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2016年12月21日

モノ消費からコト消費へ。千歳タウンプラザが12月23日に一新


千歳タウンプラザ1階に新設した国内最大級のまちライブラリー

【リアルエコノミー連携記事】千歳市中心部にある「千歳タウンプラザ」(幸町4丁目)は、これまでの物販中心の施設内容から、地域の交流拠点的内容の施設に一新し12月23日リニューアルオープンする。新設したのは、市民が書籍を持ち寄ることで開放された図書館にする「まちライブラリー」、遊びを通じて子どもの体力づくりができる「あそびのくに ピッピちとせ」、人工芝を敷き詰めた屋内パークゴルフ場「千歳インドアパークゴルフクラブ」の3施設。
リニューアル後の「千歳タウンプラザ」は物販メインのモノ消費ではなく、地域に住む人々の活動や交流などを重視したコト消費空間として位置付けており、このコンセプトのもとで運営される施設は道内では最大規模となる。

「千歳タウンプラザ」は、1982年にオープンしたちとせデパートの建物を利用したもの。ちとせデパートは99年の破綻で施設は閉鎖されたが、その後、北海道空港(本社・千歳市)が2002年に建物を取得。関連会社のセントラルリーシングシステム(同・札幌市中央区)が05年に物販中心の「千歳タウンプラザ」として再オープンした。だが、建物の老朽化や営業不振などにより一部テナントを除いて15年に閉鎖、その後の活用策を検討していた。
その結果セントラル社は、物販による収益施設の維持は難しいと判断。中心市街地のコミュニティ機能を担う交流拠点とする方向に切り替え、今回コト消費型空間の拠点施設という位置付けで新たなスタートを切ることになった。

1階の「まちライブラリー@千歳タウンプラザ」は、一般社団法人まちライブラリーが運営している住民参加の交流型図書館。同様の施設は全国400カ所で展開しており、地域住民が書籍を寄贈して作っていくコミュニティ空間で、お気に入りの本にメッセージを付けたり、読んだ後の感想を書き込めるため本を通じて地域のコミュニケーションの輪が広がっていくのが特徴。会話や食事もできる自由な空間にもなっている。
道内には札幌市内の民間治療院の待合室と池田町の空き家を利用したまちライブラリーがあるが、延床面積約800㎡もの大規模なライブラリーは国内でも最大級。当初は6000冊からスタートするが、高さ2mを超える本棚には最大で4万冊近い収蔵ができるようになっている。
また「まちライブラリーカフェ」も併設。運営は、石窯を使ってその場で焼き上げるピッツァを提供する「ピッツァナポレターノカフェ」や「一口茶屋」などを展開するグリーンズプラネット(本社・東京都中央区)で、ソフトクリームの量り売りなども販売する予定だ。


2階「あそびのくに ピッピちとせ」のボールプール

2階の「あそびのくに ピッピちとせ」は、国内3万5000カ所で子どもの遊び環境を整えてきたボーネルンド(本社・東京都渋谷区)がプロデュースした。アミューズメント施設の域を超えた体力づくりを最優先に考えた道具や環境が整備されており、親子で楽しむことができる。9万個のボールで埋め尽くされたボールプールは支笏湖をイメージしており、ここでの遊びは体のツボを刺激したり癒しの効果があるという。
運営はセントラル社が担当し、専門のスタッフが子どもたちに遊び方などを教える。ボーネルンドの石川はやし取締役北海道地区担当部長は、「面積は約1800㎡で国内でも最大級の室内遊び場です。最新の遊び道具や環境づくりを集大成しており、道内の自治体の視察も増えるでしょう」と話す。入場料は2時間350円(税込)。2時間ごとに30分の清掃時間を取っている。


地下1階「千歳インドアパークゴルフクラブ」内の43m・5番ロングホール

地下1階は面積2300㎡の18ホールの「千歳インドアパークゴルフクラブ」。米国から人工芝を輸入してフェアーウェーとラフ、グリーンを使い分けている。室内ながら起伏も付けて屋外並みのプレーが楽しめる。歌志内市で室内パークゴルフ場を運営している藤樹園がプロデュース、1日プレー券は800円(税込)。

千歳市だけでなく近隣自治体から多くの利用客を呼び込みそうな新「千歳タウンプラザ」。空洞化した道内各地の中心市街地に残る施設の新たな活性化策としても注目を集めそうだ。




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Posted by 北方ジャーナル at 13:27│Comments(0)政治経済
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