2011年08月09日
帯広の北斗病院がロシア・ウラジオストクに進出
北斗病院が画像診断センターを整備するウラジオストクの「ストロイ・チェリ」
十勝の拠点病院である北斗病院(帯広市・400床)などを運営する社会医療法人 北斗(鎌田一理事長)が来年4月にロシア極東・ウラジオストク市内に3大死因であるがん、心臓疾患、脳卒中などの2次予防を目的とした「ウラジオストク画像診断センター」(仮称)を開設する。
成長著しいロシアだが、医療分野では立ち遅れが目立ち「MRI(磁気共鳴装置)など最新の画像診断装置は沿岸地方の人口約200万人に対して1台あるかないのが現状」(鎌田理事長)だという。
古くから極東ロシアの拠点となっているウラジオストク
このような中、我が国は新成長戦略の一環として医療の産業化を目指しており、「ウラジオストク画像診断センター」の開設は、経済産業省が実施する「医療サービス国際化推進プロジェクト」の「日本の医療サービスの海外展開に関する調査」実証事業として採択された経緯がある。
センター開設に要する事業費は経済産業省の補助を受け、実施に当たっては現地の医療機関「ストロイ・チェリ」と連携し、同施設内に床面積555平方メートルの施設を新たに建設。MRI、CTなどのほか、血液検査、心電図など日本製の最新医療機器を導入し、がんや心臓疾患、脳卒中などの早期発見・早期治療に取り組む。
地域医療を充実させながらグローバルな展開を図る鎌田理事長
北斗病院からは医師2名のほか放射線技師ら医療スタッフ8人を派遣し常勤体制を整備する計画で、この9月にも着工し、来年4月のオープンを目指している。
「21世紀はアジアを中心にしたヘルスケアのうねりが作り出されていく時代。そうした時代環境の中で医療従事者として前向きに役割を果たしたい」
帯広に拠点を置き時代を先取りした医療に取り組む「北斗病院」
地域医療を軸としながら世界的な医療のダイナミズムを視野に入れた先駆的な挑戦を続けている北斗病院。次号9月号では、鎌田理事長へのインタビューを中心に同病院としてウラジオストク進出の狙いと今後のビジョンを特集する。 (く)
古くから極東ロシアの拠点となっているウラジオストク
このような中、我が国は新成長戦略の一環として医療の産業化を目指しており、「ウラジオストク画像診断センター」の開設は、経済産業省が実施する「医療サービス国際化推進プロジェクト」の「日本の医療サービスの海外展開に関する調査」実証事業として採択された経緯がある。
センター開設に要する事業費は経済産業省の補助を受け、実施に当たっては現地の医療機関「ストロイ・チェリ」と連携し、同施設内に床面積555平方メートルの施設を新たに建設。MRI、CTなどのほか、血液検査、心電図など日本製の最新医療機器を導入し、がんや心臓疾患、脳卒中などの早期発見・早期治療に取り組む。
地域医療を充実させながらグローバルな展開を図る鎌田理事長
北斗病院からは医師2名のほか放射線技師ら医療スタッフ8人を派遣し常勤体制を整備する計画で、この9月にも着工し、来年4月のオープンを目指している。
「21世紀はアジアを中心にしたヘルスケアのうねりが作り出されていく時代。そうした時代環境の中で医療従事者として前向きに役割を果たしたい」
帯広に拠点を置き時代を先取りした医療に取り組む「北斗病院」
地域医療を軸としながら世界的な医療のダイナミズムを視野に入れた先駆的な挑戦を続けている北斗病院。次号9月号では、鎌田理事長へのインタビューを中心に同病院としてウラジオストク進出の狙いと今後のビジョンを特集する。 (く)
Posted by 北方ジャーナル at 09:56│Comments(0)
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