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2015年08月26日

ディスコの「キングムー」が来春に復活か?

ディスコの「キングムー」が来春に復活か?
伝説のスポット「キングムー」。特異な外観が目を引く

【リアルエコノミー提携記事】かつて札幌のススキノでディスコ、クラブとして人気を博していた「キングムー」が来春にもディスコとして再デビューしそうだ。昨年末に「キングムー」の土地建物を取得した三新(本社・東京都台東区)が準備しているもので、実現すれば閉店からほぼ8年ぶりのオープンになる。



「キングムー」の建物はススキノの南、札幌市中央区南7西4の角地にある。1991年にディスコとしてオープンし、バブル期を駆け抜けた後にクラブに変更、2008年ころに閉店した。閉店後も異様な造形は人目を引いている。

もともとは北開観光が建設して営業していたが、バブル後に固定資産税等の公租公課滞納で札幌市や大蔵省が差し押さえ、97年4月にたくぎん抵当証券が競売を申し立て、2000年に有限会社シュピール(札幌市中央区)が落札、その後も営業停止状態が継続していた。

動きがあったのは、昨年12月。東京の不動産会社、三新が売買で取得した。取得価格は約2億円と見られている。三新は、東京に本拠を置く美浜の子会社。美浜は首都圏を中心に事業用ビル50棟を所有運営している。札幌市内にも第1サントービル(南1西7)や第2サントービル(南2西10)などビル5棟のほかすすきビル(南4西3)も所有運営。三新はススキノや中の島でラブホテル「リマホテル」を3棟展開している。

キングムーは、入り口が2ヵ所あってフロアも2つあるとされ、フロアをどう利用するのかは不明だが、ディスコとしての再デビューが本当になれば、ススキノの新名所になることは間違いない。


Posted by 北方ジャーナル at 12:33│Comments(0)
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