル2019年6月号
北海道を含む全国4カ所の裁判所に一斉提起された「結婚の自由をすべての人に」訴訟。性的少数者(LGBT)のカップル3組が声を挙げた本道では4月中旬、初弁論を迎えた原告らが札幌の法廷で意見陳述に臨んだ。「私たちは紛れもない家族」「幸せになりたいだけなのに」――。切実な訴えは、先進諸国に後れをとる日本の婚姻制度を変えることができるのか。当事者による初めての闘いは、幕を開けたばかりだ。(小笠原 淳)

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【報道】失われた「専守防衛」

「安全なら、なぜ隠すのか」

自衛官の母、3度めの意見陳述
提訴4年、PKO派遣差止訴訟



北方ジャーナル2019年6月号
「国は『安全』の根拠を一切示してくれません」――。2016年に提起された裁判が本年4月、8度めの弁論を迎えた。陸上自衛隊の南スーダンPKO派遣差し止めを求めて起こされた訴訟は、初弁論後に部隊の「撤収」が伝わってからも取り下げられることなく、当時の『日報』開示などをめぐる争いが続いている。札幌地裁で改めて意見を述べることになった原告は、現職自衛官の母。「誰も殺し、殺されて欲しくない」一心で、法廷に立ち続ける。(小笠原 淳)

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【報道】裁判所、公文書の「隠し過ぎ」認める③

不正受給、痴漢、トイレ侵入…

最高裁が’17年不祥事を開示
15件中6件は全面不開示に

北方ジャーナル2019年6月号
本誌の文書開示請求に対し、2016年の裁判官・裁判所職員の不祥事記録を全件墨塗り開示した最高裁判所は、記者の苦情申出により300カ所以上の隠し過ぎを認めるに到った(前号まで既報)。翌17年の記録が比較的“海苔”の少ない状態で開示されたのは、以上の経緯を踏まえての対応だったと思われる。本号ではその概要を報告するが、これでもまだ2年前の記録であり、昨年のそれは未だに開示されていない――。(小笠原 淳)


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【報道】遺品の「お焚き上げ」に潜む危うさとは

そこに供養の心はあるのか

乱立する“焚き上げ業者”に
問われる実態と法令遵守


北方ジャーナル2019年6月号
高齢化社会の進展とともに右肩上がりで増えているのが死亡者の数だ。この中で近年、故人の遺品に関する整理や処分が社会的なテーマのひとつになっている。今回取り上げる「お焚き上げ」も、この遺品処分の一環だ。だが、故人ゆかりの品々を炎で浄化して供養するこの行為は関連法令に留意する必要があり、一歩間違えば違法処理につながりかねない危うさが潜んでいる。先進地と言われる札幌の業界を取材して見えてきた実態とは──。(本誌編集長・工藤年泰)

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【報道】苫前町発「補助金返還請求事件」の深層

待遇改善に尽力した社協の
主査を懲戒解雇した理事会


「給与引き上げ」の責任は誰にあるのか


北方ジャーナル2019年6月号
社会福祉協議会と自治体は二人三脚で地域の社会福祉を支える運命共同体。その両者の信頼関係が揺らぐ事態が苫前町(留萌管内・福士敦朗町長)で起きている。給与引き上げの手続きに不備があったとして同町は苫前町社会福祉協議会(渡部一男会長・以下社協)に補助金の返還を請求。一方的にその責任を問われた社協の女性主査が理事会によって懲戒解雇される事態となったのだ。苫前の福祉事業を揺るがす事件は、なぜ起きたのか。(佐久間康介)

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【インタビュー】鈴木直道・新北海道知事に訊く

希望は逆境への挑戦から生まれる
「徹底した道民目線」を貫く決意


北方ジャーナル2019年6月号
4期16年という長きにわたり続いた高橋はるみ道政から新顔に一転。これからの北海道の舵取り役を担うことになった鈴木直道知事。かつて全国最年少の市長に就任した青年はその8年後、破綻した我がまち・夕張の財政再生団体脱却に道筋を付けた直後に知事選出馬というさらに大きな挑戦を決断。162万人以上の道民の信任を得て現職の都道府県知事で最年少の首長となった。圧倒的勝利を収めた一方で、「官邸の傀儡では?」「全道で“攻めの廃線”を!?」などといった懸念も囁かれている鈴木氏だが、このほど「自分の言葉で取材に答えたい」と大型連休明けに単独インタビューに応じた。新知事が描く北海道の将来像は果たしていかなるものか──。
(聞き手=本誌編集長・工藤年泰)

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【インタビュー】2019 統一地方選・注目新人道議に訊く

どの地域にも必ずある魅力
「我がまちを誇る」気持ちを


空知管内選出 自由民主党
植村 真美氏(43)


北方ジャーナル2019年6月号
かつての炭鉱のまち・赤平市で育ち、現在は同市を含む旧産炭地の活性化に向けた活動をライフワークとしている植村真美氏。赤平市議を3期務め、副議長を経て今回道議(空知管内)として初当選を果たした。15年に女性として初の北海道JC会長に就任したほか、北海道若手市議会議員の会・会長や全国若手市議会議員の会・副会長も歴任するなど幅広く活動している植村氏。同氏が目指すのは、疲弊した地域を元気にするまちづくり。「全道のどんなまちにも必ず素晴らしい魅力がある」という信念は揺るがない。(髙橋貴充)

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【インタビュー】2019 統一地方選・注目新人道議に訊く

多様性を認める社会づくりは
地域を豊かにする活力を産む


札幌市東区選出 立憲民主党
渕上綾子氏(44)

北方ジャーナル2019年6月号
7期目を目指したベテランで国民民主党唯一の現職道議だった星野高志氏が落選するという波乱が起きた札幌市東区(定数4)。その中で3位当選を果たしたのが立憲民主党の新人・渕上綾子氏だ。政治経験ゼロという経歴もさることながら、都道府県議会で現職として唯一のLGBT(性的マイノリティ)議員の誕生ということが全国的に大きな話題となった。トランスジェンダーとしてLGBTが抱える不自由さや生きづらさを身を以って知る渕上道議は、多様性を認める北海道の社会づくりを目指す。(髙橋貴充)

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【ニュース】

■「海を原発から守ろう」地元住民が
日本海沿岸でキャンペーンを計画

 ──「南へ、北へ」この夏、岩内からキャラバンを開始

■銀幕スターを粘土人形で忠実に再現
小樽で高山美香さんの企画展開催中

 ──不思議な世界に引き込む「おもしろワールド」

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【インタビュー】苫前で16年ぶりに誕生した新町長・福士敦朗氏に訊く

「ここを一生暮らせるまちに」


北方ジャーナル2019年6月号
北海道屈指の強風を利用した風力発電で有名な人口約3千人の苫前町(留萌管内)。再生可能エネルギーのまち、そして食のまちでもある同町で16年ぶりに新町長が誕生した。無投票で選ばれた地元出身の福士敦朗氏(64)は国会議員秘書を25年間務め、直近は町議会副議長として活動するなど町政のツボを押さえている人物。この福士新町長の抱負とともに、4期を務めた前町長・森利男氏(77)の引退コメントをお届けする。(佐久間康介)

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【統一地方選】後志管内・市町村議会選挙の結果を読む

小樽市は投票率過去最低を更新

パワハラ訴えたニセコの斉藤町議は3選


北方ジャーナル2019年6月号
4月21日に投開票された地方統一選後半。後志管内では13市町村で議会議員選挙が行なわれ、このうち定数25をめぐり29人が争った小樽市議選は、最大会派の自民が改選前より1議席増やし8議席を獲得した。公明、立憲民主も改選前の議席を維持するなど共産党以外の与党勢力が多数を占めたが、投票率は49・62%と過去最低。市長選がなかったことも影響し有権者の関心の高まりを欠いた。平成最後となった管内の主な選挙戦を振り返ってみた。(武智敦子)

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【寄稿】2019年知事選とこれからの北海道を考える(前編)

「好青年」の光と影

新知事・鈴木直道に欠落している政策の幹

北海学園大学非常勤講師 忠海 久


北方ジャーナル2019年6月号
北海道知事選挙が4月7日に投開票され、各メディアはその結果を「与党候補、鈴木直道前夕張市長が圧勝」と伝えた。65万票の差がついたのだから勝者は「圧勝」、敗者の石川知裕元衆院議員は「惨敗」であったらしい。しかし、北海道の未来を具体的に考える時、こんな表面的な評価でいいわけはない。今回の知事選で何が問われたのか、しっかりと総括しておくべきである。

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【被害者支援】犯罪被害者支援弁護士フォーラム共同代表
弁護士・山田 廣 さんに訊く

被害を回復し、尊厳を守る
血の通った支援条例制定を


犯罪被害の真の回復とは何か


北方ジャーナル2019年6月号
犯罪被害に遭った人たちを救済する条例の制定をめざそうと、今夏にも札幌市に条例案を提出する「市民会議」。この市民会議で座長を務める山田廣弁護士(71)は、国の救済法施行前の前世紀末から被害者支援に取り組んできた。設立10年めを迎えた犯罪被害者支援弁護士フォーラム(VSフォーラム)では共同代表を務め、弁護士として札幌の裁判などで被害者参加代理人を引き受け続けている。長いこと〝蚊帳の外〟だった人たちに寄り添う理由は「被害者の尊厳を守るため」だという。(4月18日取材。聞き手=本誌編集長・工藤年泰)

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【連載】戦争遺産をめぐる旅 【48】

戦争の資材不足に翻弄された
幻の鉄路、奈良県・五新鉄道

公園に残る燃料の松脂採取跡


北方ジャーナル2019年6月号
奈良県の五條市内を通る五新鉄道跡は「幻の鉄道」として鉄道ファンに知られている。太平洋戦争で工事が一時中断し、その後、JRバスの専用路線として転用された歴史があるからだ。その奈良には鹿で有名な奈良公園があるが、公園内の多くの松の木には戦時中に松脂を取った跡が残っている。当時不足していた航空機の燃料にするため軍部が動いた痕跡である。このほか戦争に翻弄されつつ生き残った老舗ホテルなど、奈良と戦争をつなぐものは意外に多い。この地の戦争遺産をめぐる旅で、まるでタイムスリップのような感覚を味わった。
(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【新連載】砂澤 陣の新アイヌの誤謬

差別と腐敗を拡大する「アイヌ新法」


北方ジャーナル2019年6月号
「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律案」──いわゆるアイヌ新法が4月19日の参院本会議で賛成多数で可決・成立した。白老で国立アイヌ民族博物館などを整備する「民族共生象徴空間」のオープンを前にメディアもこぞって「アイヌ推し」に走っている印象だ。だが、このような流れに真っ向から異を唱えているのが、ほかならぬアイヌ系の血を引く工芸家の砂澤陣氏(56)である。その砂澤氏は「アイヌ新法は差別と腐敗を拡大し、日本人を分断する天下の悪法」と断言する。かつて連載し好評を博した同氏の姉・砂澤チニタ氏(故人)による「アイヌの誤謬」。その新装版を今月号からお届けする。

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【医療】
札幌東徳洲会病院が僧帽弁逆流症の
最新治療「マイトラクリップ」を導入

高齢者や合併症患者に朗報の
カテーテルによる低侵襲手術


北方ジャーナル2019年6月号
救急医療の拠点として知られる医療法人徳洲会 札幌東徳洲会病院(札幌市東区・太田智之院長・325床)。同病院では、心臓の弁が閉じずに血液が逆流する「僧帽弁閉鎖不全症」をカテーテルで治療するマイトラクリップ(Mitra Clip 経皮的僧帽弁形成術)をこの5月から導入した。欧米で普及し、昨年4月に保険収載されたマイトラクリップは、高齢や合併症などで開胸手術が難しい患者への新たな治療法として注目されているもの。すでに徳洲会グループの湘南鎌倉総合病院などで治療が始まり、多くの患者に朗報をもたらしている。札幌東徳洲会病院の副院長で循環器内科部長を兼任する山崎誠治医師(52)にマイトラクリップ治療のメリットや導入への意気込みを訊いた。(4月24日取材)

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【寄稿】『永年住宅』の実現に向けて(その3)

長寿命化するコンクリート

決め手は外断熱による躯体保護

前回、筆者は都市問題の中でもコンクリート集合住宅(以下RC住宅)にまつわる深刻な状況を説明し、解決手段として住宅の永年性(長寿命化)の実現を主張した。今回は、その流れを踏まえて同じ建物を何世代にもわたって使い続けることを実現するために必要なことを的を絞って書いてみたい。(建築史家 井尻 哲男)

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【経済】路地裏経済ウォッチ・令和時代の商業施設を読む

道内でオープンを控える
大型商業施設の新しい姿


北方ジャーナル2019年6月号
平成はショッピングセンター(SC)など大型商業施設の建設が相次いだ時代だった。大型店の出店を規制していた大規模小売店舗法(大店法)から大規模小売店舗立地法(大店立地法)へ2000年に移行し、出店は一気呵成に加速。そうして生まれた商業施設は街を変え、人々のライフスタイルを変えてきた。ペースは落ち着いてきたとはいえ、元号が変わっても商業施設の新設は続く。ここでは、記念すべき令和元年に新しく誕生する札幌市内の商業施設をはじめ、オープンを控える道内4カ所のSCの姿をウオッチする。それらは市民の間にどう溶け込んでいくだろうか。 (佐久間康介)

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【特集・土屋グループ創業50年の軌跡】

お客様と同じ目線に立った家づくり
「苦難福門」を経て辿り着いた節目


創業者会長 土屋 公三氏

北方ジャーナル2019年6月号
住宅建築に関する知識や技術を持たずに、たった一人で今日に至る土屋グループを創業した土屋公三会長(77)。これまでの歩みは決して平坦なものでは無かった。創業当初から幾つもの苦境に立たされたが、そのたびに持ち前の強い意思や向学心、縁を得た多くの人々の支えや助言でそれを克服し、尚且つ新しい転機も掴み取っていくという、正にピンチをチャンスに変え続けてきた半世紀だった。現在は自身がこれまでに学び実践してきた経営者としての在り方を後世にも伝えようと、講演などさまざまな活動に積極的に取り組んでいる。創業50年という大きな節目にあたり、現在の心境を尋ねた。(4月15日収録)

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【特集・土屋グループ創業50年の軌跡】

僕の頑張る姿を通じて
同世代に勇気や希望を


土屋ホームスキー部 選手兼監督 葛西 紀明氏


北方ジャーナル2019年6月号
スキージャンプ界の〝レジェンド〟葛西紀明氏(46)。所属する土屋ホームスキー部では2009年からチームの監督も務めているが、後輩の若きホープ・小林陵侑選手の今シーズンの大活躍には、監督として喜びを感じる反面、選手としては持ち前の負けん気の強さから悔しさを隠さず、次のシーズンに向け早くも闘志を燃やしている。その葛西氏らを擁する土屋ホームスキー部が発足して今年で18年。今やすっかり同社の顔と呼べるチームに成長した。土屋グループ創業50周年の節目にあたり、スキー部のこれまでの歩みやこれからの展望について葛西選手兼監督に訊いた。(4月6日収録)

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【企業】「セブンスギア」本田一輝代表取締役に訊く

起業家を夢見た若者が失敗を経て
形にした新しいスポーツビジネス


北方ジャーナル2019年6月号
高校時代から事業計画書を書き、20代で起業することを決めていたセブンスギア(本社札幌)の本田一輝代表取締役(38)。「フットサルスタジアム蹴」の運営とスポーツとカルチャーを体験できるフェスティバル「スポカルSP」を手掛けている本田氏だが、ここに至るまでの道のりは一筋縄ではなかった。起業を目指す人たちに参考になりそうな本田氏の経験を紹介しよう。 (佐久間康介)

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【連載】ルポ 「ひきこもり」㊺ ──本当の自分を隠す「いい子」たち

傷つきながらも母と娘が
最後につかんだ本当の絆


受け継がれる親子関係の負の連鎖


ひきこもりや心の問題を考える時、避けて通れないのが「母子関係」だ。過干渉・過保護だったり逆に子供に関心がなく愛情の薄い母親であっても、子供は母を求め「いい子」を演じる。親の感情に振り回された挙句、心の病に苦しんだりひきこもる人は少なくない。このように、無意識のうちに子供を追い詰める母は「毒母」と呼ばれることもあるが、紐解くとその親たちもまた自身の親子関係に悩み傷ついてきた過去があったりする。形を変えながら受け継がれる負の連鎖をどう断ち切るか。ある親子の軌跡を辿ってみた。(武智敦子)

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【8050問題】全国行脚の“ひきこもり外交官”が語る「8050問題」

埋もれた多くの当事者の声を
社会に反映するアクションを


北方ジャーナル2019年6月号
“ひきこもり外交官”として知られるさえきたいちさんが来道した。1年の3分の2を旅で過ごし全国各地の当事者イベントなどに参加、ひきこもり関係の最新事情を行く先々に届けている人物だ。4月17日には「ひきこもりサテライト・カフェin小樽」を訪れ、高齢の親と無職の子供が行き詰まる「8050問題」やひきこもり支援の現状、当事者活動の流れについて報告した。本稿では、この日のさえきさんの報告要旨を読者にお届けしたい。中でも注目は、当事者の視点から見た「8050問題」だ。(武智敦子)

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【連載】〝農と食〟北の大地から
連載第178回 特別インタビュー(前編)
いち早く6次産業化に取り組み、「農と食」・観光・森林づくりに奔走してきた我満 嘉明 さん

農家から事業家に転身し成功
盤渓の山に生き、生かされた
波瀾万丈の人生で悟ったもの


北方ジャーナル2019年6月号
「蒔かぬ種は生えない。自分の人生は、その種を蒔き続け、育て続けること」というのが、御歳80の我満嘉明さんのモットー。貧しい農家に生まれ、少年時代から農作業や山仕事、養鶏に従事した後、30歳を前に健康産業の創造をめざし、ばんけいスキー場の開発や飲食店経営に着手。長年にわたり「農と食」や観光、森林づくりなどに精力的な活動を続けてきた、6次産業化の草分け的存在でもある。同スキー場の真向かいに立つ自宅を訪れ、さまざまな挫折も経験した、我満さんの波瀾万丈の人生に耳を傾けた。(ルポライター 滝川 康治)

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【フォトレポート・トピックス】

●創立100周年のホクレンが記念式典 北海道農業の持続可能な発展を誓う
●最高峰のラグジュアリースイート しこつ湖 鶴雅別荘 碧の座オープン!
●THE NIKKA BARで竹鶴17年を愉しむ
●鉄道で栄えた地域の歴史を伝える「あびらD51ステーション」開業

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【連載コラムなど】
*道北フォトエッセイ
*根掛かり人生
*視点 公共交通をどうする?
*風俗嬢のonとoff
*シネマ
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*北海道⇄台湾フィルムプロジェクト
*時計GUYが行く
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常"
*戦火の女
*このプラモ凄い‼︎
*デンタルエッセイ

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【今月の表紙】鈴木翁二画
『6月の朝の花嫁』

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