2017年11月17日
拓銀破綻20年─そこから私たちは何を学んだか─

かつて北海道経済の屋台骨を支えた北海道拓殖銀行
本日から20年前の1997年11月17日、北海道拓殖銀行が経営破綻した。バブルに乗じて規模拡大を目指した拓銀はインキュベーション路線で道内企業を育成、北海道経済をダイナミックに変えようとした。その考え方は間違ってなかったとしても、やり方は明らかに常軌を逸していた。拓銀経営陣はそれこそ一線を越え、回収の見込みがつかない資金を湯水のように新興企業に注ぎ込み、傷口を広げていった。

キャリアバンクの佐藤良雄社長
本誌では、この大きな経済事件をあらためて振り返る企画「拓銀破綻20年─そこから私たちは何を学んだか─」を10月号から連載中だ。現在店頭に並んでいる12月号では当時、若手経営者としてその拓銀の状況を冷静に見ていたキャリアバンクの佐藤良雄社長にご登場いただいている。その佐藤氏の目に破綻前の拓銀はどう映っていたのか──。(く)
Posted by 北方ジャーナル at 10:35│Comments(0)
│編集長日記
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