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月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ › 政治経済 › 【参院選】道選挙区は、自民の長谷川、民進の徳永・鉢呂が制す

2016年07月11日

【参院選】道選挙区は、自民の長谷川、民進の徳永・鉢呂が制す


参院選全般は“与党支持”の民意が示された。(写真は7月10日午後、札幌市白石区の投票所での一コマ)

改正公職選挙法の施行で選挙権年齢が18歳以上に引き上げられてから初の大型国政選挙で、現政権の経済政策いわゆる「アベノミクス」や、安保関連法の是非などについて争われ、自民・公明・維新・こころなど改憲勢力が国会発議に必要な74議席を獲得するか否かも大きく注目された7月10日投開票の第24回参院選。
北海道選挙区では立候補者10人が3議席を争う乱戦となったが、自民現職の長谷川岳(45)、民進現職の徳永エリ(54)、民進新人の鉢呂吉雄(68)の3名がこれを制した。(敬称略)


だるまに目を入れる長谷川(7月10日夜、札幌市の同氏事務所で。写真提供=リアルエコノミー)

午後8時からの開票早々当確が報じられたのは長谷川。得票数は、道選挙管理委員会が公表した11日午前6時時点の開票結果で64万8269票を獲得した。
勝利宣言で同氏は「大変厳しい戦いだったが、自民、公明、市民、道民の力で勝つことができた。北海道、日本のためにすぐに仕事をせよという天命だと思っている。明日から始動ができるように最善の体調で頑張っていきたい」と力強く語った。


支援者から祝福の花束を受け取る徳永(同、札幌市の同氏事務所で)

それから2時間後に当確が報じられた徳永。得票数は前述の道選管公表数で55万9996票を得た。勝因については最大支持組織である連合北海道の全面的支援を受けたことや、道選挙区唯一の女性候補としてのアドバンテージなどが奏功したようだ。
当選後の会見で同氏は、人への投資や公平な分配による格差是正に注力していく姿勢を強調。「最低賃金引き上げは早急に実現を目指す」と語った。
また、憲法改正を巡る議論に関しては「『どちらともいえない』という考えの人々に対して、憲法改正の危険性を明日からでも訴えていきたい」と強く主張した。


民進党の有力者ほぼ勢揃いで鉢呂と万歳(7月11日深夜、札幌市の同氏事務所で)

最後の議席を獲得した鉢呂。だが、勝利宣言に至るまで支援者らは随分ともどかしい時間を過ごしたようだ。
同氏の当確を最初に報じたのは10時20分頃の朝日新聞社による速報。これを受け系列局のテレビ朝日も、選挙特番内で同氏の当確を報道した。だが、このタイミングでこれを報じたのは同社系列のみ。他のメディアは沈黙していた。一時は色めきたった事務所内も、時が経つにつれ、先の報道の信ぴょう性を疑う雰囲気も漂い始めていた。当の鉢呂自身も事務所に「私はいつ事務所に行けば良いのか」と電話で問い合わせたほどだ。
状況が一変したのは、深夜0時のNHKの当確報道。事務所内は一気に歓喜の渦に包まれ、それから間もなく鉢呂も姿を見せた。
事務所には、先に当選を確実にした徳永をはじめ、党有力者が一同に顔を揃え、いわば民進党北海道総出で同氏の当確を万歳で祝福した。
勝利宣言で同氏は、「TPPは最低でも再交渉に持っていく」、「選挙で与党が争点にしなかった憲法改正は決して認められない」などと語った上で、「北海道では民進党の完全勝利だ」と力強く語った。
同氏の得票数は、前述の道選管公表数で49万1129票となっている。

一方、得票数48万2688票で涙をのんだ自民新人の柿木克弘(48)。
「敗因は私の知名度不足や実力不足に尽きる。今は頭が真っ白で今後について考える余裕はない」と敗戦の弁を述べた。


敗戦の弁を述べる柿木(同、札幌市の同氏事務所で)

今参院選について、道選挙区で2議席を獲得した民進党の最高顧問で、5月28日に事実上の引退を表明した横路孝弘衆議(75)はこの日、鉢呂事務所でこう語った。
「我々は(与党陣営と比べ)候補者の質が違う」
これはあくまで同氏の私見だが、道選挙区においてはかつて“民主王国”とまで言われた同党の面目躍如は果たした格好となった。
だが参院選全般を見渡せば、自民・公明の与党は改選過半数(61議席)を大きく上回る70議席を獲得し、改憲勢力の議席数も77議席を得たことで、憲法改正の国会発議に必要な3分の2に届いた。
結果として今参院選の民意は“与党支持”と示されたが、その舵取りの行方は今後も注視していかなければならない。





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Posted by 北方ジャーナル at 13:01│Comments(0)政治経済
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