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2016年09月23日

経済人ら約2000人が参列したセコマ・故赤尾昭彦会長「お別れの会」


赤尾昭彦会長「お別れの会」(9月21日午後、札幌パークホテルで)

【リアルエコノミー提携記事】8月19日に76歳で死去したセコマ会長・赤尾昭彦氏の「お別れの会」が9月21日、札幌市中央区の札幌パークホテルで行われた。セコマ(本社・札幌市中央区)の主催によるもので、道内選出の衆参議員や主要企業のトップ、全国の取引先関係者など約2000人が出席して別れを惜しんだ。参列者それぞれが抱く赤尾会長への思いに一つのけじめが付いた式だった。

会場の3階パークホールには、2015年10月の日経ビジネス取材の際の写真が飾られ、祭壇を埋めた白菊の両側にはセコマのロゴマークとして知られるフェニックスの形をした白菊も。会場の壁面には胡蝶蘭の供花が所狭しと並んでいた。
黙祷の後にセコマ・丸谷智保社長が式辞を述べ、会長の功績と病状について話し、こんなエピソードを披露。「6月23日にイギリスのEU離脱が決まった時、病院から私の携帯に『丸谷さん、ポンドが暴落したからイギリスからテディベア100万個輸入して年末商戦に賭けようか』と豪快に笑ったのが印象的でした。その時は、まさかこんなに早く逝かれるとは夢にも思っていませんでした」
また、一緒にアメリカ出張した時のことに触れ、「会長があるコンビニの店内の写真をパチパチと撮っていると警備員が来て危うく警察沙汰になりそうなハプニングもありました。帰国する飛行機の中で故人はたくさんの写真を熱心に見直していた。何か次の事業のヒントを探していたのでしょう」
最後に、「人生と肉体のすべてをセコマの発展に捧げていたことを知るに至り、深い悲しみと大きな感謝の念を抱きます。まだまだやり残したことがたくさんあるでしょう。我々残された者たちは会長の遺志を継いでさらに発展させていきます。会長が真に残してくれたのは、店舗や工場や物流センターではない。郷土を愛し地域のお客様と共に歩む精神そのもの。その精神は不死鳥フェニックスの如く我々の心の中で生き続けます」と結んだ。

モニターで赤尾会長のスライド写真が映され功績を偲んだ後、北海道の高橋はるみ知事(代読)、北洋銀行の石井純二頭取、流通マーケティング論で教鞭を執る昭和女子大の上原征彦特命教授が弔辞を読んだ。

親族代表として挨拶したセコマ・赤尾洋昭副社長は、「私の小さい時から毎週のように店舗の建設現場に連れて行かれました。物流センターや食品工場を作っている時も建設から工場が完成して稼働が安定するまで連れて行かれたことをよく覚えています。また、旅行に行けば現地の小売店には必ず入り、家庭の食卓には会社の開発中の商品や新商品がいつも並んでいました」
さらに、「父が常に考えていたことは、いかに会社を存続させるかということ。お客様に自分が納得できる商品を提供できるかどうか、社員や関係者とその家族の生活をいかに守るかということだったと思います。父からはもう指示を受けることはできませんが、会社、社員、私にたくさんの考え方を残していった。この考え方を引き継ぎ、これからの社業の発展に務めていきます」と締めくくった。


「お別れの会」会場とは別に故赤尾会長の足跡を紹介するメモリアルコーナーも設けられた

その後、参列者一人ひとりが祭壇に献花、思い思いに故人の冥福を祈った。別室には「メモリアルコーナー」が用意され、パネル写真とともに同社の歴史と赤尾会長の歩みがひと目でわかる展示も行なわれた。

タグ :セコマ

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Posted by 北方ジャーナル at 10:15│Comments(0)政治経済
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