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　　北海道医療大学（本部当別町・新川詔夫学長）で女子学生に悪質なセクハラ行為を繰り返していたとされる心理科学部の男性教授・Ｋ氏（50）が停職７日間の懲戒処分を受け、近く辞職することとなった。６月10日午後、本誌の取材に同大人事課が明らかにした。

　同課によれば、処分内容は９日付でキャンパス内の掲示板に告知された。「男性教授50歳」という表記で実名を伏し、ホームページなどでは公表しない方針という。これと前後して問題のＫ教授は「深く反省している」として３日に退職願を提出し、受理されたという。

「３月上旬、匿名によるＫ教授に関する告発文が複数の教授の部屋に投函されたことを契機に、本学として調査小委員会を立ち上げて、教授本人や関係者から話を訊いてきました。本人が“セクハラと疑われる行為をとったかもしれない”と認めた事や複数の目撃談が得られたことから、本学としてＫ教授のセクハラ行為を認定し、今回の処分を決定したものです。また停職７日間は、解雇に次ぐ重たい懲戒処分です」（同大人事課・高見裕勝氏）　　（く）