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2011年07月15日

「北方ジャーナル」2011年8月号

「北方ジャーナル」2011年8月号

7月15日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマートオンライン書店『Fujisan.co.jp』、または当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。



【流通】
ユニバースとの経営統合で食品スーパー全国2位に浮上した新生アークス
常識を覆した“地方資本”の躍進
横山清社長の「勝ち組連合」の真意


「北方ジャーナル」2011年8月号道内食品スーパー最大手のアークスは、青森県が地盤のユニバースと経営統合し10月から新生アークスとして道外初進出を果たす。今回の統合で年間売上高は4000億円を超え、最大手のライフコーポレーションに次ぐ全国2番手になる。道内の食品スーパー各社は、熾烈な価格競争が進む中で生き残りを賭けた様々なトライを続けているが、アークスは得意のM&Aで他社を大きく引き離すことになった。道内の食品スーパー業界でアークス1人勝ちが色濃くなる中、今回の統合劇を検証しながら横山社長の真意と戦略を探った。


【連載】「倶楽部は踊る──記者クラブはどこへ」
「記者クラブさんのご意向を…」
電力各社の情報は誰に発信されるのか


「北方ジャーナル」2011年8月号本稿第25回(先月号掲載)で報告した政府・東電の合同記者会見。これに参加登録した記者は、東電単独の記者会見にも無条件で参加が認められることになっている。地方在住の本誌記者も事前連絡なしに入場でき、質疑応答も阻まれない。では、地元の北海道電力はそうした取材機会をどこまで開放しているのか。迂闊に関心を寄せてしまった本稿記者は、同社の定期株主総会に足を踏み入れたのを機に、その関心を止めることができなくなる。公益事業を担う民間企業もまた、お役所と同じぐらい記者クラブとの関係が深かった。(小笠原 淳)


【町づくり】
小樽発・観光資源でもある歴史的建造物をどう守り、活かすか
町並み保存は町づくり──
次世代に残すべき貴重な財産
「歴建」に新たな命を吹き込め


「北方ジャーナル」2011年8月号小樽観光の楽しみに歴史的建造物の探訪がある。重厚な銀行建築から意匠を凝らした商家、豪商の邸宅など、時代の佇まいから商都の歴史や文化、人々の暮らしぶりを感じることができる。ところが最近、将来の保存が危ぶまれるケースが増えている。老朽化で維持管理費が嵩み、所有者が建物を手放したり空き家のまま放置するケースが増えているためだ。所有者の中には「もはや個人や一企業の努力だけでは限界」と明かす人もいる。観光資源である「歴建」をどう守り、保存すべきか。現状と課題を探った。


【インタビュー】
(社)小樽観光協会 谷口 美津江会長に訊く
震災で小樽は何も失っていない。
原点に還り、笑顔でお迎えを


「北方ジャーナル」2011年8月号この6月、(社)小樽観光協会に初の女性会長が誕生した。ミドリ小型ハイヤー社長で、同協会副会長だった谷口美津江さん(67)だ。震災後の観光客の減少をどう回復するか、さらには長年指摘されているホスピタリティ(おもてなしの心)の向上など、小樽観光が抱える課題は多い。タクシー会社で長年指揮を執り、「365日ほとんど休みがない」という超多忙の身ながら観光協会会長という大役を引き受けた谷口さん。女性ならではのしなやかな感性で、小樽観光をどう変えていくのか。抱負などを聞いた。(7月5日収録)

【報道特集】
苫東の道有地で産廃処分場業者が恐喝未遂か
「中身が違う」と契約額の10倍を請求したアビアス社
同社と事件にちらつく“黒い人脈”


「北方ジャーナル」2011年8月号苫小牧東部開発地域(以下苫東)で産業廃棄物の最終処分場を経営しているアビアス株式会社(本社京都市・吉田卓司社長)の関係者が恐喝まがいの行為に手を染めた疑いが浮上している。昨秋、処分場に産廃を持ち込んだ業者がアビアス関係者から謂れのないクレームをつけられ、契約単価の10倍もの支払いを強要されたと証言。取材を進めると、事件の背景に暴力団の影、そして意外な人物との接点が浮かび上がってきた──。


【連載】
札幌市と“20年闘争”を繰り広げる男の軌跡──農地違法転用篇 ⑥

「エコ村は無節操役人の教育になるよ。
上田市長も花くらい持って来ないとな」


「北方ジャーナル」2011年8月号手稲前田地区の“元農家”田中賢三氏(64)が、「趣味で真面目に取り組む」と宣言していた「エコ村」計画。農地法や都市計画法に違反することは先刻承知、札幌市に対し「文句があるなら告発しろ」と再三にわたり挑発を繰り返して来たが、この計画がいよいよ6月末に動き出した。砂利が敷かれた計画地の一画には、すでにアパートの基礎が打たれ、誰がどう見ても違法転用した農地に違法建築物が建てられることは明白。違法行為を事前に告知され、なおかつ地鎮祭への招待状まで送付されていた札幌市は、果たしてどう対応するのか──。(7月8日現在)


【子育て】
シリーズ 親はどこに、子はどこへ──②
児童養護施設の子供たち(その1)

底抜けの明るさと際限ない
甘えに隠れた重すぎる荷物


「北方ジャーナル」2011年8月号さまざまな事情で親と一緒に暮らせない子供たちがいる。6月号で2歳までの子供が入所する札幌乳児院をレポートした後、札幌市北区にある児童養護施設の興正学園(社会福祉法人 常徳会)に記者は足を運ぶようになった。かつては孤児院と呼ばれた児童養護施設。0歳から18歳までが入所できる興正学園にはいつも定員の60名に限りなく近い数の子供たちが暮らしている。その子たちのなかで、まずは1歳から小学校入学までの“幼児さん”たちの姿を追い始めた。一見すると普通の明るい子、可愛いらしい子である施設の子供たち。しかし、その小さな背中にはあまりに重い荷物が──。


【ニュース】
◆東電会見のネイビー記者 逮捕
記者会見オープン化への影響は

──知人記者が接見、当人は「偶発的な誤認逮捕」との認識

◆終らないパーティー券問題の余震
小樽市役所で迷走する副市長人事

──閉塞感漂う市政に冷ややかな市民の目線


◆渡島信用金庫・伊藤新吉理事長が
子息を課長から常勤理事に大抜擢

──かつて“世襲打破”を唱えた本人が天につば?


◆「篠路福移湿原を次世代に残したい」
札幌のNPOが残土処理業者を提訴

──渦中の業者は排雪事業でも提訴される見込み



【長期連載】名寄発! ホンネで語る北海道独立論・特別鼎談
公立大学と雄大な自然環境
希有なインフラの相乗効果を


◆出席者◆
加藤 剛士(名寄市長)
青木 紀(名寄市立大学 学長)
白井 暢明(司会)

道北の拠点都市、名寄市は盆地で気温が安定しているため空気の揺らぎが少なく天体観測には理想的な町だ。その町に「本格的な天文台を」という市民の長年の夢を受けて昨春誕生したばかりの「なよろ市立天文台きたすばる」。さらには現在公開中の映画『星守る犬』の市内ロケで、一躍“観光地”として注目されるなど、ホットな話題が続く同市は人口約3万人にして、公立大学を持つ文教都市でもある。今回、長期連載企画「ホンネで語る北海道独立論」でお馴染みの白井暢明氏が特別鼎談のゲストに招いたのは、昨年4月の市長選で初当選した40歳の若き市長・加藤剛士氏と、名寄市立大学学長・青木紀氏だ。名寄の豊かな地域資源を活用しながらの町づくりや大学の再編や可能性などについて自由かつ大胆に意見を交わす「特別鼎談」を前・後編の2回に分けてお届けする。


【長期連載】“農と食”北の大地から
特別インタビュー (その2) 共働学舎新得農場代表 宮嶋 望 さん
聞き手 ルポライター 滝川 康治
地域に根ざし、世界に学ぶ。仲間
とともに挑戦し、切り開いた北海
道産ナチュラルチーズの“可能性”


「北方ジャーナル」2011年8月号自閉症の子の行為をきっかけに建設された新得町の加工施設でチーズづくりを研究するかたわら、宮嶋望さんは先達を訪ねて話を聞いていった。高品質なものを狙うことで新たなマーケットを創ろうと、ヨーロッパ系のチーズに絞る。そうしたなか、フランスでの一つの出会いが新得農場の新境地を開いていく。各種コンクールに出品して受賞し、国内外で高く評価されるようになった同農場の“本物のチーズづくり”の陰に、どんな苦労や創意工夫の積み重ねがあったのか──。


【ビール】
ビールメーカー担当者に聞きました!
福祉協賛 大通ビアガーデン情報

◆アサヒ スーパードライ ビアパーク(6丁目会場)
◆キリン一番スクエア(7丁目会場)
◆THE サッポロビヤガーデン(8丁目会場)
◆サントリー ザ・プレミアムモルツガーデン(5丁目会場)


【夏の観光特集】

夏休みは親子で道内観光!

【医療】美と健康を目指す“都会の癒しの場”へ

都心部の旧ペアーレ札幌に「大通メディカルモール」オープン!



【お盆特集】
仏の心、国境超えて──
パラグアイ、ブラジル、韓国…禅の精神説く伝道師
「仏教の本義は、人生の価値を見出すこと」
曹洞宗薬王寺・田中清元住職に訊く


「北方ジャーナル」2011年8月号この8月、3人の禅僧が地球の裏側を訪ねる。宗教離れ・寺離れが叫ばれて久しい今日、海を越えて南半球の布教地に赴くのは、震災復興に励む2県──岩手・福島と、そして北海道の僧侶だ。修行時代、軍事政権下の韓国を訪ねたのを皮切りに、その後40年間に亘って海外布教に取り組んできた曹洞宗薬王寺(札幌市中央区)の田中清元住職(62)は、宗派を超えた仏の心を広く伝えたいと願う。それは、巷間言われる“葬式仏教”の姿とはおよそ重ならない。仏教の本義は、今生きていることの価値を見出すことだ──。


【話題の人】
「過去と現在。写真を撮ることは時間の流れを記録すること」
前衛舞踏集団「北方舞踏派」を撮り続けた 平形 秀哉さんに訊く
「人物写真にこだわるのは、人生の物語が見えてくるから」


「北方ジャーナル」2011年8月号古色蒼然とした港町小樽。1970年代、山形県鶴岡市で旗揚げした前衛舞踏集団「北方舞踏派」の若者たちが、新たな活動の場を求めこの町に辿り付いた。運河沿いにある古い赤レンガ倉庫「海猫屋」を拠点に剃髪、白塗りの男女が繰り広げる奇怪な踊りに地元の人々は度肝を抜かれたという。当時の小樽は悪臭を放つ運河を埋め立てるべきか否かを巡り、市民を2分する論議が巻き起こっていた。渦中の町で朽ち果てそうな建物を自分たちの手で再生し、前衛舞踏を演じた10年間。彼らが放つ強烈な個性とエネルギーに魅了され公演ごとにシャッターを切り続けた余市在住のフォトエッセイスト・平形秀哉さんは、「時が経ち、メンバーたちの生き様が忘れられつつあるのは寂しい。その記憶を留めておくためにも、彼らの『今』を撮影したい」と話す。古いものと新しいもの。芸術家の卵たちはこの町にどんな歴史を刻み込んだのか。


【フォトレポート・トピックス】
●ニトリの経営セミナーで中国人経営者70人が道内視察
●札幌建設業協会と札幌市が「不法投棄撲滅」で協定を締結
●札幌で“沖縄の夜”を満喫! 7月20日に「泡盛を楽しむ北海道の集い」
●大賑わい! Qちゃんファ ーム種まき祭
●SATO社会保険労務士法人が無料相談・「雇用調整助成金」の活用
●拓殖大学友会札幌支部60周年に応援団OBが大集結
●旅行代理店わくわくホリデーが副都心に2店舗目をオープン!

【人物株価】~この人の株は上がったか下がったか~
●横山 清 ●松本 龍 ●横路 孝弘
●高橋 幹夫 ●庄司 大 ●向谷地 生良
●西村 公利 ●堀江 貴文 ●高橋 功
●中田 翔 ●インラック・チナワット

【information】

■シネマ『コクリコ坂から』
■シネマ『日輪の遺産』

【連載コラム】
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*連載小説「時は誰も待たない」
*風俗嬢の休日(お嬢様協奏曲「碧波うい」)
*気になるあの娘のOnとOff(絶対領域「ゆき」)
*たまにはマンガも読みたまえ!
藤子不二雄A『無邪気な賭博師』
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
N・スタルヒン 『白球に栄光と夢をのせて わが父V・スタルヒン物語』
*新設企業ファイル
*異聞見聞稚内
*暑中見舞い名刺広告

【今月の表紙】鈴木翁二画
『みんみんといた夏』


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