2010年11月04日
ある警告文の怪
本日、取材で札幌市内の大学を訪ねた際のこと。ある教室の掲示板に貼られていた1枚の警告文。
「ストーカー行為はセクハラです」
うぅむ…言いたいことは分かるのだが、警告として訴えるなら
「ストーカー行為は犯罪です」
の方がいいのでは…?
俗に「ストーカー規制法」という刑事法があるように、これはれっきとした刑事罰対象行為だ。それが、似て非なるセクハラという“民事案件”に格下げされて結論づけられるのはいかがなものかと思う今日この頃である。
さらに、女子トイレでは…
「男子学生 使用禁止」
うぅむ…言いたいことは分かるのだが、警告として訴えるなら個室の中ではなく、女子トイレ自体のドアに貼るべきでは…?
これを「男子学生が目にする」こと自体がすでに手遅れなわけで、侵入を未然に防げなかったことに他ならない。
ある女子学生に話を聞くと、「トイレは階によって男女が分かれているから、階段の上り下りが面倒で女子トイレに入ってしまうことがあったみたいですよ」という。まぁ大らかというか何というか…。
何にせよ、若人だらけの空間に1時間半も滞在し、久々に若いエキスを吸収したオッサンの独り言でした。
あ、ちなみに上の写真は私が撮ったわけではありませんので念のため。 (や)
Posted by 北方ジャーナル at 18:10│Comments(0)
│どうでもいい話
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