さぽろぐ

  新聞・ニュース  |  札幌市東区

ログインヘルプ


 › 月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ › バックナンバー › 北方ジャーナル2013年11月号

2013年10月15日

北方ジャーナル2013年11月号

1311表紙


10月15日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマート、SPARオンライン書店『Fujisan.co.jp』、または当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。


【累犯者の「更生」とは(上)】

「一生、刑務所にいさせてください」
46歳、塀の中を行き来した30年
不器用な彼の足跡を追う


1311拘置所いわゆる“ニュース"とは若干異なる誌面の多い本誌にあって、ここからの8頁はひときわニュースから離れることになる。ホームレス問題と累犯者の問題に些かの関心を寄せるライターが、ある男性との出会いを通じてその両方を同時に考えることになった。さらには、その過程で両者の枠に収まりきらない問題にも眼を向けざるを得なくなる。予期せぬ縁に始まる極私的取材録、記者の一人称で綴ってみたい。(小笠原 淳)

----------------------------------------------------------------------

【報道】徳洲会疑惑と北海道

辞任を表明した徳田理事長に
北海道内の院長らが
突きつけていた“反旗"


1311徳田氏全国の“現場"で噴出する不信と加速する「反執行部」の流れ──。公職選挙法違反容疑で医療法人「徳洲会」グループが東京地検特捜部の強制捜査を受けるなか、10月8日午前、医療法人徳洲会の徳田虎雄理事長(75)が近く辞任する意向を表明した。「徹底抗戦」の姿勢から急転直下、事態が動いた背景には全国各地の病院長らの相次ぐ“決起"があった。9月下旬から10月初めにかけて関東、東北、北海道、さらには関西方面。これらの病院長らが地方単位で結束して法人本部などに抗議の声明文を送りつけていたのだ。そこには、司直のメスが入っても世間や職員に説明責任を果たそうとしない執行部に対する憤りが色濃くにじんでいた。世間を騒がせている「徳洲会問題」で旗幟を鮮明にし、「理事長辞任」を後押しした北海道の病院長らの動きを追った。

----------------------------------------------------------------------

【国会】「ヤバい法案」参院提出へ

「皆さん、奴隷になりたいですか」
秘密保全法成立の動きに
山本太郎が鳴らす警鐘


1311山本氏「国は今、とんでもない法案を通そうとしてるんです」。ウィークデーの夕刻、札幌市中央区の路上に響いた声の主は、参議院議員・山本太郎氏(38)。東京選出の新人が北海道の聴衆に訴えたこと、それは、この10月に国会に提出される秘密保全法案(特定秘密保護法案)への異議申し立てだ。国にとって重要とされる情報を「秘密」とし、それを扱う人を管理するとともに、外部に漏らした人を厳しく罰することになる同法。全国行脚の一環で札幌を訪れた山本氏の語りから、「とんでもない法案」の危うさが見えてきた。

----------------------------------------------------------------------
【徹底検証・JR北海道】政治問題と化した「出口シナリオ」

小さな悪弊が巨大化した組織
制御できない思考停止の経営陣

残された道はJR東日本との“一体化"か

1311jrJR北海道(野島誠社長)の激震が止まらない。車両事故が相次ぎ、職員が引き起こす不祥事も後を絶たない。レール異常が長期間放置されるなど組織そのものが機能不全を起こしている印象だ。民営化以後の小さな悪弊が積み重なって巨大化し、経営幹部が制御できない組織に恐れおののいている構図に見える。政治の舞台に放り出されたことにより同社の再生はますます混迷の度を深めていきそうだ。民営化以降の同社の変遷を辿りながらJR北海道の“病巣の根"を考えてみた。(ジャーナリスト・佐久間康介)

----------------------------------------------------------------------

【道警】
「小樽事件」再審請求

裁かれるか、銃器捜査の闇
元警部の「おとり」証言提出


1311道警警察は嘘をついている――。小樽港に銃を持ち込んで実刑判決を受け、2年間服役したロシア人男性が9月25日、札幌地裁に再審を請求した。新たに提出された証拠には、道警の元警部による「あれは違法なおとり捜査だった」との証言が。事件当時、警察は拳銃の摘発に血道を上げていたといわれる。その捜査に伴う多くの疑惑は、未だ晴れていると言い難い。事件から16年、深い闇の一端に光が射すことになるのか、請求の行方が注目される。


----------------------------------------------------------------------

【労働】「未払い賃金を払え」元従業員が札幌エムケイを相次いで提訴

運転手からとことん搾取?
「MKシステム」の実態とは

原告2人が内部事情を本誌に証言


1311mk4年前、初乗り550円の低額運賃で札幌圏のタクシー事業に参入した札幌エムケイ(本社札幌・平山功社長)。料金が安く運転手のマナーも良いという表向きのイメージとは裏腹に、以前から問題視されているのが同社の運転手の扱いだ。昨年から今年にかけて元運転手らが同社を相手取り札幌地裁に未払い賃金の請求訴訟を相次いで提起し、現在原告は29人にも膨らんでいる。そんな中、本誌は訴訟の原告でもある札幌エムケイの元運転手2人に接触。ベールに包まれてきた「MKシステム」と呼ばれる“搾取の仕組み"をあらためて取材した。

----------------------------------------------------------------------
【連載】元道新記者・黒田伸の「原発洗脳日記」 (第14回)

「年間予算」で組まれていた
北電の道新への飲食接待費

メディアの無知と力量が問われる「フクシマ」後


1311道新北海道内で原子力発電に関係している施設は、高レベル放射性廃棄物を地中処分するための研究施設「幌延深地層研究センター」と北海道電力の泊原子力発電所3基の原子炉だ。両施設があることで幌延町や泊村、さらにその周辺自治体も国などから莫大な補助金を得て財政危機を立て直してきた。その一方で原子力施設をPRするための新聞やテレビ、さらに雑誌などメディアへの「広報宣伝費」はいったいどれほど使われてきたのだろうか。そういう「知らなかったこと」を私はフクシマの事故後にメディア関係者から知ることとなる。(ジャーナリスト 黒田 伸)

----------------------------------------------------------------------

【報道】石狩市と北海道への反撃を期す別荘販売業者・北都

「別荘が違法か白黒付ける」


平成20年、石狩市厚田区で建築中だった建物に対し北海道知事名で出された施工停止命令。この行政処分に至るまでの石狩市や道石狩振興局の対応に、いまだ怒りをあらわにする人物がいる。平成17年に1市2村が合併した石狩市の旧厚田村を中心に別荘分譲事業などを手掛けてきた(株)北都の園田満社長(63)だ。「田岡市長との口論を機に、石狩市は徹底して小さな会社を目の敵にしてきた。市に依頼されて違反行為をでっち上げた石狩振興局も許し難い」と息巻く同氏。一体何があったのだろうか──。(10月8日現在)

----------------------------------------------------------------------

【行政】導入から8年「指定管理者制度」の光と影 【後篇】

やっぱり「出資団体ありき」?
「公募半減、非公募倍増」の札幌市


公の施設の運営を民間に開放する指定管理者制度が始まって約8年、施設の多くが4年周期の更新時期を迎え、道や札幌市は来年度以降の指定管理者を選定する作業に入っている。札幌市の場合、市内の約400施設で指定管理者制度が導入されているが、複数の施設を管理運営するケースもあるため応募区分は115。しかし4年前と比べると「公募半減、非公募倍増」という現象が起きている。広く門戸を開き、民間活力を導入して行政コストを縮減するという当初の制度目的に逆行するような事態になっているのは何故なのか。先月号に続き指定管理者制度の光と影を検証する。

----------------------------------------------------------------------

【行政】「建築確認審査の長期化」は解消されるか

構造計算判定の一社独占問題に
腰を上げた道が“複数化"を決断

期待される確認審査のスピードアップ


「道内における建築確認審査が長期化している」という指摘が数年前から関係者の間で囁かれてきた。「アベノミクス」による景気回復期待と消費増税前の駆け込みによる建築需要の増加が重なり、道内でも建築確認申請は今年に入ってからうなぎのぼりで増えている。そんな中で審査の長期化にますます拍車がかかり、関係業界からは「商機を逸する」と悲鳴にも似た声が上がっていた。元凶とされたのは、耐震強度など構造計算の適合性を判定する機関が道内には1カ所しかないことによるボトルネック。押し寄せる申請に審査が追いつかない実態が明らかになり、判定機関を指定する立場の道はついに重い腰を上げて複数化に向け舵を切った──。

----------------------------------------------------------------------
【ニュース】

■ダイイチとの関係を“卓袱台返し"
 イオンGになびいた「いちまる」

 ──帯広の「いちまる」がマックスバリュ北海道と資本・業務提携

■小樽中央卸市場に開設された
 後志初のコワーキングスペース

 ──空間を共有して“お仕事"。低リスクで起業できる場所へ

----------------------------------------------------------------------

【医療】
Close up Doctor
医療法人 札幌ハートセンター 札幌心臓血管クリニック ハートリズムセンター長 鵜野 起久也 氏

最先端の不整脈治療を
世界に発信する施設に


1311鵜野dr冠動脈カテーテル治療を主とする循環器内科、そして冠動脈バイパス手術などの心臓血管外科の両方の分野で道内トップの症例数を誇る札幌心臓血管クリニック(札幌市東区)。同クリニックは開院から6年の今年5月に19床から53床の病院に生まれ変わり、機を同じくして常勤医師として赴任したのが鵜野起久也ハートリズムセンター長だ。不整脈治療のスペシャリスト・鵜野センター長に同院で提供される先端医療、そして今後の展望を訊いた。

----------------------------------------------------------------------

【医療】医療法人社団 伸孝会 ていね泌尿器科

前立腺がんの早期発見で“患者本位"の治療に導く
再注目される体に優しいホルモン療法


1311竹田院長男性に特有の「前立腺がん」が高齢化の進展や食生活の欧米化などに伴い近年急速に増えている。初期のうちはほとんど自覚症状がないやっかいものだが、前立腺の異常を採血で調べるPSA(前立腺特異抗原)検査の普及で早期発見が可能になっている。もし前立腺がんと診断されたらどのように向き合えばいいのか、中年男性なら正しい知識を持っておくことが必要だ。泌尿器科専門クリニックとして前立腺がんの早期発見・治療に取り組む医療法人社団 伸孝会 ていね泌尿器科(札幌市手稲区・鈴木伸和理事長)の竹田孝一院長に症状に応じた対処法を聞いた。

----------------------------------------------------------------------

【教育】シリーズ 発達障害を考える (22)

障害や生きにくさを「個性」「武器」に
NPO理事長が語る当事者体験


困難を通じて人と人との関わりを学び、社会とのつながりを見つめ直そう──。本シリーズで取材を続けているNPO法人「楽しいモグラクラブ」(札幌市北区)。自身も発達障害の当事者である平田真弓理事長(60)の無手勝流の取り組みは、型にはまった若者支援にはない実効力がある。発達障害やひきこもりなど、生きづらさを抱える人の力を引き出すために何ができるのか。自問自答を繰り返しながら歩む平田理事長が、自身の体験と身体感覚を赤裸々に語ってくれた。自らの意思で動き始めた若者の姿を伝えながら「発達障害とは何か」、そして「支援の在り方」について改めて考えてみたい。(武智敦子)

----------------------------------------------------------------------

【不動産】なぜ、物件調査が必要なのか

「迷子の土地」を探します
北央鑑定サービス 代表取締役・ 堀川 裕巳氏に訊く


「親から不動産を相続したが、権利書に記載されている場所が分からない」、「固定資産税がかかっていないので長年放置していたが、現況はどうなっているのか」──。最近、そうした“迷子の土地"が増えているという。地方の山林内などの土地に関する話かと思いきや、札幌市内でもよくある事例だという。「資産管理、またリスク回避のためにも所有する不動産を把握しておくことは大事です」と語るのは、北央鑑定サービス㈱の堀川裕巳社長(66)。“迷子の土地"とはどのようなものか、また放置しておくことのリスクについて、不動産鑑定士・土地区画整理士で、不動産カウンセラーとして活躍する堀川社長に訊いた。

----------------------------------------------------------------------

【長期連載】“農と食"北の大地から
産業用大麻の可能性(その5)道の検討会の今後を展望する

始まった「可能性検討会」で
試される北海道の“本気度"


3月の定例道議会での質疑をきっかけに道農政部が設置した「産業用大麻可能性検討会」が8月から始まった。第1回の議論のテーマは「有用性」「栽培上の問題点」「道民の合意」の3つ。5人の委員が見解を述べあったが、産業用大麻の可能性を探る入り口に立った段階である。その一方で、来年からの道内各地での大規模な試験栽培に向けた模索も始まっている。産業用大麻シリーズの5回目は、検討会の議論の様子を紹介しつつ、松井博和座長(北海道未来総合研究所副理事長)にインタビューして今後の方向や試験栽培への道筋などについて考え方を聞いた。(ルポライター 滝川 康治)

----------------------------------------------------------------------
【話題の人】
行動する教育者グループ「北海道教育ユニット
Edu」を立ち上げた・ 能正 章寛氏に訊く

「子供たちにできることは何だろう。
いつもそこから発想しています」


インターネットを活用した個別指導など、子供たちの学ぶスタイルや目標に合わせた学習塾「A EDUCATION PROJECT(エイ エデュケイション プロジェクト)」代表にして、人材育成や職業訓練事業と活動の場を広げてきた能正章寛さん(35)。今年1月には、教育関係者有志による「北海道教育ユニット Edu」を立ち上げ、高齢者向けアプリの開発やコワーキングスペースを活用したバータイム、クリエイター育成事業に乗り出すなど、縦横無尽な発想と行動力を如何なく発揮している。そんな能正さんの、教育者としての“ルーツ"は中学時代に始めた小学生の家庭教師に遡る。パワー全開でとにかく熱い。能正先生の素顔に迫った。(聞き手・武智敦子、9月22日収録)

----------------------------------------------------------------------

【長期連載】白井暢明の“未来を拓くドサンコロジー"
ホンネで語る北海道独立論 対談篇

真の自立への布石となる
北海道サマータイムの導入


昨年10月に「北海道独立研究会」を立ち上げたキャスター、佐藤のりゆき氏と本誌連載ホスト・白井暢明氏の熱烈対談、その後篇をお届けする。対談の後半では将来の人口減少やエネルギー自給問題を踏まえ持続可能な社会をいかに構築するかをテーマに論議が展開。2人の持論である夏場の長い日照時間を活かした「北海道サマータイム」導入の意義が強調されたほか、道内各地を取材で飛び回る佐藤氏からは苦悩する観光地の現状やホスピタリティの在り方について辛口の発言も飛び出した。北海道に漂う閉塞感とドサンコの依存心を打ち破る処方箋、そしてアイデアを実現させるための真のリーダーシップとは──。(8月27日収録)

----------------------------------------------------------------------

【フォトレポート・トピックス】

*イーグルGがレバンガ開幕戦を応援!
*新和Gが札医大患者にクラシックコンサートをプレゼント
*地裁、地検、弁護団が恵庭OL事件の現地を調査
*野菜、動物、性格検査…? 北海道矯正展に今年も6700人
*第2回「びあけん」開催 札幌会場では30人が1級に挑戦

----------------------------------------------------------------------

【連載コラムなど】
*ビール・インフォメーション
*はるばるヒーロー
*狩野美香子の“一撮入魂"
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*連載小説「時は誰も待たない」
*風俗嬢の休日(「秘書室 アスナ」)
*シネマ『ベイビー大丈夫かっ BEATCHILD1987』
*視点 公共交通をどうする?
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*夢の夢吉 夢吉の夢
*新連載:おたくの文壇殴り込み
----------------------------------------------------------------------
【今月の表紙】鈴木翁二画
『長い旅』


同じカテゴリー(バックナンバー)の記事画像
北方ジャーナル2019年9月号
北方ジャーナル2019年8月号
北方ジャーナル2019年7月号
北方ジャーナル2019年6月号
北方ジャーナル2019年5月号
北方ジャーナル2019年4月号
同じカテゴリー(バックナンバー)の記事
 北方ジャーナル2019年9月号 (2019-08-13 00:00)
 北方ジャーナル2019年8月号 (2019-07-15 00:00)
 北方ジャーナル2019年7月号 (2019-06-15 00:00)
 北方ジャーナル2019年6月号 (2019-05-15 00:00)
 北方ジャーナル2019年5月号 (2019-04-15 00:00)
 北方ジャーナル2019年4月号 (2019-03-15 00:00)

Posted by 北方ジャーナル at 00:00 │バックナンバー

QRコード
QRCODE
削除
北方ジャーナル2013年11月号