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2011年08月14日

「北方ジャーナル」2011年9月号

「北方ジャーナル」2011年9月号


8月14日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマートオンライン書店『Fujisan.co.jp』、または当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。


【激白60分】
党から除籍された松木謙公衆議が語る民主党の“病巣”
「能力がないのではない。
民主党に欠けているのは、
政権政党としてのキャリアだ」


「北方ジャーナル」2011年9月号これは新たな劇場型政治なのか──。菅直人総理の一人芝居が止まらない。国中を熱気に包んだ「小泉劇場」と異なり、「菅劇場」の最大の特徴は観客のほとんどが幕引きへの興味だけで舞台を注視していることだ。こうした状況を、北海道12区選出の松木謙公衆議はどう見ているのか。小沢一郎氏の側近として知られる松木氏は、昨年9月に菅改造内閣で農水政務官に就任、一時は内閣の一員だった。それが今年2月23日に政務官を辞任、今年6月2日には菅内閣不信任案に民主党議員として只1人賛成票を投じ、除籍処分を受けている。ブレなかったばかりに無所属議員となった松木氏に、民主党の“病巣”を語ってもらった。(7月9日収録)


【報道特集・高齢累犯者】
塀の外に希望はあるのか
──札幌刑務所に彼らを訪ねて


「北方ジャーナル」2011年9月号「今まではここのほうが楽だと思ってました。でも今度出たら、目標を立ててちゃんと頑張る決意です」。そう語る男性は、70歳。札幌市東区の札幌刑務所で過ごす日々が、おそらくあと2年以上続く。24歳のころ函館で服役して以来、途切れることなく塀の中と外とを往復してきた。「今度出たら」の決意が本物なのかどうか、それは本人にしかわからない。どういう余生が幸福なのかも、やはり彼自身にしかわからない。塀の外に幸福があるかどうかも、また。(小笠原 淳)

【フォト・レポート】
刑務所の朝──番号で呼ばれる1,400人の日常


【特集・東日本大震災】ある医療支援
「別れ際、誰もが号泣した」
――被災地の“かかりつけ医"たちが見た復興精神


「北方ジャーナル」2011年9月号復興を目指す地で、最初期に医療支援を手がけた人たちがいる。震災発生翌週・3月17日出発の第1陣を皮切りに、以後4週間に亘って宮城・石巻に通い続けた札幌の医療チームは、ぎりぎりの状況で肩を寄せ合う人たちの笑顔に、涙に、胸を熱くした。「病院のスタッフです。北海道から来ました」の呼びかけに応えた「やっと来てくれた」の歓声は、現地を訪ねた誰もが終生忘れないという。被災地のかかりつけ医となって地域の人たちと喜怒哀楽をともにした日々を、新札幌パウロ病院のスタッフが振り返る(語り…医療法人中山会統括本部長・須田義宣)。


【被災者支援】「みちのくkidsスクール」
7日間、120人の大学生と被災地の子どもたちの交流
「いつもと変わらない夏休みを、そして札幌を『ホーム』に」


「北方ジャーナル」2011年9月号「東日本大震災の影響で札幌に来た子どもたちのために、私たち大学生ができることは何か」──。この夏、1人の女子大学生が送ったメールをきっかけに約120人の大学生たちが集結し、7日間にわたるイベント「みちのくkidsスクール」が開催された。連日の厳しい暑さの中で弾けた、約60人の子どもたちの笑顔。このイベントの概要とともに、参加した子どもや保護者のコメント、そして中心的な役割を果たした学生の横顔などをレポートする。

【連載】 「倶楽部は踊る──記者クラブはどこへ」
続・電力各社の情報公開
ルールが定まらない役員会見


地元・北海道電力を含む一般電気事業者の情報公開についてレポートした本稿第26回(先月号掲載)の、後日談。前回の取材に対して「会見などの参加の可否は当社が判断する」との結論を出した北電は、7月下旬に同本店内で社長会見を開催、日時は記者クラブのみに告知されたためフリー記者の参加はなかった。一方、同時期に会見を開いた電力会社の中には、初めて記者クラブ非加盟者の参加を認めたところもある。原子力行政に国民の注目が集まる中、電力各社の情報公開はどこまで進むのか、あるいは進まないのか──。(小笠原 淳)

【独占インタビュー】「裏金」デスクが職場を去った理由
「メディア問題の核心は、
組織的な制度疲労にあるんです」


「北方ジャーナル」2011年9月号6月16日、提訴から5年間に及んだ裁判に決着がついた。最高裁判所の決定は、「上告棄却」。北海道警“裏金”問題をめぐって出版された書籍に虚偽の記述があったとする道警ОВの主張を、司法府が認定した形だ。その2週間後、被告の1人だったデスクが職場を去った。25年間の新聞記者生活を終える決意は、3カ月ほど前には固まっていたという。在職中から組織の枠を超えて発言を続けてきたジャーナリストが今、退職後に初めてその口を開く。高田昌幸氏(51)はジャーナリズムのどこに失望し、何に希望を見出したのか──。(聞き手・小笠原 淳)


【連載】NPO活動の現状と課題を考える
活動資金、組織運営をどうするか
システムづくりが問われるNPO


「北方ジャーナル」2011年9月号1998年にNPO法(特定非営利活動促進法)が施行され今年で13年。この6月には、税制優遇措置を受けられる法人の認定基準を緩和する改正NPO法が成立するなど、東日本大震災の復旧・復興活動を後押しするとの期待も高まっている。しかし、新規事業や調査研究などの財源となる行政の補助金事業などを巡っては、ミッションを同じくする団体の増加で、パイの奪い合いが顕著となる傾向も。また、暴力団関係者がNPOの役員に就任したり、詐欺など犯罪の隠れ蓑に利用されるケースも露呈している。公共サービスの新しい担い手として市民運動をリードしてきたNPOは、どこへ向かおうとしているのか。現状と課題を探る。


【報道特集】
苫東の道有地で産廃処分場業者が恐喝未遂か【2】
アビアス“自称オーナー”に浮かび上がった「黒い人脈」
問われる産廃事業者としての適格性


苫小牧東部開発地域(以下苫東)で産業廃棄物の最終処分場を経営しているアビアス株式会社(本社京都市・吉田卓司社長)の関係者が、恐喝まがいの行為に手を染めていた疑惑の続報である。取材を進めると事件のキーマンである“自称オーナー”氏の「黒い人脈」が、徐々に浮き彫りになってきた。アビアス社の産廃処分場は、いったい誰が何のために運営しているのだろうか──。


【報道特集】北広島「北海道歯科技術専門学校」検証
「調査委員会」は看板倒れ?
内紛と金銭不祥事で疲弊した学校現場


「北方ジャーナル」2011年9月号財団法人歯誠学園(阪秀樹理事長)が運営する「北海道歯科技術専門学校」(北広島市・中田久夫校長・定員60名)問題の続報である。6・7月号では同校が抱えてきた金銭不祥事や内部トラブルについて、その一端を報告したところだが、同校が内部の問題を調べる目的で設置していた「調査委員会」が7月2日までに調査結果をまとめていたことが分かった。関心を寄せていた監督官庁の北海道は、学校幹部を呼び出したのだが──。


【検察の可視化】
札幌地検の記者会見が(一瞬だけ)可視化
佐々木正輝・新検事正、全面可視化には難色
撮影・録音制限「合理的」、着任会見は「例外」


「北方ジャーナル」2011年9月号 8月8日夕、札幌市中央区の札幌地方検察庁で新検事正の着任会見が開かれ、昨年6月に定例会見を“オープン化”した同庁としては初めて、北海道司法記者クラブ未加盟メディアが参加する会見で撮影・録音を認めた。ただ、着任会見の“可視化”は従来からの慣行で、同日も写真や動画の撮影が冒頭約5分間に限定されるなど、とくに開放が進んだと言えるほどの試みではなかった。


【連載】
札幌市と“20年闘争”を繰り広げる男の軌跡
──農地違法転用篇(7)
「札幌市がエコ村に来たよ。
売れないセールスマンみたいな顔してさ」


「北方ジャーナル」2011年9月号上田文雄札幌市長らに地鎮祭への招待状を送るなど、手稲前田地区の“元農家”田中賢三氏(64)が、用意周到に事前告知した上で6月末に着手した「エコ村」計画。「文句があるなら告発しろ」と札幌市を挑発してきた田中氏の計画に対し、8月に入りようやく市が動き出した。それに先立ち7月中には、農地を違法転用して平成14年にオープンしたパークゴルフ場に絡み、市の複数部局が田中氏との接触を図っている。田中氏の周辺は、相変わらず賑やかなようだ。(8月5日現在)


【ニュース】
電車通りの歩道に出現した謎の箱
3週間で撤去も、再来の可能性?

──「認定道路」めぐる唐突なトラブルの結末は…。

車椅子、贈り続けて2000台
手から手へ、「飛んでけ!」の支援

──節目の6台は、道内各地の高校生がベトナムの施設へ

年末までに4店舗、札幌市内で
食品スーパーの出店ラッシュ!

──さらなるディスカウント路線で沸騰するチラシ合戦


【長期連載】名寄発! ホンネで語る北海道独立論・特別鼎談
“名寄アイデンティティー”の
確立で、今こそ独立の狼煙を


◆出席者◆
加藤 剛士(名寄市長)
青木 紀(名寄市立大学 学長)
白井 暢明(司会)

話題の映画『星守る犬』のロケ地にして天文ファンの聖地。最近にわかにクローズアップされてきた道北の拠点都市「名寄」の魅力は厳しくも美しい大自然と公立大学、病院などの社会的インフラが整備された“安全・安心”のまちづくりにある。しかし、その一方では過疎化という大きな課題も抱えている現実も見逃せない。この名寄・道北が持つ「潜在力」を活かすにはどうすればいいのか。さらには北海道民としてのアイデンティティーをどう確立するか──。本誌で「北海道独立論」を展開する白井暢明氏がホストを務めた名寄市長・加藤剛士氏と名寄市立大学学長・青木紀氏の「特別鼎談」後編はいよいよ佳境に入ってきた。


【長期連載】“農と食"北の大地から
特別インタビュー (その2) 共働学舎新得農場代表 宮嶋 望 さん
聞き手 ルポライター 滝川 康治
「チーズづくり」と「共働」を軸に
実現させた新しい農業モデル。被災
者らも受け入れ新得で学べる機会を

「北方ジャーナル」2011年9月号寄付や補助金に依存することなく生産活動に励み、チーズづくりを軸にした新しい農業のモデルを実現させた共働学舎新得農場。その原点にあったのは、「欠けたところがある人間同士が協力しあい、ともに働いていく。ここは、お互いが学びあう家である」という考え方だった。創設者である父親との葛藤を経て、試行錯誤をくり返しつつ事業を軌道に乗せることができた今、宮嶋さんは人材育成にも力を入れる。インタビューの最終回は、「3・11」を機に転換期を迎えた日本社会のなかで、明日への希望の道を探る試みや今後の課題などについて聞いた。


【フォト・レポート】
新千歳空港がリニューアルオープン!
テーマは「過ごす・楽しむ・発見する」
旅行者・地元客に愛される“新空港”へ


「北方ジャーナル」2011年9月号新千歳空港ターミナルビルが7月15日、第1期のリニューアル工事を終えオープンした。総工費約200億円をかけた開業以来20年ぶりの大規模改修の第一弾。昨年3月に完成した国際線ターミナルとともに、北の玄関口として国内外の旅行者、地域の道民が楽しめる空港を目指す──。今回のリニューアルの全貌をフォトレポートでお届けする。


【医療】社会医療法人 北斗(帯広市)
来春、帯広の社会 医療法人 北斗がロシア・
ウラジオストクに 「画像診断センター」を開設

グローバルな展開を視野に入れ現地の医療機関と提携


「北方ジャーナル」2011年9月号十勝の拠点病院である北斗病院(400床)などを運営する社会医療法人 北斗が来年4月にロシア極東・ウラジオストク市内に3大死因であるがん、心臓疾患、脳卒中などの2次予防を目的とした「ウラジオストク画像診断センター」(仮称)を開設する。地域医療を軸としながら世界的な医療のダイナミズムを視野に入れた先駆的な挑戦を続けている北斗。「21世紀はアジアを中心にしたヘルスケアのうねりが作り出されていく時代。そうした時代環境の中で医療従事者として前向きに役割を果たしたい」とする鎌田一理事長に、ウラジオストク進出の狙いと今後のビジョンを訊いた。


【インタビュー】北洋銀行・横内頭取が語った縦横無尽の90分
目指す銀行像から脱原発、若者たちへの提言まで──
内部強化し顧客サービスを向上
応援したい道産子の起業家精神


「北方ジャーナル」2011年9月号北洋大通センターがグランドオープンしてまもなく1年。今や同センターは大通地区の新しいランドマークとして札幌中心部の賑わい創出に大きな役割を果たすまでになっている。今年初めに同センターに移転集約した北洋銀行は今年度から新中期計画をスタートさせ、北海道のリーディングバンクとして選ばれる金融機関の実現を目指している。そんななか、本誌のロングインタビューに応じた横内龍三頭取が新中期計画や札幌銀行との合併効果、次代を担う若者へのエール、脱原発などについて語り尽くした──。(7月27日収録)


【道内企業】
早来工場でソース事業を本格化させる「春雪さぶーる」
大人気のバジルソースを主力に
北海道ブランドと食文化を牽引

夢は「道産ソース」をアジアに届けること──


「北方ジャーナル」2011年9月号生ハム群の国内トップメーカーでエア・ウォーターグループの道内企業、春雪さぶーる(札幌市・松本信社長)が次代の主力商品として業務用ソースの自社生産に乗り出す。7月下旬、生ハムなど畜産加工品を製造している早来工場(勇払郡安平町)の敷地内で新工場の建設が始まり、12月からの本格稼動を目指している。初年度は女性に人気のバジルを主力としたハーブ系のソースを中心に400トンの生産を予定しているという同社。北海道のブランド力と食文化をソース事業を通して発展させていく戦略とは──。ソース工場建設の経緯や今後の展望などを同社の開発担当者らに取材した。


【話題の人】
高齢者を言葉で慰める「一人暮らしの
一言カレンダー」を企画した 石島 忍さんに訊く
「様々なことを思索できる三角山は
私にとって書斎と同じです」


「北方ジャーナル」2011年9月号札幌市西区にある三角山の麓に住み、自らを“ふくろうおじさん”と称する造形作家の石島忍さんが、東日本大震災の被災地のお年寄りを慰めようと「一人暮らしの一言カレンダー くじけないでね 元気に生きよう」を届ける活動を続けている。夏休みには母校の後輩たちがボランティアとして被災地に赴き、直接お年寄りにカレンダーを手渡す計画も進んでいる。「精神文化というカンパの方法は、新しい時代のデザイン」と話す石島さんだが、実はカレンダー作製のヒントを与えてくれたのは目の前の小さな三角山(標高約311メートル)なのだという──。50歳の時からこの三角山に登り、“一等三角点のある札幌遺産”として山頂から様々な文化を発信してきた石島さんのアトリエを訪ね、ボランティアのことや山の魅力などを語ってもらった。 (7月16日収録)


【フォトレポート・トピックス】
●個性を活かした墓所をお手頃に 2期目も好評、石狩はまなす墓苑
●花魁道中「第47回すすきの祭り」花魁たちも暑かった…
●震災被災者の会「みちのく会」のショップ「みちのくリサイクル」が贈答品を急募
●北海道社会福祉士会がひきこもり研修会とシンポジウム
●セイコーマートが札幌市と“まちづくり”と“不法投棄防止”協定を締結
●札幌市と共通運送、トワード物流がエコドライブ推進協定を締結
●札幌に琉球の風運んだ「北海道泡盛の集い」
●日韓の架け橋を少年野球で! 太陽グループが日韓親善大会を開催


【人物株価】~この人の株は上がったか下がったか~
●鳩山 由紀夫 ●小林 博明 ●新井 修
●海江田 万里 ●加藤 茶 ●熊谷 紗希
●温 家宝 ●石川 知裕 ●中川 郁子
●伊藤 羽仁衣 ●カレル・ヴァン・ウォルフレン

【information】
■シネマ『神様のカルテ』
■シネマ『ゲット・ラウド』

【連載コラム】
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*連載小説「時は誰も待たない」
*風俗嬢の休日(あわほたる「いちか」)
*気になるあの娘のOnとOff(お嬢様協奏曲「新田りこ」)
*たまにはマンガも読みたまえ!
しりあがり寿『あの日からのマンガ』
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
永井龍男『回想の芥川・直木賞』
*新設企業ファイル
*異聞見聞稚内

【今月の表紙】鈴木翁二画
『古いJAZZの歌をきいてる』


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