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2010年11月18日

「こまどり姉妹がやって来る」がやって来る!

「こまどり姉妹がやって来る」がやって来る!
こまどり姉妹はデビュー半世紀超、“演歌界のザ・ピーナッツ”と呼ばれ、一時代を築いた

 北海道がルーツの演歌デュオ・こまどり姉妹が、北海道に帰ってくる―!

 12月8日、札幌国際大学「ホッカイドウ学」準備室が企画したイベント「こまどり姉妹とその時代」が札幌市内で開かれる。歌謡ショーのステージに加え、民俗学者の赤坂憲雄さんらによる“公開聞き書き”が披露されるほか、ドキュメンタリー映画『こまどり姉妹がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』(2009年、片岡英子監督)が特別上映される。

 札幌国際大 北海道地域・観光研究センター「ホッカイドウ学」準備室の企画で、道新文化事業社が主催する。来春発足予定の「ホッカイドウ学」講座に先立ち、炭坑全盛期の道内をルーツとするこまどり姉妹が生きた時代を考える試みとして、同準備室長で民俗学者の大月隆寛さんが企画した。トークセッションの形をとる“公開聞き書き”では、民俗学者の赤坂憲雄さんと評論家の朝倉喬司さんが登壇、こまどり姉妹へのインタビューに臨む。30歳代の女性監督がメガホンを取ったドキュメンタリー『ヤァ!ヤァ!ヤァ!』は、絶妙な距離感で姉妹の来し方と現在を切り取って見せた秀作で、首都圏の単館系上映館などで静かな話題を呼んでいる。

「イベントや映画を通して、芸能人が“異人”だった時代の空気を感じ取って貰いたい」と、大月隆寛さん。「可能なら学生たちと一緒に『ヤァ!ヤァ!ヤァ!』のフィルム持参で道内各地を行脚し、公民館や集会所で上映しながら地元の人たちと語り合いたい」と、今後のホッカイドウ学の展開にも意欲を見せている。同学では来年度以降も、比較炭坑学(北海道と九州の炭坑文化の比較)や札幌五輪以前・以後、“マンガと北海道”論、などの講座を構想中という。

「こまどり姉妹とその時代」は、12月8日(水)、札幌市中央区の道新ホール(大通西3)で。昼の部は13時から(12時30分開場)、夜の部は18時30分から(18時開場)。ともに税込み2,500円で、全席自由。問い合わせは、道新プレイガイド(011・241・3871)へ。  (ん)

・チケット販売
 道新プレイガイド
 4プラプレイガイド
 大丸プレイガイド
 チケットぴあ (Pコード:618-332)
 ローソンチケット (Lコード:14413)
 JR北海道 みどりの窓口ツインクルプラザ



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この記事へのコメント
今日の道新37面広告「釧路に帰れ」見ましたか?
何かのサインでは?スクープでは?
ジャーナリスト魂に燃えるネタではないですか?
こんなの初めて見ました!!
Posted by 北ジャファン at 2010年11月19日 12:37
 不謹慎を謗られること覚悟で書き込みますが、おばあさんはおじいさんなのかもしれません。
Posted by 小笠原 淳 at 2010年11月19日 15:44
 記者というお仕事、ここまで深い洞察力をもって初めてなることに気づかされ、改めて感服することしきりです。
 「太郎(仮)ばあちゃん」とは記すことのできなかったご家族の心中に思いを馳せながら、今後の益々のご健筆をお祈り申し上げております。
Posted by 坂口 at 2010年11月21日 12:42
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