さぽろぐ

新聞・ニュース  |札幌市東区

ログインヘルプ


 › 月刊誌「北方ジャーナル」公式ブログ › ニュース › 「犯罪中国人を許さない!」在特会が怒りのデモ行進

2010年10月24日

「犯罪中国人を許さない!」在特会が怒りのデモ行進

「犯罪中国人を許さない!」在特会が怒りのデモ行進
日章旗を掲げてデモ行進をする在特会ら約70人の市民

尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件に関し、相手の顔色を窺うことしかできない「土下座外交」は日本のお家芸となっている。中国国内では反日デモの様子が連日のように報道され、暴徒化した一部の市民による日系企業の施設などへの破壊行為もまた連日報道されている。

そんな中、過激な言論によるデモや街頭活動などで知られる保守系市民団体「在日特権を許さない市民の会」(以下、在特会)北海道支部による「反中デモ」が札幌市中心部で行なわれた。

「犯罪中国人を許さない!」在特会が怒りのデモ行進

「中国の侵略から日本を守れ!」と題したこのデモには約70名が参加し、「俊傑憂憤の集い」や「そよ風北海道支部」など7団体が協賛・後援した。

この日の主な主張は、尖閣諸島沖での事件を挙げ「中国人の蛮行を許すな」というものと、北海道観光振興機構が政府に提案している中国人観光客への優遇措置「北海道観光インバウンド特区」に反対・抗議するというもの。

デモ中、彼らは大音量で次のようなシュプレヒコールを連発した。

「中国の侵略から日本を守るぞ~!」
「日本政府は証拠のビデオを国民に公開しろ~!」
「検察は罪を犯した中国人船長を起訴しろ~!」
「中国による領海侵犯を絶対に許さないぞ~!」
「胡錦涛、温家宝は日本への領海侵犯を謝罪せよ~!」
「北海道観光振興機構をオホーツク海に叩き込め~!」


最後の一文がよく分からない(笑える)が、ともかく過激な言葉で訴えるのが彼らの特徴である。

「犯罪中国人を許さない!」在特会が怒りのデモ行進
札幌市役所前では「上田文雄は絶対に許さないぞ~!」

また、彼らは上田文雄札幌市長を「左翼の売国市長」として激しく憎悪しており、札幌市役所前では立ち止まり、日曜日で本人がいないにも関わらず激しく糾弾した。

返す刀で、市役所の至近にあるNHK札幌放送局に対しても「NHKの嘘・捏造を絶対に許さないぞ~!」と雄叫びを上げた。

     ◇     ◇

「犯罪中国人を許さない!」在特会が怒りのデモ行進
彼らはマスコミ報道にも大いに不満を持っている

在特会と言えば、京都市内の朝鮮学校に対する威力業務妨害容疑により複数のメンバーが逮捕・起訴され、さらに徳島県でも徳島県教組への業務妨害容疑で逮捕者を出すなど、その表現手法は決して穏やかなものではなく批判も多い。しかし「良くも悪くも、まず我々の活動を知ってもらうことが大事」と意に介さない。

日本人は概して自国への関心が薄く、自身のことしか考えない「事なかれ主義」という性質を持つ。一方、中国人には「世界中が中国になるべきだ」という気質が根底にあると言われる。

我が国における在特会のようなデモ行進は常に異端児扱いされやすいが、政府も国民も「触らぬ神に祟りなし」の精神構造のままでは、そのうち日本は本当に中国の一部になってしまいますゾ。 (や)

【関連記事】
全国で勢力を拡大する「在特会」って何者?(2010.4.19)



同じカテゴリー(ニュース)の記事画像
北大総長解任取り消し訴訟で札幌地裁が名和氏の請求を棄却
北海道の巨星、伊藤義郎氏を偲ぶ「蒼空のつどい」に500人 人柄と功績が伝わる厳粛な“お別れ”
両国関係の“雪解け”を願い「日中友好・新年交流会」を開催 春節のタイミングに合わせ4年ぶりの盛会
全国から精鋭チームが集う昭和新山国際雪合戦 まもなく開催へ 今年からエンタメブース「スノーパーク」が復活
「介護難民を救え!」 能登半島地震被災地に介護職員を派遣する、つしま医療福祉グループが出陣式
例年好評のオホーツクフェア  今年は1月24・25日に開催   海と大地の恵み、オホーツクの魅力が満載
同じカテゴリー(ニュース)の記事
 北大総長解任取り消し訴訟で札幌地裁が名和氏の請求を棄却 (2024-03-16 00:01)
 北海道の巨星、伊藤義郎氏を偲ぶ「蒼空のつどい」に500人 人柄と功績が伝わる厳粛な“お別れ” (2024-03-08 14:25)
 両国関係の“雪解け”を願い「日中友好・新年交流会」を開催 春節のタイミングに合わせ4年ぶりの盛会 (2024-03-03 19:23)
 全国から精鋭チームが集う昭和新山国際雪合戦 まもなく開催へ 今年からエンタメブース「スノーパーク」が復活 (2024-02-22 16:24)
 「介護難民を救え!」 能登半島地震被災地に介護職員を派遣する、つしま医療福祉グループが出陣式 (2024-01-16 12:05)
 例年好評のオホーツクフェア 今年は1月24・25日に開催 海と大地の恵み、オホーツクの魅力が満載 (2024-01-10 16:58)

Posted by 北方ジャーナル at 18:20│Comments(13)ニュース
この記事へのコメント
こんばんは。
取材来て頂きありがとうございました。
一言ご挨拶したかったですが、タイミングを逃してしまいました。
中立視点の良い記事だと思います。
またお会いすることがありましたら宜しくお願い致します。
Posted by 高橋阿矢花 at 2010年10月25日 22:10
このシュプレヒコールのどこが過激なんだろう?
中国のデモでは日本人を殺せとか
日本を地上から抹殺せよとかいってるのに

「北海道観光振興機構をオホーツク海に叩き込め~!」
これは不思議だったけど
Posted by bb at 2010年10月26日 07:19
この団体の背後に何があり、どういった思惑があるのか、少々疑問です。裏の裏まで考える必要ありかなと。 それに、こういう暴力的な団体に日章旗など掲げて欲しくはないです。
日本人が中国人の真似をする必要などないです。
Posted by みけ at 2010年10月26日 20:22
日本人が中国人の真似するなとかよく書く奴いるけど
それではどうやって中国に対する抗議の意思表示を
したらいいのですかね?

ネットだけだとネット右翼とか言われるだけだし。

まあ裏に何がいるかわからん団体であることは確かだけど
左巻きの馬鹿どもだけでなく、こうした連中もガンガン
デモしたほうがおもしろい
Posted by gg at 2010年10月26日 20:31
私は在特会を全否定している訳ではなく、主張に関しては賛同すらしていますよ。
ただ、真摯な考えで参加している方々まで、何か別の意図に利用されているとしたら、何だか気の毒だなと…余計なことですけれど。
Posted by みけ at 2010年10月26日 22:20
在特会が普通でしょう。
頑張れ。
Posted by 日本人 at 2010年10月27日 16:20
>みけさん
在特会の背後に何があるのでしょうか?
背後に別の何かの存在があるなど、聞いたこともありませんが。
気になるのでしたら、東京の本部にメールしてみてはいかがでしょうか(公式HPにアドレスはあります)。

それと、在特会は確かに風評がよろしくないですが、具体的に、どの辺が「暴力的」なのかお聞かせ頂きたい。
在特会も、協賛・後援団体も、中国国旗を燃やしたり、中華料理店のガラスを割ったりするつもりは毛頭有りません。
カメラの前で、中国製品を壊すといったことも致しません。

実はこの日、ほぼ同じ時間帯に、大通西10丁目において、全学連なる左翼組織が集会を行っており、機動隊がはりついていたそうです。
昭和の時代、ゲバ棒やら火炎瓶やら鉄パイプやら持って大暴れした組織ですよね?
彼らの方が「暴力的」という単語があてはまるのではないでしょうか?
Posted by 高橋阿矢花 at 2010年10月27日 19:40
こちらのブログは初めて拝見しました。

>みけさん

デモが中国の真似なら、フランスで行われている高校生のデモなども中国の真似ですね。
北海道支部の平穏なデモまで否定するなら、それは示威行進という表現形態を否定するものとさえ言えましょう。
「暴力的な団体」呼ばわりするわりには具体的な事実の摘示もありませんし、「何か別の意図」とだけおっしゃってそれについての説明もないようですから、「こういう団体は、なにか邪悪な存在に操られているに決まっている(だから関わりあってはいけない)」とか、そういう印象操作だと言われても仕方ないですね。
他人を批判するのなら、それこそ真摯な態度が必要なのですよ。でないとただの中傷になってしまいます。

ネット上にはちゃちな印象操作がお得意な方がかなりいらっしゃいますので、いちいち相手にする必要もないのですが、ただ相手にしないと言っているだけではその時点ですでに情報戦に負けているとも言えます。
なにしろレーニン自身が「共産主義者はあらゆる欺瞞を平然と行わなければならない」と書いているぐらいですから、左翼にとってウソは当たり前なんですよね。私などは「左翼の活動は基本的にウソで成り立っている」とまで思っています。
このレーニンの教えを忠実に守る方々が「在特会は右翼」「在特会は暴力集団」とふれてまわることを許してしまうと、それが真実になってしまいます。
中国・韓国・北朝鮮もお得意の「ウソも百回言えば真実」ですね。

なので、キリのない話ではありますが、ウソの言いっぱなしを許さず、機会あるごとに反論することも必要だと思います。

同じ日に全学連の集会もあったんですか~怖いですね~。
全学連にもいろいろ(たしか5系統ぐらい)あるのですが、いまちょっと調べてみたらどうやら革マル派系だったようですね。
左翼のみなさんからもやれ暴力的だの下品だのと言われる在特会ですが(笑)少なくとも爆弾テロやリンチ殺人が当たり前の人たちに批判される謂れはないですね。
Posted by GEDDY at 2010年10月27日 22:41
特定行政機関を「批判」じゃなく「恫喝」になってますな。笑えますけど、これが平和的な言論?

そして、このブログに書かれてる内容が事実であるなら、既に反中デモですらないw

そりゃ、上田は左翼だから気に食わないだろうから文句も言いたいだろうけど、あちこちに問題を拡散させて、どうするのだろう?
例えば特区構想が気に食わないなら行政機関だけじゃなく、知事にも批判を加えなきゃ変でしょう。

北海道支部が在特会本部と一切関係ない、というのなら話も通りますが北海道支部長は在特会副会長じゃないですか。それだけで一連の在特会の起こした「事件」に一定の責任も発生しますし、支部は独立採算なのか本部から金をもらっているのかで、また、話が変わってきますし。


全学連よりマシなんて目くそ鼻くそなお話でしか正当化出来ないのは変ですよ。
罵声は火炎瓶よりマシなんて世間に問題意識を広げてもらおうという人が取るべき理屈ではないですね。「言葉」というのは叡智でもありますが、使い方を間違えれば人を殺すこともあるんだ、というのが分かってないんだよなー

もし、北海道支部が在特会で事件を起こした連中とは違う!平和的な団体だ!と主張するのであれば「在特会」の看板を下ろして「別ですよ」とやれば宜しいのではないかと。

まとまりがありませんが、そんな感想を抱きました。
Posted by ? at 2010年10月30日 04:36
コメント読ませて頂きました。 意味ありげな表現をしたことはお詫びしますが、でも自分達の組織を信じているなら、外部の雑音や批判や疑念など、どうでもいいのではないですか? どんな団体であれ必ず肯定も否定もされる訳で。 暴力的と書いたことに関しては、北海道支部の方々は良識的な方々だとは思いますが、徳島県教組に不法侵入、大騒ぎし、逮捕、起訴された件の動画などを見てしまうと、言葉は悪いですが、まるでチンピラ。理解しろという方が無理ですよ。 しかも、そういう蛮行の動画すべて、会が自らUPし、逮捕された際の証拠資料となっているお粗末さは意味不明です。 以前の、朝鮮初級学校襲撃デモに関しても、会が自ら動画をUPし、弁護士会や人権団体に目を付けられ、朝鮮学校側が撮影したビデオを国連人種差別撤廃委員会に提出され、結果、在日側を利することになり、日本人はレイシストであるかのような対外印象をも与える結果になりましたよね? 抗議するにしても、どうして手法を考えないのか疑問です。 それから、私は平穏なデモまで否定はしていませんよ。中国の様なデモは当然否定しますが。 とにかく、会の皆さんの今後の活動のあり方で、正しさを証明されればいいだけのことだと思いますよ。
Posted by みけ at 2010年10月30日 05:39
>>みけさん

>>会の皆さんの今後の活動のあり方で、正しさを証明されればいいだけのことだと思いますよ。

ええ、そのとおりですね。
ただ(これは私個人の考えですが)みけさんも認めていらっしゃる「意味ありげな表現」(結果的にそうなったのかもしれませんが)で他人を誹謗するような言論にはきちんと対抗すべきだとも思っています。

また、組織を信じているなら誹謗中傷も黙って受け入れなさい、などと仰る方が言論の自由や運動の方法を語るのは、若干引っかかるものがありますが。

と言いつつ私にもお詫びしたかったことがありまして、前回投稿の「ネット上にはちゃちな印象操作がお得意な方」云々以降についてはみけさんのことを申し上げたのではありません。
思いついたままに流れで書いてしまったので、この点はお詫びしておかなくてはならないと思います。

私はただ在特会の主張に賛同しているだけですので全体の運動方針などについて語る資格はありませんが、少なくとも北海道支部は「言論で戦う」と明言されています。
みけさんも「主張に関しては賛同すらして」おられるということなので、もうしばらく動向を見守っていただければ幸いです。
お互いに、いつか「小異を捨てて大同につく」ことがあればと思います。
Posted by GEDDY at 2010年10月31日 18:45
自分も30分でも参加しようと行ったら遅すぎて参加できず
申し訳ありませんでした。
自分は7年前?北朝鮮による拉致被害者引渡し後?(時期の記憶が定かでなくって申し訳ない)の東京であったネット主催のデモに参加しました。あのとき50名くらいだったと思いますが札幌で70名も集まったのでしたらすごいですね!次回は参加したいので企画してください。
Posted by サイト at 2010年11月01日 06:11
>?さん
>罵声は火炎瓶よりマシなんて世間に問題意識を広げてもらおうという人が取るべき理屈ではないですね。
「マシ」とは考えていませんよ。
「言葉の暴力」なるものもありますし、誹謗中傷で自殺する方もいらっしゃるくらいですからね。

しかし、単純に「暴力的」という単語のみ書かれた場合、「言葉の暴力」なのか、「殴る蹴る等の肉体的行為を伴う暴力」なのか、あるいはどちらも含まれるのかわかりません。
具体的な説明がないため、どちらとも取ることができます。
そのため、上のコメントで全学連について書きました。


>もし、北海道支部が在特会で事件を起こした連中とは違う!平和的な団体だ!と主張するのであれば「在特会」の看板を下ろして「別ですよ」とやれば宜しいのではないかと。
京都や徳島で事件を起こした方(全員が在特会の所属ではないようですね。勝手にいっしょくたにする方が多いようですが)と違うとは思っていませんし、在特会が平和的な団体とも思っていません。
上のブログの文章には、「平和的」という単語が1つもありませんし、在特会=平和的と、イコールで結びつけている方がどれだけいらっしゃるのかはわかりません。

ただ、別団体でやれば良いという意見には同意です。
何でもかんでも、在特会だけが批判する権利など何処にもありませんから。
主張に賛同するけどやり方が気に入らない、主張そのものが気に入らないなら、別団体でやれば良いだけです。
私は在特会の主張に賛同していますので、一緒にやらせて頂いております。



>みけさん
>外部の雑音や批判や疑念など、どうでもいいのではないですか?
確かに、あれもこれも……と批判をまともに受け入れていてはキリがありません。
が、時には対処することも必要だと思います。
「無言の肯定」という言葉もありますし、黙っていたままでは、取り返しのつかないことになることもありますから。

>徳島県教組に不法侵入、大騒ぎし、逮捕、起訴された件の動画などを見てしまうと、言葉は悪いですが、まるでチンピラ。理解しろという方が無理ですよ。
いきなりあの動画だけ見たら、確かに仰るとおりですね。
擁護できないことも行っていますし。
しかし、絶対に理解しなければならない、ということもないと思います。

今関西がどのように動いているかわかりませんが、あのやり方を変えろ!と仰るのでしたら、その旨を関西の方に直接伝えるか、自らが動いて変えるしかないと思います。
在特会を理解するのではなく、1から新しく関係の無い団体を作り、在特会以上の規模・支持を得れば、誰も在特会など気にかけなくなります。
Posted by 高橋阿矢花 at 2010年11月07日 22:35
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

QRコード
QRCODE
削除
「犯罪中国人を許さない!」在特会が怒りのデモ行進
    コメント(13)