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2012年02月03日

前立腺に埋め込まれる“純金のコイル”

前立腺に埋め込まれる“純金のコイル”
前立腺がんの範囲を特定するために体内に埋め込まれる純金製のコイル(長さ約1センチ強)


 医療法人社団 北腎会(坂丈敏理事長)が運営する「脳神経・放射線科クリニック」(札幌市北区)。ここに導入されている定位放射線治療装置「ノバリス」によるがん治療を取材した。2006年の開院以来、悪性の脳腫瘍や前立腺がんなどへの治療で、すでに1000症例を超える実績を有するのが同クリニックだ。

前立腺に埋め込まれる“純金のコイル”
ノバリスの前に立つ脳神経外科医の池田潤院長(左)と放射線治療専門医の溝口史樹副院長(右)(1月下旬、脳神経・放射線科クリニック内)

 ドイツで開発されたノバリスは、IMRT(強度変調放射線治療)の一種で正常な組織への影響を最小限にとどめることができると言われている。病巣の形状に合わせてピンポイントで狙い打ちできるため、治療時間が短縮でき身体への負担も少ない。

 同クリニックにおける前立腺がん対策が今回のテーマ。ここでは米国製の純金コイルマーカーを体内に埋め込むことで、より正確に放射線を照射することを可能にしている。

 詳細は次号3月号でレポート予定。前立腺をお持ちの男性諸氏には、是非読んでおいてもらいたい。  (く)


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Posted by 北方ジャーナル at 00:27│Comments(0)編集長日記
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