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東原社長に激励される新入社員ら。写真は辞令を受け取る鎌田さん（３月31日、札幌パークホテルで）



　太陽グループ（本社札幌・東原俊郎社長）は３月30日、札幌市内のホテルで2013年度の入社式を行なった。今年度の新入社員はパチンコホールのパーラー太陽や社会福祉法人太陽育成会などへの配属を含めて71人で、昨年に続く大量採用。内訳は男性34人（四大卒５人、短大専門学校卒２人、高卒27人）、女性37人（四大卒２人、短大専門学校卒５人、高卒30人）で、全員が晴れのセレモニーに出席した。

喜び合える事業をつくりあげようと語りかけた東原社長

　冒頭、挨拶に立った東原社長は、「会社で働くということは自分のために働くということ。学生は与えられる側、社会人は与える側であり、自分自身で頑張って早く与える側の一員になって欲しい。当グループは、パチンコを核に旅行会社やボランティア関連などいろんな業種を抱えているコングロマリッド。グループの歴史は25年と短いが、私の事業欲の源泉はみんなと喜び合えることを創造していきたという気持ち。その方が喜びは倍増すると確信している。これからは一緒に仲間としてやっていこう。楽しいことばかりではなく必ず壁にぶつかる時がくる。ぶつかってどうしようもなくなったら相談してほしい」と、エールを贈った。　


　続いて辞令交付が行なわれ、新入社員を代表して青葉店配属の植松和也氏と北郷ピノキオ保育園配属の鎌田真由さんに、東原社長からそれぞれ辞令が手渡された。


　新入社員を歓迎する言葉として、パーラー太陽新琴似店ホールリーダーの中座まやさんが「常に感謝の気持ちを忘れずに働いてください。確実な一歩を始めるために確実な努力を重ねることを大切にしてほしい」と述べた。東原社長をはじめグループ幹部が見守る中、新入社員を代表して岩見沢店配属の山屋愛美さんが「誠心誠意努力をしていくことを誓い、太陽グループの一員として恥じないよう日々成長していきたい」と新たな社会人として決意表明した。


　71人の新入社員のうち68人がパーラー太陽に配属され、３人は太陽育成会が運営する「北郷ピノキオ保育園」の保育士として勤務する。パチンコ業界にとっては厳しい経営環境が続いている近年だが、同グループは「人材こそ最大の投資」として今年も多くの社員を確保した。（さ）