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2016年02月23日

道5区補選 注目の野党統一候補、池田氏が本音を激白

道5区補選 注目の野党統一候補、池田氏が本音を激白
本誌のインタビューに応じる池田氏(2月21日夕)

4月24日に投開票される衆院道5区(札幌市厚別区、石狩管内)補選で、事実上の野党統一候補としての出馬が決まっている無所属の新人、池田真紀氏(43)。同氏は2月21日夕、江別市内の選挙事務所で本誌のインタビューに応じ、今回の選挙戦に臨む率直な思いと抱負を語った。

社会福祉の専門家、活動家として、障害者福祉の現場でさまざまな仕組み作りに注力してきた池田氏だが、その取り組みは行政や法律の規制の壁にしばしば阻まれ、民間での活動に限界を感じることも少なくなかった。こうした自身の体験を通して真の社会福祉を実現させるためには、政治との関わりは不可欠と考えるようになったという。

「行政の支援の手が届かない、そして現状を知られていない、さまざまな弱い立場の皆さんがいらっしゃる。そういう方々の“私たちの実情を(国に)届けて欲しい”といった声が、今回の出馬を強く後押しする原動力となっています」(池田氏)

安保関連法成立後初の国政選挙であり、夏の参院選の行方も占うとされる今回の戦いについては、「絶対勝たなくてはというプレッシャーはあります」と、率直な心境も吐露した。

この選挙で目下注目の的となっている共産党も含めた野党共闘だが、この点については「共闘というのは、そもそも政党間の話。政党間調整については、私自身は関与していません」としながら「ここまでの合意を見つけたという事に関しては大変感謝したい」と表明。

その上で、安保関連法廃止の姿勢を初志貫徹するよう求めている各方面からの声に関しては「あえてことさらに求めないで欲しいというのが本音。というのも、それは私が当初から掲げている事なんですから」とキッパリと言い切った。

2児を育てたシングルマザーが北海道で根を張って丸5年。札幌市議選に出るつもりが一昨年の衆院総選挙に初見参。道2区で吉川貴盛氏と松木謙公氏に敗れたものの、松木氏に肉薄する善戦を見せたイケマキこと池田真紀氏である。

その松木氏は今回、イケマキの支援に回り共産党も独自候補の出馬を取り下げるというから、選挙は本当に分からない。本誌は、次号4月号で対抗馬である故町村前衆院議長の娘婿である和田義明氏、そして池田氏のインタビュー特集を掲載する予定だ。


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Posted by 北方ジャーナル at 00:00│Comments(0)政治経済
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