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2015年04月15日

北方ジャーナル2015年5月号

北方ジャーナル2015年5月号



3月14日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、SPARオンライン書店『Fujisan.co.jp』、または当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。


【報道】道南発・初春の怪火 (2)

「一社でも記事にして欲しい」
道新函館・セクハラ疑惑
不審死女性が遺した22枚


北方ジャーナル2015年5月号
本誌前号で報告した、北海道新聞函館支社嘱託職員の不審死事件。セクハラ・パワハラを告発する文書を遺して亡くなった女性(40)は、地元メディアに何を訴えたかったのか。女性が巻き込まれた火災は複数の新聞が報じたものの、死の直前の訴えを記事として扱ったのは本誌と中央の週刊誌のみ。さらに1カ月が過ぎた今、告発文に綴られる「一社でも記事にして欲しい」の願いに応えるメディアがほかに現われないのならば、本誌が報告を続けよう。本稿を以て、問題の文書の内容をできるだけ詳しく公開する。(小笠原 淳)

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【経済】春の経済界人事を読み解く

命運を左右するトップの承継
再建を成し遂げた道銀頭取の禅譲
38歳のジュニアで新風のサツドラ


北方ジャーナル2015年5月号
春は人事の季節。道内経済界でもトップ交代が相次いで発表されているが、本稿では今春のエポックメイキングな人事として北海道銀行(以下道銀)とサッポロドラッグストアー(以下サツドラ)を取り上げる。道銀は堰八義博頭取が12年の長期政権に終止符を打ち、同期入行の笹原晶博副頭取に禅譲。サツドラは富山睦浩社長が38歳の長男、浩樹常務にトップの座を託す。アベノミクスも道半ばで先行き不透明な道内経済の中でいずれの新トップにも難しい舵取りが要求される。大手メディアが報じない2人の個性を掘り下げながらトップ交代の持つ意味を探ってみた。

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【経済】
札幌グランドホテルと札幌パークホテルに開けた救済の道

ようやく抜けた“バブルの刺"
縁が深いフジグループ傘下へ

旧三井観光開発とフジをつなぐ“点と線"


北方ジャーナル2015年5月号
道内経済界から「最良の売却先」として安堵の声が出ている。北海道を代表する老舗名門ホテル、札幌グランドホテルや札幌パークホテルをはじめ道内外でホテル・リゾート17施設を所有・運営するグランビスタホテル&リゾート(東京)がフジ・メディア・ホールディングス(HD、東京)の子会社、サンケイビル(東京)の傘下に入ることが決まった。グランビスタ株を所有する政府系の企業再生ファンド、地域経済活性化支援機構(東京)が入札を実施してサンケイビルとファンドのジェイ・ウィル・パートナーズ(東京)が落札、両社の合同会社が4月末に株を正式取得する運びだ。両ホテルの歴史を紐解きながら今回の救済劇の背景を探った。


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【ニュース】
■南幌事件で検察が少女の姉を起訴
 妹の犯行「幇助」の罪で裁判員裁判へ

 ──少女の証人出廷「可能性はある」と札幌地検

■“強制わいせつ事件"元指導員の妻
 「懲戒解雇処分は受けていない」

 ──学童指導員の有志が「申し入れ書」に込めた思いは届かず

■札幌の猟友会で役員人事に疑義
 支部役員と会理事“ねじれ"1年

 ──文書偽造の指摘が発端。しこり残したまま新年度総会へ

■火災で1年半停止の発寒破砕工場
 待望の再開に「自己搬入」382台

 ──混雑が懸念された最初の週末も大きな混乱はなし

■排雪利用者の怒りを札幌市に転嫁
 スノーメディア商法の“したたか"

 ──安さは正義? 訴訟を経ても「固定ファン」多し

■北電泊原発、11月再稼働見送り
 「たいへん厳しい状況」と真弓社長

 ──入社式では「過去に囚われず果敢に挑戦を」

■札幌市の“アイヌパンフ発注問題"で
 監査委員が調査を拒否され「猛省を」

 ──アイヌ利権に肩入れして官製談合? 刑事告発も動きなし

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【連載】戦争遺産をめぐる旅 (3)

広島・長崎に原爆を落とした
B29が飛び立ったテニアン島
今も現地に残る当時の滑走路


北方ジャーナル2015年5月号
太平洋戦争終結を前にアメリカが行なった広島、長崎への原爆投下。日本の運命を変えた原子爆弾を積み込んだB29が飛び立ったのは北マリアナ諸島のテニアン島だった。その滑走路は、今も70年前と同じ場所にあり特別な許可なく誰でも足を踏み入れることができる。厚いコンクリートで覆われた滑走路がそのまま残され、ジャングルの中には日本軍の建物や砲弾が放置されたままだ。昨年4月号では「原子力」という観点からこの島をレポートしたが、本稿では戦争遺産として再度注目してみたい。ここは、70年前の激しい戦闘そして人類史上最悪の大量殺人兵器が積み込まれた負の記憶を今もとどめている。 (ジャーナリスト 黒田伸)

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【連載】岐路に立つ若者の就労支援事業 (9)

仲間と語り分かち合いながら
仕事、生活、社会を見つめよう

「札幌働く人の家」の若者たち


不安定な非正規雇用で職を転々としたり、ブラック企業でひどい待遇を受けるなど、若者たちを取り巻く環境は厳しい。希望を持ち生きることが難しい社会にあって、いかにすれば自分らしく生き人生を切り拓いていくことができるのだろう。そのヒントを探るため札幌で活動する若者たちのグループ「札幌働く人の家」を訪ねると、仕事や生活、さらにはジェンダーの問題など様々な課題に向き合う姿があった。(武智敦子)

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【新連載】ある市民運動の記憶から (1)

小樽運河保存運動から学ぶもの
市民参加の街づくりとは何か


北方ジャーナル2015年5月号
道内有数の観光都市・小樽。ガス灯が点る運河はマチを象徴する観光スポットとして知られ、四季を通じて多くの観光客でにぎわう。だがかつて、この水辺の空間をめぐり保存か埋め立てかでマチを二分する激しい論争が繰り広げられたことを、どれほどの人が記憶に留めているだろうか──。臨港線(道道小樽港線)の建設に伴い、運河が現在の姿に整備されてから来年で30年。運河保存に奔走した男性のドラマを通して、市民運動の顛末と街づくりとは何かを振り返る。(武智敦子)

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【流通】地域の“食と暮らし"を支えるコープさっぽろ

高齢化社会のパートナーへ
社会貢献型事業で道内113市町村と連携

北方ジャーナル2015年5月号
コープさっぽろ(本部札幌・大見英明理事長)が北海道全域で地域の食と暮らしを支えるパートナーとしての役割を深化させている。高齢者の見守り活動や買い物難民のための移動販売車、さらには高齢者の健康づくりといった社会貢献型事業が広がりを見せている。広域分散型の北海道で急速に進展する高齢化に対応するには官と民の連携・協働が不可欠。地域の生活を支える生活協同組合として大きな役割を担い始めたコープさっぽろの取り組みを紹介する。

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【長期連載】
“農と食"北の大地から
耕作放棄地の再生に向けて
札幌・小別沢地区の「自給の森」講座の試みから

高まる都市住民の“農"への関心
地域と連携し模索する自給の道


北方ジャーナル2015年5月号
地域住民とNPO法人、都市部の住民が協力し、札幌市内の耕作放棄地を開墾しながら“農的な暮らし"を実現していく「自給の森」講座が、昨年秋から西区の小別沢地区で始まっている。30代の女性を中心にした20人余りの受講者は、開墾作業のかたわら土壌の観察や堆肥の基礎知識などを学び、畜産物の加工を体験したり、町内会の役員が語る地域の歴史に耳を傾けた。利用可能な耕作放棄地は約1万坪(3ヘクタール余り)。「農」をめぐる体験教室や畜産加工、野菜や穀物・果樹などの栽培、親子の教育体験…など「自給の森」の活用に向け夢は膨らむ。始まったばかりの講座を取材し、この企画を担う人たちの声とともに紹介する。(ルポライター 滝川 康治)

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【カラーグラビア】
特集・春の観光情報

“満開の北海道"へ

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【医療】
「篠路はまなすクリニック」が
治療拠点としてリニューアル!
患者のニーズに応え、透析から
外来・手術・入院までをカバー


北方ジャーナル2015年5月号
透析治療に特化したクリニックとして2006年、札幌市北区篠路に開院した「篠路はまなすクリニック」がこの春、大きな変貌を遂げた。運営する医療法人はまなす(工藤岳秋理事長)が、地域の医療ニーズに応える形で外科手術や入院に対応する新病棟を併設し、4月1日から診療を開始したのだ。増築された新病棟では、従来の透析患者のバックアップに加え、消化器疾患・腎疾患を中心に外来、検査、手術、入院までフォローする体制が整えられた。新たな医療体制の構築を果たした同クリニックをレポートする。

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【医療】
カルナメドアイが最新の硝子体
手術で糖尿病網膜症患者に朗報
「短時間、低侵襲で日帰り無縫合」
網膜症治療のゴールは糖尿病完治


北方ジャーナル2015年5月号
免疫治療や遺伝子治療などを組み合わせた最先端のがん治療、それらを活かした独自の眼科治療を展開しているメディカルグループ・カルナメド。この中で同グループの眼科手術クリニック「カルナメドアイ」(札幌市・釧路市)が取り組む糖尿病網膜症治療が注目を集めている。硝子体手術を支援する最新鋭の医療装置の導入により治療時間が大幅に短縮されたほか、内科的アプローチの併用で糖尿病そのものを改善し、網膜症を完治させることを視野に入れている。グループの核である医療法人芳佑会理事長でクリニックを束ねる総院長の高柳芳記医師に取材した。

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【話題の人】
札幌の音楽シーンで話題のバンド
「葉緑体クラブ」の佐々木 アユミさんに訊く
「どこを歩いているのか自分たちも分からない。メンバーと旅している感じ」


北方ジャーナル2015年5月号
札幌の音楽シーンで、作詞・作曲、ボーカル、ギターの佐々木アユミさん(26)を中心とした男女3人のバンド「葉緑体クラブ」が話題を集めている。本格的な活動を始めたのは2013年の夏から。開放感のある明るいメロディを基調としながらも、若者の心情をどこか切なく歌い上げるサウンドは、トリオの巧みな演奏テクニックと相まって音楽ファンの間で高く評価されている。美しい歌声で独自の世界観を奏でる佐々木さんに、バンド活動や音楽の方向性、そして5月に発売する2枚目のミニアルバム「路地裏の動物たち」について話をうかがった。(聞き手・武智敦子、収録3月20日)

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【2015春の全国交通安全運動】

減少する死者数をゼロへ
飲酒運転根絶に向け運動を強化


昨年7月、小樽で起きた飲酒運転によるひき逃げで4人が死傷した事件は、飲酒運転が取り返しのつかない事態を引き起こすことをあらためて世に知らしめた。全国的に交通事故が減少傾向にある中で、未だに飲酒運転による事故は減っていない。道や道警、道教委、市町村など関係機関が緊密に連携して交通安全運動を展開しているが、今年はより一層、飲酒運転根絶キャンペーンに力を入れることにしている。春の交通安全運動は統一地方選挙のため例年より約1カ月遅れの5月11日から20日までの10日間実施される。交通事故撲滅に向け道民一丸となって取り組んでいきたい。

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【長期連載】白井暢明のホンネで語る北海道独立論 特別篇

北海道が“核のゴミ捨て場"に?
無策・無責任な日本国政府の原発政策を斬る


「脱原発」を主張あるいは支持する人びとは多いが、その反対理由の大半は「原発事故」の恐ろしさや危険性に集中している。確かに直接的な恐怖を感ずるのは福島のような重大な原発事故であろう。しかし、原発の危険性はこのような事故だけではない。他の発電方法とは大きく異なって、原発は大量の電力を生産する一方で、どうにも始末に負えない危険な副産物をも大量に産み出すのだ。それが強い放射能を帯びた核のゴミ、即ち「放射性廃棄物」である。


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【フォトレポート・トピックス】

*野口観光が開業50周年記念協賛事業

*太陽グループが本社ビルで入社式を開催

*「札幌西孝仁会クリニック」が地下鉄「宮の沢駅」にオープン

*新和ホールディングスが札医大にAED5台を寄贈

*SATOグループが士業ビジネス専門誌で「全国2位」にランクイン

*札幌初 “床屋さん"で落語独演会

*精神障碍者が協力運営する「PEER+design」札幌・白石に誕生

*「イオンモール旭川駅前」がオープン!

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【連載コラムなど】
*視点 公共交通をどうする?
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*風俗嬢の休日
*シネマ
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*夢の夢吉 夢吉の夢
*おたくの文壇殴り込み
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常"

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【今月の表紙】鈴木翁二画
『おべんとうばこマーチ』

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