2011年10月03日
有罪判決を受けた石川知裕衆議にインタビュー
緊急支援者集会の後で会見する石川衆議(10月1日。ベルクラシック帯広で)
政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で東京地検特捜部から起訴され、9月26日に東京地裁から有罪判決(禁固2年・執行猶予3年)を言い渡された石川知裕衆議(38)が10月1日、帯広市内で開かれた支援者集会に出席。無実を強く訴えるともに、今後も衆議として政治活動を続けることを表明した。集会後、帯広市内の事務所で本誌の単独インタビューに応じた石川衆議は、赤裸々に現在の心境を語った──。
報告では憤りを隠さなかった石川衆議
会場は立ち見も出るほど
“十勝晴れ”の土曜日。午前11時から「ベルクラシック帯広」で始まった「石川ともひろ裁判報告集会」。ここに集まった600人あまりの支援者の前で石川衆議は「水谷建設からの5千万は受け取っていません。裁判所が認定している事実は全く無い。こんな濡れ衣を着せられては死んでも死にきれません」と述べ、直ちに控訴したことを報告。今後もあくまで衆議として政治活動を続けながら裁判を闘っていくことを宣言した。
会の冒頭、挨拶に立ったのは新党大地・代表代行の浅野貴博衆議、そして地元選出の民主党・池本柳次道議、地元の弁護士ら。石川衆議の闘争宣言が大きな拍手で承認された後、記者会見が開かれ、当日、報じられたばかりの婚約話が話題になる一幕もあった。
支援者を見送る
緊急集会の後でインタビューに応じる石川衆議(10月1日。帯広市内の石川事務所で)
婚約相手との不思議な縁も語ってくれた石川衆議
午後のインタビューで、石川衆議は婚約相手とのなれ初めにも触れた。お相手は阪中香織(27)さんという女性で、BS11の放送記者兼アナウンサー。聞けば阪中さんの父上が東京地検特捜部による冤罪被害者という縁があるとのこと。あれやこれやの詳細は次号でご確認していただくとして、今回の事件に関する石川衆議の説明は簡潔そのものだった。ちなみに自著「悪党 小沢一郎に仕えて」は、5万部を超えるベストセラーで、すでに10刷を数えているという。 (く)
Posted by 北方ジャーナル at 00:17│Comments(0)
│編集長日記
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。