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月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ › 政治経済 › 民進党の再生なるか?前原・枝野両候補が来札

2017年08月28日

民進党の再生なるか?前原・枝野両候補が来札


前原氏(左)と枝野氏

9月1日投開票の民進党代表選を戦う前原誠司氏(55)と枝野幸男氏(53)が8月25日、札幌市中央区の大通公園で街頭演説した。7月の東京都議選で大敗し、蓮舫前代表も就任から1年と経たず辞任するなど、屋台骨が揺らぐ同党の立て直しを担う新たな顔を選ぶ戦いを、札幌市民はどう見つめたのか。

午後5時30分から始まった街頭演説。支援者らが集まり出したのは、その10分前くらいからだった。人だかりの中、目立ったのはプラカードを掲げ“野党共闘”を主張する一団。前原氏のスローガンを記した「All for All」ののぼりや、枝野氏のスローガン「認め合い、寄り添い、支え合う」を掲げたのぼりよりも、その場で彼らのメッセージは存在感を放っていた。だが、民進党の新代表を選択するという場で、“野党共闘”が声高に求められることの意味に違和感を拭い切れなかった。


演説会場で“野党共闘”を強く訴えていた一団

はじめにマイクを握った前原氏は、北海道好きを具体的にアピールした上で、一次産業の衰退や鉄路の路線存続問題など現在の北海道が抱える課題に言及。一次産業の振興については、「若者の参画が必須。新たな世代が農業や漁業の担い手となれるような仕組み作りが民進党の使命だ」として、一次産業全般における戸別所得補償制度の導入を訴えた。また、JR北海道の経営改善に関しては、「北海道は再生エネルギーの宝庫」とした上で、鉄路沿線での再生可能エネルギー発電事業参入など、鉄道外事業による収益向上を目指すべきと述べた。
そして、「民進党に欠けていたのは政策理念だ」と力を込めた。
 
続いて演説した枝野氏。代表選出馬について、「怒りと危機感から」と強く訴えた。
「政治が私物化され、情報隠しがまかり通り、憲法が蔑ろにされる。こうした政治状況を許してはいけない」
そして、「前原さんと私の政策は大きな方向で一致している」と述べた。
これまで内閣官房長官や党幹事長などトップを傍で支える役回りが多かった枝野氏だが、代表選出馬は今回が初めて。
「これまで、良かったことも、失敗して皆様にご迷惑を掛け失望させたことも、リーダーのすぐ傍で見てきました。だからこそ私ならできると思い、私だからやらなければならないと感じています」
また枝野氏の演説では、昨年の道5区補選で惜敗した池田まき氏の戦いを「大きなうねりを作った」と評価する場面も目立った。
「その大きなうねりの先頭に、私を立たせていただきたい」
そして、安倍政権の一次産業政策を金儲けに偏ったものとして繰り返し批判し、「地域を守り、暮らしを守ってきた人々の現場の声に基づいて、今の政治の流れを変えていく」と訴えた。

枝野氏自らが先に言葉にしたように、両者の政策の違いがわかりにくい今回の民進党代表選。トップが変わっても有権者が求める具体的な政策とその実行力を持たないまま現政権の批判のみに終始していては、肝心の国政選挙で都議選の二の舞ということにもなりかねない。


タグ :民進党

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Posted by 北方ジャーナル at 17:42│Comments(0)政治経済
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