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2011年01月19日

夜歩く、でも徒労

夜歩く、でも徒労
車道側に積まれた雪で歩道から校舎がほとんど見えません

札幌市内の小学校は、19日が3学期の始業式。豪雪で道路除雪が遅れているとはいえ、例年であれば始業式に合わせて学校前の通学路は排雪が行なわれる。

そこで、札幌市の雪対策事業を支える除雪業者の皆様の奮闘ぶりをお伝えしようと、18日の深夜に娘が通う小学校にカメラを持って出動したが、見事に肩すかしを喰った次第。

歩道は確保されているものの、冒頭の写真で分かるように車道側に積まれた雪山のせいで、身長171cmの筆者でも場所によっては校舎がほとんど見えない。通学時間帯はPTAボランティアが交差点や小路の出入り口付近に立って児童を誘導するが、安全面でどうなんでしょう。

夜歩く、でも徒労
車道幅員は車1台分。対向車との駆け引きも冬道の醍醐味?

車道の方も幅員は極小。対向車と譲り合わなければ進めない状況です。ついでに周辺の2校区にも足を伸ばしましたが、校舎前がバス路線となっている小学校だけは排雪が行き届いておりました。

夜歩く、でも徒労
バス通りはきれいに排雪され、2車線が確保されておりました

仕事柄、市内のアチコチを毎日走っておりますが、市内10区でもエリアによって除排雪の進捗にかなりムラがある様子。17日のブログで紹介した投書でも、今年の豪雪を「災害」と表現していましたが、確かに連日続く大渋滞は経済活動にもかなり影響を及ぼしているでしょうなあ。

除雪業者の皆さんも、疲労困憊の中で頑張っていらっしゃると思います。しかし、何とかもう一踏ん張りして、一日も早く「災害」を解消していただきたいものです。(ひ)


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