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2011年10月08日

サッポロライオンと道のコラボ「うまいもん味覚祭」

サッポロライオンと道のコラボ「うまいもん味覚祭」
10月は宗谷総合振興局の「うまいもん」4品から

 サッポロビールとグループ会社のサッポロライオンは、北海道の14総合振興局・振興局とのタイアップ企画「うまいもん味覚祭」を、道内のサッポロライオン7店舗で10月からスタートさせた。

 10月から来年11月まで、今月の宗谷総合振興局に始まり全14振興局の「うまいもん」が月替わりで登場するロングランフェア。7日には「海鮮居酒屋 おおーい北海道 すすきの店」で試食会が行なわれ、多数のメディアを含め関係者が詰めかけた。

 サッポロビールとサッポロビールHDは、07年2月に道と包括連携協定を締結し、「ふるさとのために、何ができるだろう?」の地域スローガンを具現化すべく、食分野を中心とした北海道ブランド向上の取り組みを道と協働し推進している。

サッポロライオンと道のコラボ「うまいもん味覚祭」
道広報広聴課の近藤裕司課長(左)とサッポロライオンの北目淳一北海道地区事業部長

 試食会の冒頭では、サッポロライオン執行役員北海道地区事業部長の北目淳一氏が、道とのコラボの背景とともに、地産地消をテーマに月替わりで各振興局から提案された食材を使い、特別メニューを提供していくことを説明。併せて、各振興局の観光PRや情報発信基地として、7店舗を存分に活用してもらう考えを明らかにした。

 また、道総合政策部広報担当課長の近藤裕司氏は、
「14ある総合振興局・振興局の食と観光の魅力を道内外に幅白く発信、併せて食の販路拡大をしていただけるということで、各振興局ともども感謝を申し上げます。私が知る限り、同じ店舗で14カ月という長い期間にわたりPRイベントをしていただくことは、これまでなかったと思います。私どもも、しっかり連携していきたいと思います」と挨拶した。

 試食会でお披露目された10月のメニューは、宗谷総合振興局が誇る海の幸を使用した4品。サッポロライオンのメッセージを添えて紹介する。

サッポロライオンと道のコラボ「うまいもん味覚祭」
「ホタテのベーコン巻き串バター焼き」
枝幸産ホタテ使用。「オホーツク海の強い荒波と流氷がもたらした栄養を吸収して育てられたホタテは、肉厚で、肉質が詰まっているので、食感が違います」(750円)


サッポロライオンと道のコラボ「うまいもん味覚祭」
「ホッケのちゃんちゃん焼き」
礼文島産ホッケ使用。「新鮮な礼文島のホッケを使用。開きに味噌、ネギ、イクラ、バターをのせたシンプルな味をお楽しみください」(880円)


サッポロライオンと道のコラボ「うまいもん味覚祭」
「礼文島 タコ三昧」(マリネ・お刺身・唐揚げ)
礼文島産タコ使用。「最北の海から水揚げされる新鮮なタコは、身の引き締まった最高の逸品です。タコの足を煮タコに加工して、タコ三昧に仕上げました」(680円)


サッポロライオンと道のコラボ「うまいもん味覚祭」
「おおなご一夜干し」
稚内産おおなご使用。「おおなごとは、日本各地で獲れる『いかなご』『小女子』が体長15センチ以上に成長したものを呼びます。淡白でとても調理しやすい食材」(580円)


 この「うまいもん味覚祭」は、14振興局から食材とともに食べ方の提案も受けてメニューづくりをするという。同じ食材を推された場合にどう差別化するかなど、サッポロライオンとしても知恵の絞りどころとなる。

 北目事業部長に「うまいもの味覚祭」の意義を訊くと、
「14振興局さんとも、その季節の“旬”にこだわった自慢の食材を紹介して下さいますが、それに『食べ方の提案』がプラスされていることが大きいのではないでしょうか」と語る。

「例えば、鮭のちゃんちゃん焼きは道内でメジャーですが、ホッケを使用しイクラを乗せるのは新しいと感じます。でも、地元の皆さんにとっては長年親しんできた料理なんですね。地元では当たり前、でもお客様には新鮮。ハッとするような各地域の名物料理を、14カ月を通して広く紹介したいと思います」(北目氏)

サッポロライオンと道のコラボ「うまいもん味覚祭」
ボックス席の行灯にも各振興局名が。地域紹介ポスターを見るのも楽しい

サッポロライオンと道のコラボ「うまいもん味覚祭」
掘り炬燵式の小上がり入口にも振興局名入りのプレート。凝ってます

 また北目事業部長は、企画の目的は「うまいもん」を堪能してもらうことだけではないという。

「ウニ、ホタテ、カニ、イクラ…と、海の幸だけでも北海道が誇る食材はいくらでも思い浮かびますよね。でも、その食べ方は意外と画一的ではないでしょうか。ハッとしていただくと同時に、店内装飾やポスターにある各振興局の地域紹介や観光PRをご覧いただいて、『ここに行ってみたいな』という流れをつくれたら最高だと思います」(北目氏)

サッポロライオンと道のコラボ「うまいもん味覚祭」
つい見入ってしまうメニュー表。毎月通わずにいられません

 実施店舗は、「海鮮居酒屋 おおーい北海道 すすきの店」「ビヤホールライオン 狸小路店」「銀座ライオン 札幌パセオ店」「ブラッスリー銀座ライオン 大通地下街店」「BEER DINING LION 札幌ステラプレイス店」「ビヤケラー札幌開拓使 サッポロファクトリー店」「ブラッスリー銀座ライオン 新千歳空港店」の北海道地区7店舗。

 10月11日から、東京の「北海道FOOD BEERHALL GINZA LION 恵比寿ガーデンプレイス店」でも同様のイベントが実施される。

「うまいもん味覚祭」が実施されるサッポロライオンの7店舗は、道民はもちろん観光客にも人気の店ばかり。これが道内観光・地域産業の活性化につながれば、それこそ「最高」と言えるだろう。(ひ)


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