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2011年09月15日

「北方ジャーナル」2011年10月号

「北方ジャーナル」2011年10月号

9月15日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマートオンライン書店『Fujisan.co.jp』、または当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。


【特集・累犯者と地域】
みんな普通に暮らしたい
──塀の外に見つけた希望


「北方ジャーナル」2011年10月号前号で報告した高齢受刑者問題。塀の中と外を往き来する彼らに、その繰り返しを断ち切る機会は訪れるのか。外の希望を見つけた人たちに会うと、そのきっかけはさまざまあるように見える。と同時に、決め手は1つしかないとも受け取れる。幸運な出会いがあるか、ないか──。犯す必要のない罪に手を染めた人たちに、差し伸べられる手の数は未だ充分ではない。だが、あることはある。それも、割とすぐそばに。(小笠原 淳)

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【緊急インタビュー】

スクープ連発、大手を凌ぐ原発報道のトップランナー
「記者クラブのような特権がないから、
自分たちで掴んでいくしかないんです」


「北方ジャーナル」2011年10月号8月26日、北海道電力の“やらせ”メール問題が発覚する。同日午前に共産党北海道委員会があきらかにし、大手メディアがこぞって報じたニュースは、すでに“第一報”ではなかった。追いかけた各紙・各局の報道に、その日刊紙の名は登場しない。7月2日の九州電力“やらせ”報道をはじめ、原発問題の調査報道で次々に特ダネを放つ「しんぶん赤旗」。その「逆境を逆手に取った取材力」とは何か、今なお“フル稼働”中の取材班でデスクを務める森近茂樹さん(55)に訊いてみた。

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【報道特集】
苫東の道有地で産廃処分場業者が恐喝未遂か(3)
アビアス社がダミーを使い
新規事業資金5億円を調達?

“黒い人脈”を背後に不正行為を
繰り返した“自称オーナー”の素顔


「北方ジャーナル」2011年10月号苫小牧東部開発地域(以下苫東)で産業廃棄物の最終処分事業を行なっているアビアス株式会社(本社京都市・吉田卓司社長)の関係者が、恐喝まがいの行為に手を染めていた疑惑の続報だ。アビアス社は代理人を通して疑惑を否定する回答を寄せたが、“自称オーナー”が事件のキーマンである可能性は強まるばかりだ。同氏が担保を提供し同社が5億円の資金融資を受けていたことも判明。黒い人脈を背景に不正行為を繰り返してきた“自称オーナー”の素顔を検証する。

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【報道特集】
北広島市西の里・寺院所有地をめぐる10年越しの“怪談”
“利権屋”うごめく残土受け入れ場
成田山大照寺は廃止の意向だが…


「北方ジャーナル」2011年10月号何とも面妖な“事件”である。舞台は北広島市西の里の市街化調整区域にある約6万平方メートルの寺院所有地。発端は平成10年、厚別区大谷地にある真言宗智山派の成田山大照寺(代表役員・藤井照人氏)が、自己所有地に隣接する広大な土地を取得したことにある。同地は翌11年から“ある事情で”残土受け入れ場となり、平成16年に“ある事件”が起きるまで使用されたが、以降は手付かずのまま放置されていた。ところが昨夏、残土の受け入れが突然再開されたことで、行政や地元住民、さらに“利権屋”までもが加わった騒動が勃発し今に至る。一体何があったのか──。 (9月8日現在)

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【連載】 「倶楽部は踊る──記者クラブはどこへ」
兼業ジャーナリスト、官庁会見へ
──IWJ北海道が開ける風穴


「北方ジャーナル」2011年10月号国や地方のお役所は、なぜ記者会見を開くのか。眼の前の記者を相手に情報を公開し、また質問に答えるため──、ではない。中央官庁の大臣らは国民に、都道府県知事は都道府県民に、市町村長は市町村民に向けて語りかけねばならない筈だ(議会や司法府も同様)。だが、彼らの語りが漏れなく国民・市民に伝わる機会は極めて少ない。参加したメディアはその記録に大胆な編集を施し、紙や電波を通じてごく一部を読者・視聴者に届けるのみだ。では、すべての情報を受信する権利を持つ国民・市民が、自らその場を取材する機会を得られるとしたら、どうなるか──。一つの果敢な試みが、ここ北海道で始まった。(小笠原 淳)

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【揺れる道内放送業界】
夕方ニュース戦線に異状あり
関係者が驚く「常勝STV、視聴率連続2ケタ割れ」の緊急事態
日ハム人気に頼り、ニュース番組が劣化?


「北方ジャーナル」2011年10月号原発震災以降、テレビ報道の影響の大きさに改めて注目が集まっている。そんな中、道内報道番組の主戦場である午後6時台のニュース現場に最近ちょっとした「異変」が起きているという。それは、北海道ではNHKさえ凌ぐ人気を誇ってきたSTVニュースの意外な苦戦だ。道内ローカルニュースの現場で、いま一体何がおきているのだろうか──。

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【報道特集】民事再生「御前水ゴルフ倶楽部」の行方
「もう蔦森一族の居座りを許すな」
“守る会”が経営責任追及の狼煙


「北方ジャーナル」2011年10月号地元の名士から破綻の張本人へ──。富と名声を得ていた人物がジェットコースターのように急降下するケースがまたぞろ出てきた。今回の主役は御前水ゴルフ倶楽部(苫小牧市)を経営する美々リゾート開発の蔦森清克社長(69)だ。苫小牧の名士として知られた蔦森一族の一人だが、同社が民事再生を申請してから半年、徐々に不透明な経営実態が明らかになってきた。会員たちは「横領、背任の疑いあり」と追及の狼煙を上げている。御前水ゴルフ倶楽部が破綻した経緯と今後を追った。

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【ひきこもり】
吉川修司氏が語る「親亡き後の『ひきこもり』」
父の死後、改めて振り返る
親子関係とこれからの生き方


「北方ジャーナル」2011年10月号ひきこもりの長期高齢化に伴い、「親亡き後のひきこもりをどうするか」という新たな課題が社会問題として浮上している。このほど内閣府が公表した「ひきこもり支援者読本」では、親の資産活用と社会保障制度を軸としたサバイバルプランが提示されているが、それ以外に当事者が生き延びる道はないのか。8月下旬、「北海道ひきこもり問題を考える実行委員会」(黒田靖実行委員長)が「親亡き後の『ひきこもり』を考える」をテーマに札幌市内で講演会を開催した。この場で、NPO法人「レター・ポスト・フレンド相談ネットワーク」副理事長で、5月に父親を亡くし1人暮らしとなった吉川修司氏が、現在の心境と暮らしを赤裸々に語った。分かり合えぬまま亡くなった父への深い思いを胸に秘めながら、緩やかな社会参加の道を模索する吉川氏の“告白”に耳を傾けて欲しい。

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【連載】札幌市と“20年闘争”を繰り広げる男の軌跡──農地違法転用篇 (8)
「不渡り手形を連発しやがって。
札幌市こそハギ取りのプロだろ」


「北方ジャーナル」2011年10月号8月4日に札幌市の農政課と農業委員会事務局、都市局宅地課が合同で現地調査に入るなど、手稲前田地区の“元農家”田中賢三氏(64)が6月末に着手した「エコ村」計画に対する行政側の動きが活発化している。当の田中氏は「文句があるなら、さっさと告発すりゃいいのに」と涼しい顔をしていたが、7月下旬の手稲区土木部長に続き8月下旬には建設局理事が同氏を訪問し、再び田中氏の怒りを買う事態となっている。訊けば因縁の2人、果たして何があったのか──。(9月5日現在)

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【ニュース】
◆路上支援「労福」創設者が来札講演
 どうなる生活保護、どうする自治体

──指定都市、医療費一部負担など議論。国と地方の協議は難航

◆北洋銀本店長を辞めた藤澤隆司氏が
 指定席を蹴り自前で再就職した理由

──環境調査の「エコニクス」常勤監査役に就任

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【長期連載】“農と食"北の大地から
“核のゴミ”の後始末と農業(その1)
──幌延・深地層試験施設をめぐる動きから──
処分地への火種残し原子力の“負の
遺産”めぐり揺れ続ける「酪農の里」


「北方ジャーナル」2011年10月号福島第一原発で起きた大事故を踏まえつつ、「一次産業と原子力は共存できない」と5月号で書いた。北海道には、高橋知事による3号機の営業運転の再開容認や北電の「やらせメール」の発覚などで揺れる泊原発に加え、もう一つの原子力問題がある。高レベル放射性廃棄物などを地中深く埋め棄てるための試験を続ける「幌延深地層研究センター」をめぐる動きだ。静かな酪農の町で今、何が起こっているのか──。30年間におよぶ経緯を紹介しながら、酪農家の思いや“核のゴミ”の後始末の現状などをリポートする。(ルポライター 滝川 康治)

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【長期連載】白井暢明の“未来を拓くドサンコロジー”
ホンネで語る北海道独立論
北海道の精神を“脱植民地化”せよ
──日本ではなく、北海道の未来を語ろう──


 まるで全身が天空に向かって吸い上げられていくような満天の星々の饗宴…、その素晴らしさに見物の人々の間からおもわず歓声が湧きあがる。8月27日夜、「星まつり」で賑わう名寄市立天文台「きたすばる」でのひとコマである。この日は入場無料、しかも、雲ひとつない晴天と新月(月の明かりが星の光を邪魔しない)という絶好の日よりもあって、広い駐車場から車が溢れるほどの賑わいだ。友人どうしで旭川から訪れた私たちのグループも、その直前にプラネタリウムで鑑賞した映画「銀河鉄道の夜」で味わったまさに“超時空的”感動の余韻も加わって、明け方まで興奮が収まらず、忘れられない一日となった。

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【インフォメーション】
新たな形、それは本来の形──
西岡霊廟に“日本初の納骨堂”


「北方ジャーナル」2011年10月号 国内初、宗教・宗旨・宗派を問わない国内最大級の屋内型霊廟として平成7年に開廟した西岡霊廟(運営:宗教法人浄土真宗/田中孝学住職)。豊かな緑に彩られた霊廟内では、小鳥のさえずりや小川のせせらぎが聴こえ、四季を通じて快適なお参りが可能となっている。
 開廟から早17年目、核家族化の進行などに伴い、お墓の継承に不安を持つ人が増えている。そうした社会変化に対応すべく、西岡霊廟では親族に代わってお墓を守り供養する個人墓や夫婦墓を用意しているが、この夏にはさらに一歩進み、国内でも類を見ない納骨堂を誕生させた。

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【まちづくり】
小樽と岩見沢の事例から学ぶ「まちづくりの処方箋」
「まちづくりの資源は人」
一人ひとりが歴史の担い手という意識を


「北方ジャーナル」2011年10月号「まちづくり」って一体なんだろう。地域の活性化、コミュニティビジネス、地域ブランドといった言葉だけが流行りのように独り歩きし、わがマチのために自発的に行動し汗を流すという“原点”が忘れられてはいないだろうか。先頭を切る人や支援する人材が出にくいという課題もある。ここに紹介する2つの「まちづくり」のうち、1つは21年前にイカ釣りの集魚灯をキーワードに手作りのイベントを始め、マチの賑わい作りに足跡を残した小樽市の商店主らの取り組みだ。そしてもう1つは、消え行く歴史的建造物を通してマチの文化の再発見、再評価につなげようとする岩見沢市民の動きだ。時代の流れと共にマチは変貌していく。だからこそ自分たちの住むマチを見つめ、人々が心を合わせながら新しい暮らしや文化を作り上げていく──そんなまちづくりのヒントを2つの事例から学びたい。

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【インタビュー】
終戦前夜、自国の復興を願った日本人のドラマ。
『日輪の遺産』の佐々部清監督に訊く
「誰かのためを思うこと──
その大事さを感じ取って欲しい」


「北方ジャーナル」2011年10月号『鉄道員(ぽっぽや)』『地下鉄(メトロ)に乗って』など数々の名作を世に送り出してきたベストセラー作家、浅田次郎原作の『日輪の遺産』が『半落ち』などで知られる佐々部清監督により映画化され、8月27日から全国公開されている。終戦前夜の日本を舞台に、マッカーサーから奪取した財宝の隠匿という密令を受けた軍人と作業に駆り出された20人の少女の姿を通して祖国復興への勇気と希望を描く群像劇だ。奇しくも東日本大震災を経て日本が復興のスタート地点に立った今、作品が問いかける意味は深い。キャンペーンのため来札し本誌の単独インタビューに応じた佐々部監督に作品への思いを訊いた。(8月12日収録)

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【医業経営】

医療機関の健全経営を支える 「一般社団法人医業経営研究会」
激変する医業経営にセカンドオピニオンを!
プロ集団で医療機関を総合サポート


「北方ジャーナル」2011年10月号医業経営をトータルにサポートする組織、「一般社団法人医業経営研究会」が札幌市内に設立され、医療業界から注目を集めている。〈開業して3年、法人化したが毎年赤字。この先は大丈夫なのか〉〈帳簿上は黒字なのに毎月のキャッシュが慢性的に不足してしまう〉──いずれも医業経営では必ず出てくるような問題に税務、財務、資産運用、労務など多方面からアプローチし、健全経営へと導いていくことが目的。代表理事は税理士法人中野会計事務所の中野幸一代表で、主要メンバーには税理士やファイナンシャルプランナー、弁護士、社会保険労務士などが集いワンストップで医業経営と向き合える体制を敷いた。今回、中野代表理事と設立の仕掛人であり理事でもあるFPLコンサルティング代表取締役の中川浩氏の両人に活動内容や今後の展望を聞いた。

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【話題の人】
“札幌市民オールバイリンガル”を目指し、
英語サロンをオープンした 白木ゆみ子代表に訊く
「英語でのコミュニケーションに関して
日本人はアジアの人たちに負けています」


札幌市中央区。藻岩山に近い緑豊かな住宅街に8月1日、英語サロン「ペラペラスタジオ双子山」がオープンした。一歩足を踏み入れると、そこは“札幌にある世界一小さな異国”。ウーファーと呼ばれる海外のボランティアと札幌の子供たちが、英語でおしゃべりしながら遊びに熱中し実に楽しそうだ。スタジオ代表の白木ゆみ子さんは元大学教員。45歳で単身アメリカに留学し、苦労して英語を身に付けた経験から「英語貧民日本人」の英会話能力アップを実現しようと私財を投じてスタジオを開設した。「英語をシャワーのように浴びる環境を作りたい」と話す白木さんにスタジオに託した夢を訊いた。(8月13日収録)

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【フォトレポート・トピックス】
●中小企業サポート研究会・パネルディスカッション開催
「あなたの会社を伸ばす経営のツボ」
●第2回 日本ジオパーク全国大会が開催
今秋は脚光浴びる洞爺湖有珠山エリアへ
●ゴルフやマラソン、命と絆を再確認したスポーツ交流
北海道の夏を彩ったニトリのスポーツウィーク!
●劇団イナダ組と劇団TPSが1月下旬から約1カ月のロングラン公演
「札幌演劇シーズン2012冬」が始動
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【人物株価】~この人の株は上がったか下がったか~
●鉢呂 吉雄 ●佐藤 佳孝 ●野田 佳彦
●飛田 稔章 ●上田 文雄 ●安田  侃
●橋本 聖子 ●秋野 豊明 ●栗城 史多
●室伏 広治 ●島田 紳助
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【information】
■シネマ『ギンギラ太陽's はじめてモノ語り』
■シネマ『夜明けの街で』
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【連載コラム】
*新連載・はるばるヒーロー
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*連載小説「時は誰も待たない」
*風俗嬢の休日(札幌ハレ系「ハレキュン」)
*気になるあの娘のOnとOff(ミセスシレナ「なつみ」)
*たまにはマンガも読みたまえ!
松田洋子 『ママゴト』
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
三島由紀夫 『夏子の冒険』
*新設企業ファイル
*異聞見聞稚内
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【今月の表紙】鈴木翁二画
『ゆうなぎ』


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Posted by 北方ジャーナル at 00:01│Comments(3)バックナンバー
この記事へのコメント
英語圏に行けば、片言の英語でも通じる。暮らしてゆける。
完全な英語でなくても、英語環境がととのっているから通用するのである。
英語環境がととのっている環境で生活していれば、そのうちに、英語も上達する。

我が国においては、どんなに英語が堪能であっても就職先に困る。
それは、人々が英語を使わないからである。これでは、暮らしそのものが成り立たない。

日本の学校で6年間英語の授業を受けてもまず話せるようにならないのは、英語環境が整わないからである。
一歩学校の外に出ると英語を使わないのでは、せっかく習った英語も錆ついてしまう。
日々の学習努力も賽の河原の石積みとなっている。

日本の学生のために英語環境を整えることが、語学力を増すことにつながると考えられる。
それには、英語を我が国の第二公用語にするのがよい。
国民も政治指導者も、英語の使用を日本人のあるべき姿と考えることが大切である。

国際社会において、我が国を代表する政治家にも英語の堪能さが見られない。
日本語のみを使用する社会において、実用にならない言語の学習は空しいばかりである。それにもかかわらず、我が国においては英語教育に名を借りた序列争いばかりが激しく行われている。
英語の学習を民間に奨励するだけでは充分ではなく、英語を習得したことに対する国家の強力な報奨(incentive)が必要であります。
英語を実用の言語とする政治指導者のさきを見据えた努力が大切です。
たとえば、公務員採用試験に英語の能力にすぐれた人物に優遇処置を施すなどの法的裏づけなどが効果的でありましょう。

英米人には、手先・目先の事柄に神経を集中する特技は得られないようである。かれ等は、生涯、歌詠みにはなれないでしょう。
日本人には、英語を使って考えることはきわめて難しい。しかし、これは不可能ではない。全員ではないが、知識人には為せばなる学習であると私は考えています。
わが国民の作る細工物は出来栄えが良い。なおその上、英米流の哲学にも良き理解を示す民族となれば、未来の日本人は鬼に金棒ということになるでしょう。
だから、英語を我が国の第二の公用語とすることには大きな意義があります。実現の暁には、我が国民のみならず、世界の人々に対しても大きな未来が開けることと考えられます。

一見我が国は教育大国を目指しているようであるが、大人の教育はない。つまり、子供が大人になるための教育はない。
我が国においては、教育といえば子供の教育のことを指している。目先・手先のことのみを述べる人は、子供のようである。
大人には考える教育が必要です。一人一人に哲学が必要です。
現実と非現実の間に区別を置くことなく語る人の内容には意味がない。だから、日本の知識人には価値がない。

「感情的にならず、理性的になれ」と国民に訴える指導者がいない。
「国民の感情に反する、、、、、」と言うのでは、主張の論拠にならないが、それのみを言う。
感性 (現実) あって理性 (非現実) なし。我が国は、一億総歌詠みの国にとどまっている。

大学生は入学しても、キャンパスで4年間遊んで過ごすことになる。
無哲学・能天気の大学生は、平和ボケ・太平の眠りの中にいる。
「入学を易しく、卒業を難しく」というような教育方針は現状を観察すれば空しい限りである。

日本人は、国連中心主義が好きなようだ。
国連の議場で世界の人々を説得するためには、自己の言葉が冴えわたる必要がある。
議論のできない人があえて国連中心主義を唱えるのは、自己の他力本願を表明するための手段ということになるのであろうか。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812
Posted by noga at 2011年09月15日 05:08
当方はウィング出版にて、西の里の残土処理場に関する取材を行っていたものです。西の里の残土処理場に関する記事拝見いたしました。当方が担当した記事をかなりの分量に渡って引用・紹介していただき光栄です。

残念ながら、ウィング出版は8月号以降、雑誌を発行しておらず休刊状態であることは貴社もご存じかとは思われますが、当方としても突然の事態でありました。
当然該当記事についても次号にて報告すべく準備を進めておりました。

 さて、貴社の記事について申し上げたいことが何点かございます。貴社の記事では西の里の残土処理場運営が停止されたのは

「7月7日付けで文書指導が行われる直前の7月初旬にようやく停止されたものと見られる。」p29と記載されておりますが、処理場の運営が停止されたのは7月4日です。

当方が知る限りにおいての残土受入が停止される前後までの話を申し上げましょう。

6月30日:10時、北海道環境生活部環境局-循環型社会推進課-不法投棄対策グループの原主幹以下5名が西の里の現場を調査・指導しております。立ち会ったのはサンワケンショウ佐藤氏、U氏、U氏同僚と当方2名。

調査・指導の際にも処理場には随時残土を排せつするダンプが出入りしている状態で、当方も現状を確認しました。役所からすると貴社が記事に書かれた内容ということになるのでしょう.
しかし、持ち込まれる土砂を分別するように指導したとしておりますが、分別処理を行う機材など現場には一切なく、一日数十台もダンプが残土を捨てていく現場としてはとても有効な分別処理がなされるとはとても思えない現況でした。

7月1日:午後5時10分ごろ、当方は宅地造成の名目上の工事業者となっている光富建設をアポなしで訪問しました。代表者曰く「数年前、サンワケンショウの佐藤から北海道88か所霊場のお寺となる敷地の道路整備、草を倒して整備するなどについて話があり、その際住職に提出する必要な書類があるということで何かの書類を渡した記憶がある。残土処理は一切していないし、その場所で残土処理がされているのは全くの初耳、うちの名前が施工業者として名前が載っているのも初めて聞いた。」ということでした。

つまりサンワケンショウの佐藤氏が光富建設から入手した書類を利用して、勝手に宅地造成の工事業者として届出をしたというわけです。なお代表者はその場でサンワケンショウ佐藤氏に猛烈な抗議をしてました。

つまり、貴社の記事では「実は同市も昨夏以降、大照寺やサンワケンショウ、宅造法の許可上で工事施工者となっている光富建設(札幌市白石区)に対し度重なる指導を実施しており」29pと記載されておりますが、少なくとも光富建設に関しては全く指導・連絡などは一切行われていませんよ。

貴社は光富建設に対して取材を行ったのでしょうか?面白い話が聞けたのに。

7月4日:午前10時北広島市役所に取材に行きました。アポなしです。対応したのは新津氏他1名。光富建設に対して何ら連絡を取っていないことをこの新津氏は取材の際認めています、また産業廃棄物が埋まっていることも認識していましたよ。

本誌と入れ替わるように午後サンワケンショウの佐藤氏が北広島市役所を訪問しています。

西の里の現場ではこの日から土砂の受け入れが停止されています。

7月5日:サンワケンショウの佐藤氏、藤井住職が揃って北広島市役所を訪れています。結論から言えば「工事を今後どうするのか」答えを1週間後に文書で提出するようにということで終わったと市からは聞いております。また7月4日~5日の間に2回ほど光富建設から市に電話が来て事情を説明しております。市の担当者は文書偽造については「その通りで実態が分かってきた」と言ってました。

同日、当方がエーコ―産業に電話で確認した際には工事は終了したと明言しておりました。

貴社の記事では、「藤井住職が開発行為を断念した理由には、行政側の度重なる指導や地元住民U本氏の苦情のほか、森林法の林地開発許可を持つ三宝興業の内田社長の存在がある。」と述べられておりますが、取材した当方の認識では「宅地造成工事変更届」の偽造が明らかになったためとしか考えられません。一線を越えてしまったのが発覚したわけですから。

貴社の記事最後に「この残土受け入れ処理場に関わる面々、掘れば掘るほどに新たな事実が出て来そうな気配だ。」とありますが、それは全くその通りだと思います。

宅地造成工事について一番事実関係を認識している北広島市のこの件に対する対応は異常ですし、現場で稼働していたエーコ―産業についても面白い話を光富建設から聞きました。ああ、それから内田氏ですが、OBを帯同して6月中に林務課をうろうろしていたようですね。それと残土処理場の権利が売買されていたのは事実です。そういえば内田氏の名前を書くなら現場で対立していた浦岡氏の謎の事故死について何故記事に掲載されていないのでしょうかね。まだまだいっぱいネタはありすぎてまとめるのに困ると思いますが、良い記事を期待しております。
Posted by 記事:北広島市西の里・寺院所有地をめぐる“怪談”について at 2011年09月16日 15:30
「北広島市西の里」の記事を担当した打田と申します。
 メールをいただくのは有り難いのですが、記事中に登場しない個人名や企業名を記載される場合は、コメント欄ではなく「編集部へメッセージ」を利用し編集部に直接メールして下さるようお願い申し上げます。
 ところで、今回の記事は「事件」のアウトラインを示したまでで、核心部分については紙数の関係もあり敢えて触れていません。ウイングさんがずいぶん幅広く当事者取材を行なっていることは存じておりますが、何ゆえU氏の証言に依拠する形になっているのか、私としても疑問に思っていたところです。
 可能であれば、一度情報交換をしませんか。編集部宛(011-711-5181)に電話をお待ちしております。


 
Posted by 北方ジャーナル at 2011年09月16日 16:16
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