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「苦しみの中にある子供に手を差し伸べることを具体的に考えたい」と話す野村俊幸さん


「いじめから命を守る緊急集会」が９月29日午後１時から函館総合社会福祉センター「あいよる21」４階会議室で開かれる。７月下旬に札幌市内で開かれた「登校拒否・不登校を考える夏の全国大会」で、大津市での中２いじめ自殺事件を受けて「いじめ・いじめ自殺に関するアピール」が採択されたことを踏まえて、函館の不登校の親の会やフリースクール関係者などが主催する。

　緊急集会では北海道教育大学の大坂治教授が「学校ができること、なすべきこと〜子どもの人権を守るために」と題して講演を行なう。また２人の娘が不登校になった経験から親の会の活動に参加、現在「不登校相談情報センター南北海道」の代表などを務める野村俊幸さんが「親ができること、なすべきこと〜わが子のいじめ・不登校経験から」をテーマに講演。参加者との意見交換などを通して子供の安全・安心を守るための具体的方策を考える。


「いじめから命を守る緊急集会」のチラシ


　参加費は資料代として300円。問い合わせは函館圏フリースクールすまいる事務局（七飯町大川2丁目2の1の104）☎090・9522・1841＝庄司証代表まで。　（あ）