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2018年07月10日

来年7月の参院選、立憲民主・勝部道議が立起

来年7月の参院選、立憲民主・勝部道議が立起
参院選への出馬を表明した勝部氏(7月9日、ホテルポールスター札幌で)

立憲民主党の勝部賢志道議は7月9日にホテルポールスター札幌で記者会見を行ない、来年7月の第25回参院選への出馬を表明した。
勝部氏は1959年千歳市出身の58歳。北海道教育大学札幌分校を卒業した後、江別市・千歳市・石狩市(厚田区)の小学校教員として19年勤務。2000年には北教組石狩支部書記長。03年に道議会議員に初当選し、現在まで4期務める。17年には道議会副議長に就任した。

参院選出馬について3つの理由を挙げた勝部氏。
1つは、現政権の安倍一強体制打倒に向けては野党結集が重要であり、その観点から立憲民主党・国民民主党・連合北海道・北海道農民政治力会議の民主系野党勢力4者からなる「民主連絡調整会議」からの候補者要請は、重く受け止めるべきものと感じたため。
次いで挙げたのは、6月に成立した働き方改革関連法について。「長時間労働の是正や過労死問題など、本来は働く人たちの悲劇を繰り返さないために議論された法整備だったはずが、雇用者側の論理で捻じ曲げられ、我々の望んだものとかけ離れてしまった」と語り、働く人たちの声をしっかりと届けるという思いも、立起を決断した理由のひとつとした。
そして3つ目は、人口減少や超高齢化、JR路線存廃問題やTPPなどさまざまな危機に直面している北海道の現状への憂慮。道議4期16年の間で取り組んできた北海道の諸問題を、国全体の問題として対策を講じていく、と気を吐いた。
 
勝部氏が掲げた政策は5つ。地場産業の振興や地域公共交通の確保、一括交付金による地域支援などを謳う「地域の暮らしを支える」。真の働き方改革実現や持続可能な社会保障などを訴える「人間のための経済」。子ども・子育て支援や自律的な地方自治、差別のない社会の実現などを目指す「活力ある共生社会」。そして原発ゼロ、立憲主義の回復だ。

なお勝部氏は当面、道議会議員は続けながら、参院選の準備をすすめるという。


タグ :参院選

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Posted by 北方ジャーナル at 15:20│Comments(0)政治経済
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