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2015年10月15日

北方ジャーナル2015年11月号

北方ジャーナル2015年11月号



10月15日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、SPAR、インターネットではAmazon、またはオンライン書店『Fujisan.co.jp』、あるいは直接当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。


【報道】札幌 4歳児暴行死事件

それを防ぐことはできたのか

24歳父が4歳長男を――
札幌・手稲区 連休前の悲劇


北方ジャーナル2015年11月号
起きるべくして起きたのか、あるいは不慮の事故だったのか――。シルバーウィークを間近に控えていた一家は、まさにその連休中に発信されることになるニュースを知る由もなく、もちろん自らがその主役になるとは思っていなかった筈だ。9月中旬に札幌・手稲区で起きた幼児暴行死事件。虐待を疑われるケースで幼い命が犠牲になったのは、札幌市では2年半ぶりのこと。手を上げた若い父親にためらいはなかったのか。傍らの母親は何を見ていたのか。悲劇の周辺を歩きながら考える。(小笠原 淳)

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【報道】「法の下の平等」の現実

「酔っていたので記憶にない」

痴漢逮捕の元検事に起訴猶予

北方ジャーナル2015年11月号
本誌前号で報告した、現職検察官の痴漢逮捕事件。早期釈放された容疑者(28)は事件から1カ月半が過ぎた9月下旬、懲戒処分を受けてその日のうちに札幌地検検事の職を辞した。4日後には、捜査にあたっていた横浜地検が不起訴(起訴猶予)処分を決めている。電車内での痴漢が疑われ、「酔って記憶にない」と言い続けた場合、逮捕翌日に釈放され、裁判にもかけられずに済む──。容疑者が検事でなくともそういう結果になるかどうかは、定かでない。(小笠原 淳)

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【経済】早耳! 来秋の札商正副会頭人事を占う

次期会頭候補筆頭は岩田氏

札幌市経済局長・荒井氏が専務理事に就任か


北方ジャーナル2015年11月号
少子高齢化、人口減少がハイペースで進む北海道。人口増加のピークが過ぎつつある札幌市もこれからがマチづくりの大事な時期だ。50年先の地域を決定づけるのはこの10年間が勝負になる。ポイントは経済政策。折しも札幌、北海道にはインバウンドというフォローの風が吹き、自立を支援する「アベノミクス」の成長戦略もお膳立てされている。地域の経済政策を左右する商工会議所の役割はかつてなく重い。そこで来秋の改選期を見据え、北海道の経済団体として中心的役割を果たす札幌商工会議所の次期正副会頭の顔ぶれを占ってみよう。1年前の今だからこそ書ける「早耳」のエピードを盛り込んでみた。

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【シリーズ】家族の事件簿
File #02 後志管内・練炭心中未遂事件

「眠るように」の筈だった


北方ジャーナル2015年11月号
「家族の事件」を記録する新シリーズ、2回めはある港町で半年ほど前に起きた心中未遂事件を報告したい。15ほど歳の離れた元夫婦の間には、やはり僅かずつ年齢の離れた5人の子供たちがいる。そのうち下から3人が、雪融けまもない季節に幼い命を失いかけた。もっとも、記録を検める限りではその“心中"はなんとも心もとない、行き当たりばったりの行動だったようだ。不器用なカップルが残した足跡を、少しだけ辿ってみる。(小笠原 淳)

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【連載】ルポ 「ひきこもり」──長期高齢化の周辺 (2)

長期高齢化する当事者と家族を救え

家族会の要望が実り相談拠点を開設
課題はどう札幌市全区をカバーするか


北方ジャーナル2015年11月号
ひきこもりが社会問題化して認知が高まる一方で、10年、20年と家から出られず孤立を深める当事者や家族が増えている。背景の1つにあるのは、受け皿となる相談機関の不備。適切な支援が受けられないまま、ひきこもりが長期化し、希望を見いだせないまま地域に埋もれていく現実が、想像以上のスピードで進んでいるのではないか。こうした中、札幌市は10月1日に「ひきこもり地域視線センター」を開設するなど対策に乗り出した。ひきこもり長期化の現状や家族会の動きを取材しながら、ひきこもりの処方箋について考える。(武智敦子)

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【ニュース】
■いざスポーツの秋、塀の中でも
 札幌刑務所で恒例の「大運動会」

 ──6種目で21工場が対抗戦。応援合戦も白熱

■除雪入札に介入でまたも議会が紛糾
 小樽・森井市長は“独裁"か“傀儡"か

 ──議会との対立は先鋭化。リコールを求める声も

■地方空港の未来を拓く「丘珠研究会」
 民間発想による“地方創生モデル"へ

 ──600人集めたセミナーで新たな整備構想を発表

■節にこだわる木工家・若林氏の
 作品展が六花亭福住店で開催中

 ──制作拠点を山梨県に移しても北海道との縁は深く

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【連載】“農と食"北の大地から
「アニマルウェルフェア畜産」の今(その7)
──「家畜福祉セミナーin八雲」の試みから──

家畜と人が互いに満たされ生きる
“畜産革命"が世界で進んでいる


北方ジャーナル2015年11月号
アニマルウェルフェア(家畜福祉。AWと略)の取り組みを畜産が盛んな地域に広めようと、「北海道・農業と動物福祉の研究会」(代表・瀬尾哲也帯広畜産大学講師)が8月下旬、「家畜福祉セミナーin八雲」を開催した。世界のAW事情に明るい松木洋一さん(日本獣医生命科学大学名誉教授)が急速に畜産革命が進むEU(欧州連合)の最新事情を紹介。地元で「牛の都合に合わせた飼い方」を追求する若き放牧酪農家と獣医師の対談や、同研究会が進めるAW認証システムづくりに関する報告が続いた。「飼料自給100%」を実現した北里大学八雲牧場なども見学した参加者たちは、AW畜産の今後に向けて手応えを感じ取っていた。(ルポライター 滝川 康治)

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【医療】
「陽子線治療」を民間で初導入する
札幌禎心会病院が11月1日開院へ

がん、脳卒中、心臓病の治療拠点
徳田理事長の「最大の挑戦」とは


北方ジャーナル2015年11月号
社会医療法人禎心会(徳田禎久理事長)が札幌市東区の札幌新道沿いで建設を進めていた「札幌禎心会病院」(279床)が11月1日開院する。同法人が運営してきた「禎心会病院」(東区北44条東8丁目)を新築移転すると同時に、高齢化の進展とともに増加する「がん」「脳卒中」「心臓病」の三大疾病に特化した医療機関として機能強化を図る計画。道内では民間病院として初となる陽子線治療装置を導入することも大きな話題となっている。「患者の選択肢を増やし地域医療に貢献したい」とする徳田理事長にハード、ソフト両面にわたる新たな医療体制と今後の展望について訊いた。(9月16日午前、禎心会病院で収録)

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【医療】
介護の現場と大学機能を研究に融合

全国初。つしま医療福祉グループの
日本医療大学が認知症研究所を開設


北方ジャーナル2015年11月号
学校法人日本医療大学は10月1日、札幌市清田区の真栄キャンパス内に「日本医療大学認知症研究所」を設立した。大学が設置する認知症専門の研究所としては全国初。同大が所属する「つしま医療福祉グループ」(対馬徳昭代表)が30年以上にわたり実践してきた高齢者介護事業をバックボーンにして認知症の予防、早期発見と治療、看護、介護、リハビリテーションに関する研究に取り組んでいく計画だ。研究所の初代所長に就任した日本医療大学の傳野隆一学長に立ち上げの経緯や今後の事業計画を訊いた。(9月29日午後、日本医療大学真栄キャンパスで取材)

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【インタビュー】
サッポロビール㈱北海道工場長 寺本 幸司 さんを訪ねて
今年の味わいについて直撃

まもなく「サッポロクラシック '15 富良野VINTAGE」発売!
「今年の出来にご期待下さい」


発売30周年を迎えた北海道限定ビールのサッポロクラシックは、14年連続の売上アップが示すように道民の支持が厚く、観光客からも「北海道に行ったらクラシック」と言われるほどの人気商品となっている。10月20日には、今年で8年目を迎える「サッポロクラシック '15 富良野VINTAGE」が北海道限定、数量限定で発売されるが、この“特別なクラシック"を心待ちにしているビールファンも多いことだろう。そこで今回は、サッポロビール北海道工場の寺本幸司工場長(48)を訪ね、今年の「富良野VINTAGE」の出来映えと“特別"たる所以などについて話を訊いた。(9月29日収録)

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【アート】札幌での“視察研修"を経て、山梨県に新たな拠点

木工家・若林克友さんが「ハルカヤマ藝術要塞」で凱旋

東日本大震災を機に、福島県で工房を開いていた気鋭の木工家・若林克友さん(36)が北海道に“視察研修"に訪れたのは2012年4月のこと。昨夏に新たな拠点を山梨県に設けた若林さんが、小樽市春香町でロングラン開催された「ハルカヤマ藝術要塞2015」ほか、道内3カ所での展示会のため来道していると聴き、拠点を移した理由や直近の活動などを訊いた。札幌での“視察研修中"は、多くの作家と触れ合い刺激を受ける一方、木工家としてさまざまな懊悩があったように見えたが、久々に会う若林さんは晴れやかな笑顔が印象的だった。(9月18日収録)

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【話題の人】ブラインドサッカーの普及にかける
元コンサドーレ札幌主将・芳賀 博信さんに訊く

「ブラインドサッカーは競技性の
 高いスポーツ。北海道全体で
 チームを応援してもらえれば」


視覚障害者と健常者が協力してゴールを目指す「ブラインドサッカー」が、2020年の東京五輪・パラリンピックを控え静かな人気を集めている。昨年8月には道内初のブラインドサッカーチーム「ナマーラ北海道」が誕生し、今年7月には東京調布市で開かれた公式戦でデビューを果たした。チームを運営するのはJリーグのコンサドーレ札幌で主将を務めた芳賀博信さん(32)が理事長を務めるNPO法人「セカンドサポート」(札幌市)。「目指すは東京パラリンピック」と意気込む芳賀さんに、選手時代からNPO法人を立ち上げるまでのエピソード、ブランドサッカーの魅力について訊いた。(聞き手・武智敦子)

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【長期連載】白井暢明のホンネで語る北海道独立論 特別篇

北海道は「普通の国」をめざすな!
安保法案、分県論、新幹線導入に共通する意識とは?


安保法案が成立した。これでわが日本国は、自国が直接攻撃を受けない場合でも戦争行為をすることができるようになった。つまり、これまでの「専守防衛」という国是の放棄である。おまけに、この流れに便乗して日本の政財界は自国で製造した武器を外国に輸出・販売できる自由をも手に入れ、それによって儲けようとさえしはじめている。こうして、戦争およびそのための戦力の放棄を謳った世界唯一の平和憲法を事実上(非合法的に)破棄したわが日本国は、めでたくも自民党・安倍政権が念願としてきた「普通の国」になったわけである。(白井暢明)


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【フォトレポート・トピックス】

*「太陽グループ杯争奪 第22回全道少年野球選抜大会」で札苗スターズが優勝

*開催近づく「新千歳空港国際アニメーション映画祭2015」

*「羽幌炭砿閉山45周年」で記念シンポジウムを開催

*道東の旅──「あかん遊久の里 鶴雅別館」を訪ねて

*複合ビューティービル「ル・トロワ」がオープン!

*第1回オホーツク網走マラソンに2600人

*敢闘90分 1200人が6種目に汗 札幌刑務所「大運動会」

*新和HDが今年も札医大病院に札響の弦楽四重奏をプレゼント

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【連載コラムなど】
*視点 公共交通をどうする?
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*風俗嬢の休日
*シネマ
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*札幌異才探訪
*新連載:トンデモ撮影日記
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常"

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【今月の表紙】鈴木翁二画
『港の映画祭(あまよのほし)』

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