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2012年01月21日

厳寒の札幌に56人 「ホームレス全国一斉調査」


 厚労省の調査は毎年1月に行なわれる(21日午前7時45分、JR札幌駅)

 21日早朝、札幌市保健福祉局と民間団体が協力してホームレスの人数を調査し、計56人が同市内の路上などで生活していることを確認した。厚生労働省の音頭で全国一斉に行なわれる調査の一環で、昨年同時期の調査結果(74人)から18人が減少した形だが、支援団体の関係者らは「実際にはもっと多くの人が路上にいる筈」と捉えている。

 札幌市の委託で、支援団体北海道の労働と福祉を考える会(労福会、嶋田佳広代表)のメンバーなど32人が、市内10エリアで調査にあたった。JR札幌駅周辺など都心部のほか、郊外(東、西、南、北、豊平、白石、厚別、手稲各区)の地下鉄駅や深夜営業の飲食店、河川敷などを目視で調査、午前4時から同7時までの間に計56人(男性39、女性7、不明10)を確認した。結果は、近く厚労省に報告されて公式な数字となる。

 毎年厳寒期に行なわれる調査では、年を追うごとに数字が減り続けているが(2007年から132人→109人→99人→72人→74人→56人)、本年度の集計などを担当したホームレス支援北海道ネットワーク代表の山内太郎さん(札幌国際大講師)は「この数字は“少なくともこの人数が確認できた”というだけで、調査できていない地域がほかにある」と、路上生活の拠点が郊外へ拡散し続けている現状を指摘する。同市で路上生活から生活保護受給に到った人たちが昨年だけで150人を超えていることなども踏まえ、「実人数は公式の数字を大きく上回るだろう」と話している。過去に例を見ないこことしては、大通公園周辺の人数が大幅に減ったこと(計6人)と、女性の比率が増えたこと(計7人=12.5%)を挙げ、「女性が全体の1割以上を占めるのは全国的に見ても珍しい」と驚いている。


 24時間営業の飲食店で目撃情報を集める調査員(午前5時58分、札幌市内)

 調査員らは並行して聴き取り調査にも取り組んでおり、16日から21日までの間に現役のホームレス計8人が協力した。全44問のアンケートで当事者の生活実態を確認するもので、これも全国一斉に行なわれる試み。引き続き26日までホームレスの協力を募り、人数調査の結果とともに厚労省に報告することになる。  (ん)




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Posted by 北方ジャーナル at 11:58│Comments(0)ニュース
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