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2016年04月25日

石川寿彦漫画展、時計台ギャラリーで25日から開催

石川寿彦漫画展、時計台ギャラリーで25日から開催
漫画展会場内の石川寿彦氏

本誌の巻頭漫画を担当している札幌市在住の漫画家・石川寿彦氏(63)の作品展が、4月25日から同30日までの6日間、札幌時計台ギャラリー2階で開催中だ。開催時間は25日から同29日までが10時から18時まで。最終日の30日は10時から17時までとなっている。同氏の真骨頂といえる時事問題を題材にした作品を中心に、40点以上が展示されている。

石川寿彦漫画展、時計台ギャラリーで25日から開催
漫画展会場内

「この漫画展に向けた作品制作は楽しかった。特に色付けをしている時は、この展示会が来る日を待ち遠しく感じていましたね」
漫画展初日の会場で、笑顔でそう語った石川氏。会場内には、米大統領選立候補者のトランプ氏や、民進党の結党などタイムリーな時事ネタをテーマにした一コマ風刺漫画を中心に、同氏の自信作がずらりと並んでいた。

その作品群の中に、この漫画展で初めて公開された1点の一コマ漫画があった。それは朝焼けに照らされた、石垣の崩れた熊本城を見つめる家族の姿を描いたもの。4月14日と4月16日に震度7の激しい揺れに見舞われ、今なお余震が続く中、現在懸命の救援・復旧作業が進められている熊本地震を題材にした作品だ。
タイトルは「日はまた昇る」。その題字下には、次のようなメッセージが添えられていた。
「『こんにちは』は『今日様』つまり太陽のこと。生きさえいればまた日は昇り、希望がある」

石川寿彦漫画展、時計台ギャラリーで25日から開催
熊本地震を題材にした作品「日はまた昇る」

石川寿彦漫画展、時計台ギャラリーで25日から開催
「日はまた昇る」に添えられたメッセージ

この作品について、石川氏は次のように語っている。
「挨拶の“こんにちは”の語源が、太陽を敬って表現する“今日様(こんにちさま)”に由来していることを知り、作品のインスピレーションが湧きました。太陽は毎日、“こんにちは”と昇ってくる。それを希望の象徴に感じて、この作品を手掛けました」
本稿記者はこの作品から、未曾有の災害に直面しても負けずに立ち上がる日本人の力強さを感じた。

「これからも、世の中の“今”を積極的に絵にしていきたいですね」
と、石川氏は今後の創作活動にも意欲を見せている。



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