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月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ › 政治経済 › 業績回復基調の土屋グループが6年ぶりに“進発式”を開催

2013年01月23日

業績回復基調の土屋グループが6年ぶりに“進発式”を開催

“進発式”の冒頭、挨拶する土屋HDの土屋公三会長(1月21日午後、札幌パークホテルで)


 住宅メーカー地場大手、土屋ホームを主軸とするグループ5社は1月21日午後、札幌市内のホテルで「平成25年度進発式」を開催した。当日はグループ社員をはじめ協力業者や取引関係先などから1000名弱が参加、土屋グループ各社トップによる事業方針説明をはじめ東海大学副学長の山下泰裕氏、北洋銀行頭取の石井純二氏による特別講演も行なわれた。


6年ぶりとなった開催に多くの関係者が参加。土屋グループの業績回復が印象づけられた


 この“進発式”は、土屋グループの創業者である土屋公三氏が昭和52年から協力業者などを集めて新年冒頭に開催していたものだが、この5年間は事業環境が悪化し開催を見合わせていた。しかし、持ち株会社土屋ホールディングス(HD)を4年前に設立、各事業部門を完全子会社にして体制を整備したことに加え、昨年11月には土屋ホームと土屋ツーバイホームを統合して新生土屋ホームがスタート。東北地方の復興需要などもあって業績が大きく回復し、将来の経営見通しが立ってきたことを受け6年ぶりの開催となったもの。

 冒頭、挨拶に立った土屋公三氏(土屋HD会長)は、「ここ数年住宅業界は厳しい時代だったため、道内の同業者も多くが事業継続できず消えていった。当グループも減損会計などによって総資産が半分になるほどだったが、何とか次代に向けた体制をつくりあげ将来の経営見通しが付いた。皆さんにご迷惑をかけないで新しい時代に進んで行ける」と語った。


全国制覇を目標に掲げた土屋ホームの佐藤孝司社長


 続いて各事業会社の社長が今年度事業方針を説明。土屋ホームの佐藤孝司社長は、「道内では絶対的ナンバーワンを目指す体制として4地区制を導入、本州でもブロック長3名に若手を起用した。当面、道内と本州の売上げを同等にして中長期的には全国制覇を目標に掲げている。まだまだ全国大手から見ると当社は小さな会社。しかし、私を含め社員一同、使命感と商品では負けていない。他社の牙城に乗り込んでいく気概、強い信念によって前に進んで行こう」と呼びかけた。


業績の大幅回復を報告した土屋HDの土屋昌三社長


 続いて増改築部門である土屋ホームトピアの菊地英也社長は、「世の中は大きく変化しており、多様性の時代なので同一の商品、同一の戦略では(顧客のニーズに)行き届かない。リフォームはモノではなく暮らし方を売る時代だ。リフォームで豊かで楽しい暮らしができるという“暮らし方提案企業”を目指す」と訴え、3年後に100億円の売上げを目指す考えを明らかにした。

 さらに土屋ホーム東北の中村清一社長は、「当社はこれまで東北5県にしか進出していなかったが、福島支店準備開設室を設け下期には支店に格上げして東北6県をカバーできる体制にする。東北1県で年間100棟以上を目標に、より良い住宅を提供することで土屋ホーム東北の存在価値を認めていただけるようにする」と決意を披露した。

 各事業会社の持ち株会社である土屋HDの土屋昌三社長は、昨年度のグループ全体の売上高が257億3400万円、対前年度比12・8%増、営業利益は6億7900万円で同547・8%増、経常利益7億3400万円で同380・6%増の増収増益になったことを示し、「好調の要因は東北エリアの復興需要による売り上げの増加と長期優良住宅先導事業の採択による大型リフォーム事業の増加で増改築事業が拡大したこと」と述べ、今年度の売上高予想は266億4100万円、営業利益を5億9900万円とした。

 土屋社長は、「今年度の土屋グループの大方針は成長戦略の推進。その重点施策のひとつがグループ全社員による太陽光発電システムの販売」と強調。「当グループでは札幌市のメガソーラー運営事業者に選定され、今年3月より発電事業を開始する。本来の強みである戸建住宅の商品にソーラーパネルを搭載する営業戦略を各社と連携し進める。エンドユーザーに向けて北海道からソーラー普及を進めていく」と宣言した。


柔道の経験から夢への挑戦を熱く語った東海大学副学長の山下泰裕氏



北海道経済の今後について講演した北洋銀の石井純二頭取



今年の飛躍を誓い合った懇親会


 その後、協力業者の表彰式に続いて東海大学副学長山下氏が『夢への挑戦』と題して柔道に取り組んだ経緯やいじめ撲滅に向けた自身の取り組みを紹介したほか、北洋銀行の石井頭取が『不確実性の中での北海道の可能性』をテーマに北海道経済の見通しを解説。その後の参加者による懇親会を経て和やかな雰囲気のうちに平成25年度の進発式を終えた。  (さ)


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Posted by 北方ジャーナル at 10:16│Comments(0)政治経済
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