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2015年04月13日

【道知事選】高橋氏当選。低かった道政初の4選のハードル

【道知事選】高橋氏当選。低かった道政初の4選のハードル
当確の報を受け安堵した表情を見せる高橋氏(4月12日午後8時過ぎ。高橋氏の選対事務所)

 4月12日投開票の北海道知事選で現職の高橋はるみ氏(61)が道政史上初となる4選を果たした。投票が終わった午後8時直後にNHKが「当確」を流すと、後援会関係者や自民党国会議員、経済界首脳ら支援者が詰めかけた選挙事務所は拍手と歓声に包まれた。事前の予想と違い、高橋氏の4選のハードルが低かったことが印象づけられた瞬間だった。

【道知事選】高橋氏当選。低かった道政初の4選のハードル
4選を決め関係者と万歳三唱する高橋氏

 当確が流れた後、高橋はるみ事務所の吉澤慶信後援会長が、「今回の選挙は大変厳しい選挙だった。選挙終盤でも見通しが立たない状況が続き、無党派層の動きがどうなるか不安要素をたくさん抱えた選挙だった。最後の最後まで気が抜けなかった。こんなに早く結論が出ることは予想もしなかった。自民党道連の伊達(忠一)選対本部長、吉川(貴盛)本部長代行のおふたりには選対本部に張り付いてもらい陣頭指揮をとってもらった。すべての皆さんに心から感謝します」と述べた。

 続いて自民党道連の伊達選対本部長がマイクを持ち、「共産党まで相手候補を支持するというオール野党との対決は初めてで大変苦労した。皆さんも緊張して逆に何としても高橋はるみさんを知事にという大きなうねりが今回の勝利に繋がった。3期12年の実績を道民の皆さんに評価していただいた結果と思う」と語った。また吉川本部長代行は、「厳しい選挙戦だったが、与野党対決を制することができた。高橋候補には全道167市町村を元気に回ってもらった。最初から厳しくて激しい選挙になると感じていたが、手を緩めずに徹底的に足で稼いで運動量だけは多くすることに力点を置いてきた」と述べた。

 その高橋はるみ氏は8時10分に事務所に姿を現し、詰めかけた支援者とがつちりと握手。4選達成を祝して万歳三唱を2回繰り返した後、花束を受け取りこう述べた。

「道民の皆さまに4選のご支持をいただきましたことを有難く思います。万歳をさせていただいたが、私の気持ちの中は嬉しいと言うより道民の方々から“これから先も任せたぞ”という意思を示して頂いたということで、身が引き締まり責任の重さを感じている。これからもよろしくお願いします」

 短いコメントで、一瞬、次の言葉があるのかとシーンとした後、会場内は拍手と激励の言葉で包まれた。


Posted by 北方ジャーナル at 17:22│Comments(0)
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