2011年08月20日
頑張れ中小企業! 北洋銀が札幌で“テクノフェア”を開催
開会式で挨拶する横内龍三頭取
北洋銀行は19日、道内中小企業のものづくりや販路開拓を支援するテクノフェアを札幌市白石区東札幌の札幌コンベンションセンターで開催した。道内外の企業や大学、団体から149の最新機器や技術が展示・紹介され、約3500人が来場、会場のあちこちで商談や説明を求める姿が見られた。横内龍三頭取は、「フェアを継続していくことで道内のものづくり産業の育成に寄与したい」と語った。
このフェアは北洋銀が2007年から毎年行なっているもので、今年が5回目。1回目は119社(団体)が出展し、その後毎回出展者が増えて、今回は過去最多となる149の企業・大学・団体が自慢の最新機械や技術を持ち寄って参加した。
今回の特徴は、農業・食品製造関連と環境・エネルギー関連の出展が目立ったこと。とりわけ、食品関連ではカボチャの乱切り装置を出展したシンセメック(札幌市)やコンベヤに流れてくる菓子などの色や形を瞬時に識別してトレーに正確に配置していくシステムを開発したニッコー(釧路市)が来場者の注目を集めていた。
また財団法人北海道中小企業総合支援センターと北洋銀が連携協定したのをきっかけに、同センターが毎年開催していた「ほっかいどう受発注拡大商談会」も今回のフェアに合わせて開催、ものづくりのニーズとシーズの出会いの幅をさらに広げた。
会場には多くの来場者が詰め掛けた
来賓で参加した和田修一道経済産業局長も熱心に視察
技術の説明を受ける横内頭取
横内龍三頭取は、「北海道はものづくりが弱いとされるが、企業・団体・大学がそれぞれの技術を持ち寄って中長期的にものづくり産業の厚みを作っていくことが大切で、そのためにはこうしたフェアを継続させることが何より大事。5回目となる今回のフェアで、来場された方々の今後のビジネスにひとつでもふたつでもプラスになることを願っている」と語った。
来賓として出席した道経済産業局の和田修一局長は、「中小企業は国家の財産で地域の中小企業を支えているのは地域の金融機関。フェアの成功の要素には出展者数や来場者数、商談数があるが、何よりアウトカム、つまり成約をより多くすることが大事。受発注商談会や大学との連携などを活用しながら成約に結び付けて欲しい」と挨拶した。 (さ)
今回の特徴は、農業・食品製造関連と環境・エネルギー関連の出展が目立ったこと。とりわけ、食品関連ではカボチャの乱切り装置を出展したシンセメック(札幌市)やコンベヤに流れてくる菓子などの色や形を瞬時に識別してトレーに正確に配置していくシステムを開発したニッコー(釧路市)が来場者の注目を集めていた。
また財団法人北海道中小企業総合支援センターと北洋銀が連携協定したのをきっかけに、同センターが毎年開催していた「ほっかいどう受発注拡大商談会」も今回のフェアに合わせて開催、ものづくりのニーズとシーズの出会いの幅をさらに広げた。
会場には多くの来場者が詰め掛けた
来賓で参加した和田修一道経済産業局長も熱心に視察
技術の説明を受ける横内頭取
横内龍三頭取は、「北海道はものづくりが弱いとされるが、企業・団体・大学がそれぞれの技術を持ち寄って中長期的にものづくり産業の厚みを作っていくことが大切で、そのためにはこうしたフェアを継続させることが何より大事。5回目となる今回のフェアで、来場された方々の今後のビジネスにひとつでもふたつでもプラスになることを願っている」と語った。
来賓として出席した道経済産業局の和田修一局長は、「中小企業は国家の財産で地域の中小企業を支えているのは地域の金融機関。フェアの成功の要素には出展者数や来場者数、商談数があるが、何よりアウトカム、つまり成約をより多くすることが大事。受発注商談会や大学との連携などを活用しながら成約に結び付けて欲しい」と挨拶した。 (さ)
Posted by 北方ジャーナル at 11:08│Comments(0)
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