月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ

５月17日にニューオータニイン札幌で行なわれたセミナーの様子

企業向けの基幹業務パッケージソフト「奉行シリーズ」などで知られるＯＢＣ（オービックビジネスコンサルタント、本社東京）は、９月８日にホテルニューオータニイン札幌（札幌市中央区北２条西１丁目）で働き方改革をメインテーマにしたセミナーを開催する。
　講師は、アクタス税理士法人（東京都港区）でシニアマネージャーを務める藤田益浩税理士と、労働基準監督官ＯＢでしのはら労働コンサルタント（東京都中野区）代表の篠原宏治特定社会保険労務士。そしてＯＢＣのプレゼンターらが務める。

５月セミナーで労基署対策を解説した篠原社労士。９月セミナーでは労災対策を講演する。

９月セミナーのタイムスケジュールは、10時30分から12時まで、藤田氏が「改正電子帳簿保存法による経理の業務改善」の演題で講演。見積書や納品書といった国税関係書類のスキャナ保存が、一定の要件の下で認められたことを受け、ペーパーレス化や保管コスト削減に関してレクチャーする。

13時30分から15時30分までは、篠原氏が労災対策について講演。「過重労働による労災認定がもたらす企業リスクと防止に向けた具体的対策」と題し、過重労働がもたらす健康被害や労働災害として認定される基準などについて解説する。篠原氏は、５月に札幌と旭川で行なわれたセミナーで労基署の臨検監督対策について講演し、定員を上回る受講者が来場するなど好評を博した。

15時50分から16時50分は、ＯＢＣのプレゼンターが「総務業務を改善する36の方法」について講演。こちらの講演は、ＯＢＣの全国の会場で好評だった業務改善セミナーである。紙やＥＸＣＥＬ等で行なっている36種の総務業務をシステムで代用する方法を解説する。さらに付属の診断チェックシートを利用して、短縮可能時間を具体的に把握することができる。働き方改革の第一歩として、労働時間削減を支援する。


アクタス税理士法人の藤田税理士

参加費は無料。事前申込制で先着150名まで受け付け。問合わせ先はＯＢＣ札幌営業所（℡０１１・２２１・８８５０）まで。