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2013年08月26日

「恵庭OL殺人事件」で2回目の市民向けシンポジウムを開催


パネルディスカッションでは事件が冤罪である可能性が大きくなっていることが印象づけられた。右から伊東秀子弁護士、白取祐司教授、中山博之弁護士、新川生馬弁護士(8月23日夕、札幌エルプラザホール)


 8月24日の土曜日午後6時半から札幌市内で開かれた「第2回シンポジウム 恵庭OL事件を考える」(恵庭OL事件の再審を支える会主催)を取材してきた。3月に行なわれた第1回目は教育文化会館の会議室が会場だったが、今回は収容人数の多い札幌エルプラザホールに変更。それでも席は8割方埋まり、この事件への市民の関心の高さがうかがえた。


シンポジウムの最初に講演を行なった白取教授


 今回のシンポジウムで目を引いたのは、刑事訴訟法の研究で第一人者と言われる北大法学研究科の白取祐司教授が「恵庭OL殺人事件─いびつな事実認定と証拠開示」と題して講演を行なったこと。白取教授は事件発生(2000年3月)から今日に至る13年間における刑事訴訟法の変化を解説したうえで当時の捜査当局の事実認定がいかに危うかったかを指摘。再審請求以後に開示された新証拠の重要性にも触れながら情況証拠に依拠した有罪認定について研究者の立場から問題提起を行なった。

 最高裁で本事件の有罪が確定したのが2006年9月。事件発生からそれまでの間、白取教授は「(司法界に)逆転無罪の空気は無かった」と表現。だが、それ以後足利事件での再審無罪判決、厚労省の村木厚子無罪事件などで法務検察の信頼が大きく揺らぎ、裁判官の意識は変わってきていると強調した。 (く)


ほぼ満員となった札幌エルプラザホール


 

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Posted by 北方ジャーナル at 13:33│Comments(0)編集長日記
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