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2016年11月14日

北方ジャーナル2016年12月号



11月14日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、SPAR、インターネットではAmazon、またはオンライン書店『Fujisan.co.jp』、あるいは直接当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。


【報道】その事実が風化する前に――

ある朝、課長はいなくなった

北海道警・監察官室の聴取受け
現職警部が選んだ死という選択



本年6月、北海道警旭川方面管内の警察署に勤務する男性警部が、職場近くの職員官舎で自殺とみられる状況で亡くなった。警部はその直前まで職員の不祥事を調査する監察官室の聴き取り調査を受けていたというが、その死と調査との因果関係は定かでなく、不祥事の詳細も発表されていない。職場でもごく一部にしか事情が伝わらず、空席だった課長のポストはこの秋、別の方面本部から異動してきた男性警部が継いだ。多くの道警職員にほとんど知られていない筈の事実を、風化する前に記録しておく。(小笠原 淳)

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【報道】道警不祥事から考える〈11〉

「私は絶対、やっていない」

疑惑の「わいせつ」事件、最高裁へ
冤罪訴える元巡査の壮絶な闘い



その日から、もう2年弱が経つ。容疑者逮捕から有罪判決まで、“事件”は節目ごとに大きく報じられた。ほぼ“被害者”の供述のみに拠って断罪された“犯人”はしかし、今も無実を訴え続けている。警察官だった彼は、一審判決後に職を解かれた。さらに控訴棄却の憂き目に遭いながら、なお潔白を主張する悲痛な声に、ここで耳を傾けてみよう。それは個人の不祥事か、それとも組織の過ちだったのか。(小笠原 淳)

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【報道】道南発・初春の怪火 (8)

彼らはなぜ「謝罪」したのか

道新函館 セクハラ・不審死疑惑
民事裁判開始、検審は不起訴支持



闘いの場は、法廷に持ち込まれた。一昨年暮れの出来事に端を発する北海道新聞函館支社のセクハラ・不審死疑惑。職場の忘年会で上司から性的嫌がらせを受けたという女性はその3カ月後、自殺とみられる状況で亡くなった。事後の道新の対応に納得できなかった遺族は刑事告訴に踏み切ったが、地元の検察は今春、不起訴を決定。不服申立に対しては検察審査会が10月中旬、不起訴相当の議決をした。刑事責任を問えないならば、民事で――。疑惑の夜からまもなく2年、遺族は法廷で大メディアと矛を交えることになった。(小笠原 淳)

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【報道】行政手続き開始から半年余りで申請取り下げの迷走劇

地域住民も煙に巻かれた
札幌市東区の大型納骨堂計画


「軟弱地盤で当初の見込みより
費用が掛かるため」は本当か



ここ数年、札幌市内では大型納骨堂のオープンが相次いでいる。いずれも同市が昭和52年に設けた「札幌市民間墓地取扱要綱」に則り許可された“檀信徒向け”の施設だが、実際には他宗派の信者にも広く門戸を開いているケースが多い。地方からの改葬需要なども見込み、札幌圏では寺院の名義を借りて納骨堂ビジネスを展開しようと目論むブローカーの存在も散見されるが、今年の年明けに行政手続きを開始したと思いきや、8月上旬に各担当部局への申請を取り下げた納骨堂計画は、一体何だったのか──。


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【経済】船出した札幌商工会議所「岩田丸」の進路

“札幌の元気”で経済を牽引

使命は地域を支える中小企業のサポート



11月1日、札幌市内のホテルで札幌商工会議所(札商)の第36期臨時議員総会が開かれ、新会頭に岩田圭剛・岩田地崎建設社長(63)を選任。1907年の札商創設から数えて第17代会頭が誕生した。地場ゼネコンから会頭が選ばれるのは、94年から2001年まで務めた伊藤義郎・伊藤組土建取締役名誉会長(89)以来15年ぶり。北海道新幹線札幌延伸や都心アクセス道の設置、丘珠空港の機能強化、さらに冬季オリンピック・パラリンピック招致支援など札幌が直面する課題は数多い。船出した札商「岩田丸」の進路は如何に。

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【連載】戦争遺産をめぐる旅 (20)

震災と戦災、2つの惨禍を今に伝える
墨田区横網町公園「東京都復興記念館」


多くの犠牲者の上にある首都の繁栄



大相撲秋場所で全勝で初優勝した大関豪栄道。日本人力士の優勝に盛り上がった両国国技館のすぐ近くに「東京都復興記念館」という都立の記念施設がある。一帯は墨田区の横網町公園として整備され、散策を楽しむ人が多いが、実はここは関東大震災で多くの犠牲者を出した場所だった。そして太平洋戦争末期の1945年3月、再び一帯は火の海になる。一夜で10万人以上が犠牲となった東京大空襲だ。震災と戦災、ふたつの惨禍を次の世代に残すために前述の記念館や慰霊堂が建設されている。4年後のオリンピックを前に世界から注目されるTOKYO。繁栄する首都の過去を知ることも大切だ。(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【原発】なぜ泊村は全道で最も“がん死亡率”が高いのか

原因は原発と旧炭鉱のラドンガス?

「岩内原発問題研究会」が現地調査で
明らかにした“放射能汚染”の実態


北海道電力泊原子力発電所の廃炉を訴える「岩内原発問題研究会」の斉藤武一代表(62)らが今年7月、後志管内泊村にある旧茅沼炭鉱・ズリ山表面の放射線量を測定したところ、1時間当り最大0・4マイクロシーベルトの値が検出された。その泊村のがん死亡率は道内で突出して高いことで知られる。斉藤さんは「原発に加えズリ山から出るラドンガスが影響している可能性がある」として、道にズリ山の安全対策を求める一方、来年2月にも本格的な調査に乗り出す計画だ。原発の村で何が起きているのか。現地と関係者の動きを取材した。(武智敦子)

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【ニュース】

■「東寿し」が破産前に社員寮を売却
 他の債権者を出し抜き公庫に返済?

 ──創業141年の老舗店の幕引きにつく疑問符

■記者クラブ外に資料提供、函地検も
 9月の札幌に続き2カ所めの決定

 ──当面の対象は1人。決め手は取材実績

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【特集 2016オホーツク】

生まれ育つ地方創生の芽

農業を直撃した台風と管内で進む地域再生


この夏、道内のインフラや農業を直撃した4つもの台風。今回のオホーツク特集では、管内が受けた被害を振り返りながら紋別における木質バイオマス発電事業、網走のスポーツをテーマにしたマチづくり、小清水での官民一体となった菓子工場誘致などに注目してみた。実感するのは、政府が地方創生を唱える以前から地域再生に向けて各地が懸命に努力してきた事実だ。後半に収録した網走・北見・紋別3市長のインタビューと併せ、オホーツクの“いま”をお届けする。

【首長インタビュー】


■網走市長 水谷 洋一氏
「スポーツと健康をテーマに掲げてラグビーW杯の公認キャンプ地へ」





■北見市長 辻 直孝氏
「オールオホーツクの地域活性化を管内最大の自治体として牽引する」





■紋別市長 宮川 良一氏
「発電と林業再生、福祉と産業を両立させる“紋別モデル”を構築」

【観光特集】

網走〜北見〜紋別〜大空〜小清水〜斜里

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【医療】

道内全域でサテライト外来を展開する
札幌心臓血管クリニックのミッション

道北、道東、道南までをカバーする
医師派遣で地方の循環器患者を救う



循環器内科、心臓血管外科、不整脈治療の3つの循環器分野で国内トップレベルの症例数を誇る札幌心臓血管クリニック(医療法人札幌ハートセンター・同市東区・74床)が、地方病院の外来に専門医を派遣するサテライト診療の取り組みを強化している。道内では札幌など大都市圏への医師の偏在が進んでおり、地方の医師確保が課題。特に深刻なのが、心筋梗塞や脳梗塞といった急性期疾患に対応する専門医の不足だ。この中で同病院は、市立稚内病院をはじめ全道26カ所の医療施設でサテライト外来を実施。必要に応じて札幌で高度な治療を施すなど、地域に埋もれる“医療難民”に福音をもたらしている。地域医療を守ろうと奮闘する同病院の藤田勉理事長に取材した。

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【医療】

開設1年で着実に成果を挙げる
日本医療大学の「認知症研究所」


つしま医療福祉グループの総合力を活用



今年10月で開設1周年を迎えた、学校法人日本医療大学の「認知症研究所」が着実に活動の歩みを進めている。この1年は、つしま医療福祉グループ(対馬徳昭代表)が30年以上に亘り取り組んできた高齢者介護事業の蓄積をベースに、認知症に対する介護・看護のあり方を模索。さらには症状改善に向けたアプローチや認知症の理解を促す普及啓発も積極的に展開してきた。同研究所所長で同大学学長の傳野隆一氏に、これまでの活動と今後の方向性を取材した。(10月26日午前、日本医療大学真栄キャンパスで取材)

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【企業】
きのとやグループ「BAKE」新自社工場が稼働

北海道限定ではなく“北海道発信”
父から子に受け継がれた挑戦者魂



2013年に設立したBAKE(ベイク・本社東京)。道内製造の主力商品「ベイク チーズタルト」を、国内大都市圏およびアジア圏を中心とした海外市場に積極展開し始めたことを契機に急成長し、直近の16年6月期売上高は約36億円を計上。次期はその約3倍の90億円を見込むという躍進を続けている。同社を牽引するのが長沼真太郎社長(30)。札幌の人気洋菓子店・きのとやの長沼昭夫会長(69)を父に持ち、BAKE自体も同社のグループ会社という立ち位置だが、その営業戦略はきのとやの地域密着型は異なり、北海道限定ではなく“北海道発信”に重きを置いたものだった。(10月31日午前、札幌市白石区のBAKE新自社工場で取材)

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【流通】
ローカルスーパーの生き残り戦略を「フードD」の豊岡憲治社長に訊く

「フードD365」で店舗を活性化
品質と安さの両立を客にアピール



苫小牧市や札幌市、江別市などで食品スーパー「フードD食彩館」や「フードD・LISTA」「フードD・BOSCO」など13店舗を展開する豊月(本社芦別市、本部苫小牧市/豊岡憲治社長)がディスカウント路線に舵を切り始めた。ここ数年間は生鮮食品の品質アップを図ってきたが、一定のレベルに達したとしてグローサリー商品などのディスカウントを強化し、「クォリティ&ディスカウント(Q&D)」の新業態を狙う。食品スーパーの競争が激しい中、同社は「品質」を求める顧客と「低価格」を求める顧客の両方を取り込む考え。豊岡憲治社長に生き残り戦略を訊いた。


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【ズームアップ】
「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会」運営委員、
三上節子さん

人の痛みを理解し、奉仕する──
今こそ“新渡戸の精神”を伝えたい



江戸時代末期に生まれ、明治時代を中心に活躍した教育者・思想家、新渡戸稲造(1862〜1933年)。その新渡戸はメリー夫人とともに、かつて札幌に遠友夜学校(1894〜1944年)を創設し、貧しく家計のために働かなければならず、それゆえ昼の学校に通えない、また通えなかった子供や青年たちなどのために無償の愛を注いだ。その崇高な精神に光を当て未来に語り継ごうと、3年前、市民有志により発足したのが一般社団法人「新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会」(秋山孝二・代表理事)だ。創設メンバーの1人で、新渡戸について長く研究を重ねてきた研究者の三上節子さんに、今、見直されるべき新渡戸の精神や記念館建設に向けての最近の動きなどを訊いた。(取材・文/武智敦子)

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【連載】ルポ 「ひきこもり」──長期高齢化の周辺 (15)

「ひきこもりピアサポート」で
見えてきた6者6様の可能性


全国初のセッションに当事者らが集う



ひきこもりを経験した人が地域に埋もれた当事者や家族を訪問し、ピア(仲間)な目線で寄り添い互いに支え合う──。「ひきこもりピアサポーター」として全国各地で活動する6人が一堂に会し、ピアサポート活動の現状や未来について考える初の会合が10月30日、札幌市内で開かれた。当日は「それぞれの経験的知識がつなぐ ひきこもりピアサポート」と題して、各自が理念や実践を紹介。支援の輪の拡大に期待が高まるセッションの模様をレポートする。 (写真・文/武智敦子)

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【長期連載】“農と食”北の大地から

逆風にさらされる産業用大麻の今

相次ぐ逮捕で厚労省が警戒強化
今こそ生産振興の原点に戻ろう



10月中旬、産業用大麻(ヘンプ)の栽培者免許を持つ鳥取県の生産者が大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕された事件が大きく報じられ、道内の関係者の間に衝撃が走った。昨秋の東川町による大麻草の全草利用をめざす特区の申請をきっかけに、厚生労働省は同法第4条で禁止されている医療用大麻の解禁を求める動きに警戒感を強めており、合法的に栽培されてきたヘンプにまで影響が及んでいる。規制当局による立ち入り検査の強化や新たな免許申請に対する審査の引き延ばしなどの動きもある。逆風が吹くなかで、高橋道政が公約に掲げる「ヘンプの栽培に向けた取り組み」を進めるには、生産振興の原点に立ち返るとともに、薬物乱用を防ぐ対応も欠かせない。あらためて「産業用大麻の今」を探った。(ルポライター 滝川 康治)

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【フォトレポート・トピックス】

*“業務効率高めるクラウド”をテーマにOBC「奉行フォーラム」11月22日開催
*JA共済連北海道が5自治体に救急車を寄贈
*「コーヒーを片手に認知症を語ろう」 江別・静苑ホームの「カフェスマイル」が1周年
*道建協100周年の節目に栄誉 伊藤名誉会長に道功労特別賞
*“写真で小樽を表現する”季刊誌『OTARU Ture*Dure』を創刊
*小清水町に「濤沸湖木道」が完成 人気ブランド・モンベルと連携協定も締結
*北海道発の新しいものづくり 新エネ、省エネを道庁が表彰
*車椅子社長、刑務所を走る―― 受刑者「出口支援」の現場から

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【連載コラムなど】
*道北フォトエッセイ
*根掛かり人生
*視点 公共交通をどうする?
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*風俗嬢の休日
*シネマ
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*札幌異才探訪
*トンデモ撮影日記
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常"
*私のラバさん酋長の娘

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【今月の表紙】鈴木翁二画
『歳末大団円コンサート』


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