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月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ › 編集長日記 › 「鈴木貴子代議士誕生」を示唆した新党大地の例会

2013年04月14日

「鈴木貴子代議士誕生」を示唆した新党大地の例会


挨拶後、あらためて松山千春に紹介される鈴木貴子(4月13日午後、札幌プリンスホテル国際館パミールで)


「鈴木貴子代議士」がまもなく誕生することを強く印象づける政経パーティーだった。4月13日土曜日、約1300人の支持者を集めて札幌市内のホテルで開かれた新党大地の「第8回北海道セミナー」を取材しての感想だ。
 
 先の衆院選の小選挙区で現職が次々に敗れた新党大地。12区の松木謙公、10区の浅野貴博、11区の石川知裕、この中で比例でかろうじて救われたのが石川だった。だが、その石川は3月中旬、「陸山会事件」の控訴審判決で有罪を受けた。石川は「不当判決」として最高裁に上告したが、最高裁で高裁の判決がひっくり返る可能性は極めて低いと見られている。有罪が確定すれば、石川は議席を失う。見方を変えれば、すでに現時点で議席を失うことがほぼ確定したことになる。


自らの去就について「しかるべき決断をする」と述べた石川代議士


 ここで問題になるのが石川の議席の扱いだ。石川のバッジは「新党大地」と投票用紙に書いた有権者によってもたらされたもの。有罪が確定する前に現段階で潔く返上し、比例第2位の候補に後を託すべきという声が出るのは当然だった。これを受けて道新は早々に「辞職へ」と書いていたわけだ。だが、これはいささか先走った感が否めない。

 挨拶に立った石川は「身の処し方については後援会から一任をいただいている。新党大地のことを考えて政治決断をしていきたい。多士済々のメンバーがいるので(後のことは)心配していない」と語り、「議員辞職する」という言葉は最後まで聞かれなかった。だが、私には事実上、バッジを外す覚悟の表明以外には聞こえなかった。

 石川が辞めれば、7区で出馬し伊東良孝に敗れた比例2位の鈴木貴子が繰り上げ当選することになる。鈴木宗男の長女が弱冠26歳で国会デビューを果たすのだ。パーティーでは折にふれ石川を激励するコメントが各氏から聞かれ、松山はハプニングで歌まで披露し石川を元気づけた。身内同士のヨイショはともかく、「政治家・鈴木貴子」の誕生は秒読みに入ったと言っていい。


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