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2011年02月15日

「北方ジャーナル」2011年3月号

「北方ジャーナル」2011年3月号

2月15日発売。お求めは道内有名書店、セイコーマートオンライン書店『Fujisan.co.jp』、または当社(右サイドバーのメールボタンから)までお問い合わせください。

【報道特集】
納税者への誠意が問われる“選良”の情報発信度ランキング
道議・札幌市議1期生のホームページを総点検!!
今や「常識」のツールを使いこなす議員は何人?


第17回統一地方選挙における道議会議員および札幌市議会議員選挙まで2カ月を切り、出馬を予定している議員は浮き足立ってくる頃だ。しかし、有権者からは「活動が見えない」と言われ、特にこの両議会議員の高額な議員報酬や政務調査費は長らく批判の的となってきた。日頃、議員はどのような活動をし、いかに情報発信をしているのか。本誌は、07年の同選挙で初当選した新人議員の計36名を対象に、ホームページを利用した自身の「情報発信度」を徹底調査。そこで浮かび上がってきた“公人の資質”とは──。


【インタビュー】
今春の北海道知事選に出馬する
元“スーパー公務員”・木村 俊昭さんに訊く

「“食とエネルギー”をキーワードに強く、
発信力のある北海道を」


「北方ジャーナル」2011年3月号三選を狙う高橋はるみ知事の対抗馬として、民主党北海道などが満を持して担ぎ出してきたのが元農林水産省大臣官房企画官で「スーパー公務員」の異名を持つ木村俊昭さん(50)だ。小樽市役所時代に培ったマチ興しの手腕を買われ、内閣府の企画官に抜擢。農水省に異動後も地域の担い手の育成や地域ビジネスの創出、地域活性化のアドバイザーとして全国各地で講演を続けるなど正に八面六臂の活躍ぶり。そんな木村さんに出馬を決意させたのは、「北海道を元気にしたい」という故郷への熱い思いに他ならない。北海道再生の切り札はあるのか。アイデア豊かな木村氏に処方箋と将来ビジョンを訊いた。


【インタビュー】
今春の札幌市長選に出馬する
元総務省キャリア官僚・本間 奈々さんに訊く

「今こそ道都、北海道のエンジン役
として相応しい公共投資を!」

「北方ジャーナル」2011年3月号来る札幌市長選で三選を目指す現職の上田文雄市長。その対抗馬として自由民主党札幌市支部連合会(札連)が中心となり擁立した候補予定者が、元総務省キャリア官僚の本間奈々さん(41)だ。上田市政への出向経験があり、財政再建中心の弊害を肌で感じてきたという本間さんは「札幌市がどういう将来像を描いているのかが見えない」と痛烈な批判を展開する。安定したポストを捨ててまで、市長選への出馬を決意させたものは何だったのか? 「思い入れのある札幌に戻りたかった」と語る本間さんに、その胸中を訊いた。


【連載第21回】「倶楽部は踊る──記者クラブはどこへ」
「地方記者クラブを語るかい?」──フリー記者座談会

「北方ジャーナル」2011年3月号記者クラブ周辺の話題は尽きず、中央では官庁記者会見オープン化の動きが一進一退を繰り返している。一月下旬にはフリージャーナリストら十四人が「自由報道協会(仮)」設立準備会を発足させ(のち22人)、同会主催の記者会見を大手メディアが報じるなど、これまでにない展開も見えてきた。だが、それはいずれも首都圏での話。地方の事情が話題に上る機会はほとんどないと言ってよい。「ならば聴こうじゃないか」と腰を上げた仕掛け人の号令一下、繁華街の路地裏につどった面々の濃厚な語りを、ここに報告する。題して、「地方記者クラブを語るかい?」──。

【報道特集】
道南の老舗建設会社が罠にハマった「手形詐取事件」を追う
“架空の人物”を仕立て手形を不正入手する手口が露呈!
暴力団幹部らも関与か?


創業四十年近くになる道南・森町の中堅建設業者、㈱西村鉄建工業(西村豊社長)が手形詐取事件に巻き込まれ、経営危機に直面している。取材を進めると、そこからは“反社会勢力が仕組んだ危ない構図”が、色濃く浮かび上がってきた──。


【教育】通信制「星槎国際高校」の挑戦を追う
学びの場は“福祉の場”
子供たちの個性に合った仕組みづくりを


「北方ジャーナル」2011年3月号不登校や学習障害など生きにくさを抱えた若者たちの学びの場として、全日制と比べ出席日数という“縛り”が緩やかな通信制高校が注目されている。今回、取り上げる「星槎(せいさ)国際高校」(本部校・芦別市)は通信制高校でありながら通学に重点を置くユニークな教育方針で知られる。挫折しかけた生徒に対しても教師陣が一丸となってサポート体制を組むなど、道内でも例を見ない“熱い”高校だ。同校の札幌学習センターを取材し、通信制高校の置かれている現状と課題を探った。


【報道特集】
札幌市と“20年闘争”を繰り広げる男の軌跡──農地違法転用篇2
「札幌市が詫びるまでやるよ。これは平成の奴隷解放運動だ!」

「俺の土地の許認可権限は俺のもんよ。文句があるなら市は告発すりゃいいんだ」。平成元年の秋に手稲前田地区で開始された酪農団地の造成を契機に、地元の“元農家”田中賢三氏(63)は、二十年以上にわたり札幌市を批判し続けている。「地域密着型の経済博徒」と自らを評する同氏は、農地を違法転用してパークゴルフ場を開設、さらにその周辺に違法建築物を次々と建てるなど過激な挑発行動を行なっている。だが、田中氏が違法行為を強行する背景には、同氏なりの考えがあるようだ。


【ニュース】
◆帯広空港へのエア・ドゥ乗り入れで
 早くもJALとの“運賃競争”が勃発

 ──利便性高まるビジネスの足。エア・ドゥの狙いは本州旅行客の誘致
◆都条例にマンガ家らが真っ向反発
 副知事の挑発受け、夕張で雪かき

 ──報告会中継に6万人。月内にも公開インタビューへ


【シリーズ特集】ススキノは変われるか?
ススキノに住もう!
ネオンの裏に息づく暮らし
「こんなに住みやすい町、ほかにないですよ」
 髙栁 司さん 【豊水地区連合町内会副会長】

「北方ジャーナル」2011年3月号気がつけば四年半のおつきあいを願っているシリーズ特集「ススキノは変われるか?」だが、今回をもって区切りとし、次回からは装いも新たなススキノ特集をお届けしたい。で、最後に登場いただくのは正真正銘のススキノの住人、連合町内会幹部の髙栁司さんだ。歓楽街と同居する下町の、なんと暖かでのびやかな風情であることか。私たちは本当に愛すべきマチを持っている──。


【視点】─アイヌの誤謬─ 砂澤 チニタ
「チニタ」という名前に呪われ翻弄され続けた私

今回筆者は、北海道ウタリ協会(当時)在職時の話からいったん逸れて、「自分の名前」という極私的なテーマを選んでいる。名前に由来したアイヌがらみの差別、名付け親ビッキとの葛藤、そして自分探しの長い旅路…。彼女が「チニタ」という自分の名前に安住する日は来るのだろうか──。


【医療】
社会医療法人社団 カレス サッポロ
LSI札幌クリニック (札幌市)
最先端の検査で予防・診断・診療──。
PETの活用で人々の暮らしに革新を


「北方ジャーナル」2011年3月号いつまでも健康でいる秘訣はなんといっても早め早めの対処、つまり予防だ。数ある病気のなかでも特に脳や心臓、そしてガンは、症状が現れてしまったときにはすでに深刻な状態であることが多く、予防の心掛けと行動がより大切になってくる。札幌市内に時計台記念病院(中央区)、北光記念病院(東区)などを展開する社会医療法人社団 カレスサッポロ(大城辰美理事長)のLSI札幌クリニック(東区)は、PET-CTなどの高度な医療検査機械の数々を導入。従来の人間ドックよりも一歩踏み込んだ同クリニックならではの検診プログラムを実施し、予防医療に積極的に取り組んでいる。河合裕子所長に同クリニックの概要とその役割について語ってもらった。


【長期連載】“農と食”北の大地から 特別インタビュー
地産地消や「農的循環社会」を唱える農林水産副大臣・篠原孝さん
聴き手 ルポライター 滝川 康治
TPPはどうあれ農の再生は急務
“一次産業を守る”は国づくりの基本
人と地域に着目した直接支払いを


「北方ジャーナル」2011年3月号「地産地消」という言葉の生みの親をご存じだろうか。かつて異色の農林官僚として鳴らし、現在は農林水産副大臣の篠原孝さんがその人である。「輸出振興は前世紀の異物」、「余計なものはつくらず、ものの移動は最小限に」が持論で、一貫して環境保全型農業を提唱。今、農林漁業の再生とTPP(環太平洋経済連携協定)、長年の持論との狭間にあって奮闘中だ。農水省を訪ねて、揺れ動く国政や農業再生への道筋についてインタビューした。


【話題の人】
情報サイト「鳥及び新型インフルエンザ海外直近情報集」を主宰
医学ジャーナリスト 外岡 立人さんに訊く
「今の日本は風が吹いたらどこかへ行ってしまう。
 そんな危うさを感じます」


強毒性の高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)が全国で猛威を振るい、野鳥や家禽の感染が相次いでいる。人への感染は、野鳥と濃厚な接触をしない限り稀とされているが、侮ることなかれ。確率は低いとはいえ、ある日突然変異して人から人へ感染する毒性の強いウイルスに変身する可能性があるというのだ。WHО(世界保健機構)の想定によると、人の致死率は60%以上だというから恐ろしい。それにしても、なぜ感染はここまで拡大しているのか。日本の防疫体制は大丈夫なのか──。医学ジャーナリストで、情報サイト「鳥及び新型インフルエンザ海外直近情報集」を主宰する外岡立人さんに訊いた。


【長期連載】
ホンネで語る北海道独立論 (特別篇) 白井暢明
民主党政権への苦言
「国を開く」のは外国にではなく地方に!


 佑ちゃんフィーバーが加熱している。まだ入団したばかりの新人の二軍キャンプに数百人の報道関係者や数千人のファンが押し掛ける光景はどうみても異様だ。日本国民がいかにミーハーでメディアのプロパガンダに弱いかがよくわかる。ともあれ、これで今年のプロ野球ファンの注目が日ハムに注がれることになるのは確実であり、それ自体わが北海道にとって悪いことではない。
 他方、北海道民の熱い支持で誕生したはずの民主党政権のほうは、このところメディアの冷たい批判に晒され続けている。特に一部週刊誌のヒステリックな民主党政権バッシング(私はただ新聞広告の過激な見出しを見るだけだが)は、メディアとしてあるべき最低限の品位すら感じられないひどいものだ。そこでは菅総理をはじめ政府首脳はほとんど“アホ呼ばわり”され、こんな民主党政権はまさに崩壊前夜と言わんばかりの論調だ。先の佑ちゃんフィーバーと併せて、よく言われる「熱しやすく冷めやすい」という日本人のメンタリティの表れとも言えるだろう。それにつけても、日本の中では「熱しにくく冷めにくい」という逆のメンタリティをもつわが北海道民は、いまの日本にはびこるこんな軽薄な風潮(景気低迷への憂さ晴らしかもしれないが)に決して乗ってはいけない。

【フォトレポート・トピックス】
●ニトリのネットワークを活かし、札幌市のPRを!
 似鳥社長が「さっぽろ市産業振興サポーター」に
●第62回 さっぽろ雪まつり “純白の美”華やかに開催
●太陽北海道地域づくり財団 平成23年度助成事業贈呈式
 「北海道の“未来づくり”のために」
●札幌ハイヤー協会と札幌市が“環境首都・札幌”を目指して
 ごみ不法投棄の監視協力協定を締結
●特別ゲストは「琉球ソウルエスニカ」!
 2月24日に「第14回 北海道泡盛の夕べ」

【人物四季報】〜この人の株は上がったか下がったか〜
●加藤 欽也 ●久保田兄弟 ●村上 智彦
●水澤 佳寿子 ●篠原 孝 ●高橋 康弘
●赤尾 昭彦 ●藤井 純一 ●徳永 エリ
●与謝野 馨 ●ホスニー・ムバラク

【information】
■シネマ『しんかんせん大集合』
■シネマ『漫才ギャング』
■新譜情報
■イベント『昭和新山国際雪合戦』

【連載コラム】
*北方ジャーナル←→財界さっぽろ「交換誌面批評」
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*連載小説「時は誰も待たない」
*風俗嬢の休日(すすきのヘルス「プラチナ」まな)
*たまにはマンガも読みたまえ!
 新井英樹『愛しのアイリーン』
*懐かしのRock 
 クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング 「4ウェイ・ストリート」
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
 久生十蘭『海豹島』
*異聞見聞稚内
*新設企業ファイル

【今月の表紙】
鈴木翁二画『春の祝』


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